古城に住む女性の謎 古城の亡霊

古城の亡霊

女性の秘密を知ったらひどい目に遭う話

制作年 1963年
制作国 アメリカ
監督 ロジャー・コーマン
脚本 レオ・ゴードン/ジャック・ヒル
上映時間 79分
出演
ボリス・カーロフ
ジャック・ニコルソン
サンドラ・ナイト

だいたいのあらすじ

ある古城の中を燭台を手に見回っているおじさんが居たのですが、間もなく部屋から飛び出して来たミイラに遭遇していました。

ナポレオン軍の将校であるデュバリエ(ジャック・ニコルソン)が海岸を彷徨い、行き倒れそうになっていた所、ヘレン(サンドラ・ナイト)が水飲み場まで案内してくれました。
彼女は付近の風光明媚な崖や池などに案内してくれたのですが、忽然と海中に消えました。
デュバリエは慌てて後を追ったものの謎の鷹に襲われて気絶しました。

デュバリエが息を吹き返すとカテリーナ(ドロシー・ニューマン)という老婆の家で、ベッドで介抱されていました。
先ほどの鷹はカテリーナが飼っていたので「あいつに襲われたぞ!」と訴えたデュバリエでしたが、「この子大人しいから」と相手にされませんでした。
尚、デュバリエはこの家に出入りしているグスタフ(ジョナサン・ヘイズ)という男に助けられたそうで、ヘレンの事を訴えるデュバリエに、カテリーナは「そんなの居ないぞ。ヘレンというのはこの鷹の名前だぞ」と返答するのでした。
グスタフはリトルショップオブホラーの人ですね。

デュバリエは窓から鷹が飛び出したのを見て後を追ったのですが、そこでヘレンに再会しました。
ヘレンは突然彼に抱き着いて来てキスをして誘惑し、逃げ出しました。
デュバリエはそれを追ったのですが、彼女に流砂に誘導されそうになっており、そこにグスタフが現れて止めました。
グスタフは「恐ろしいことが起きてるから、ヴァンラップ男爵の家に行き、エリックを捜せ」とだけ告げて逃げ去ります。

デュバリエはカテリーナの猛反対を押し切ってヴァンラップの居城である古城に向かったのですが、なぜかカテリーナは「私のことは絶対言うなよ」と口止めしていました。
ということで古城にやって来たデュバリエは窓のヘレンの姿を発見して大騒ぎし、出迎えたヴァンラップ(ボリス・カーロフ)に「フランス政府だ。城に泊めろ」と要求しました。
この城には若い女性などいないそうで、デュバリエが目撃した女性は20年前に死亡したヴァンラップの妻に瓜二つでした。

そしてあてがわれた部屋の窓からヘレンを目撃したデュバリエはその離れに侵入します。
しかしそこは霊廟であり、ヴァンラップの妻イルサの墓があるだけでした。
その夜、デュバリエの馬は何かに怯えて逃げてしまいました。
執事のステファン(ディック・ミラー)はエリックという名を出しただけで動揺していたので、デュバリエはこの城は怪しいと睨みます。

デュバリエに追求されたヴァンラップはイルサは彼が兵役に出てから戻ると他の男とくっついていたので、怒りに任せて殺したと白状しました。
彼女の愛人であるエリックはステファンが殺害し、二人共事故死ということで誤魔化したのだそうです。
あの女性はイルサの亡霊なのだそうで、2年前から突然現れるようになったということでした。
その頃、グスタフは海岸に佇むイルサに向かって「こんなことは止めるんだ」と説得を試みていたのですが、彼女は「老婆に従う」と聞く耳持ちませんでした。

その後、ステファンはカテリーナが謎の電飾を用いてイルサに何かの儀式を行っているのを目撃したステファンは「お前、魔女だろ」と怒鳴り込んだのですが、カテリーナは「知らん」ととぼけ、エリックの名を出しました。

そしてデュバリエはヴァンラップが部屋で誰かと話している声を聞いたのですが、踏み込むと誰もおらず、出てけ!と叱られます。
ステファンが馬を用意したのでデュバリエは城を叩き出されました。

良識派っぽい感じだったグスタフは海岸の崖の上でデュバリエの姿を見て呼び掛けたのですが、直後に鷹に襲われて目を抉られた挙句、転落死しました。
デュバリエが駆け付けるとグスタフは「彼女は君を愛している。救ってくれ。今夜魂が解き放たれる」と言い残して息を引き取りました。
ということで城の霊廟に行ったデュバリエはあっさりイルサと再会し、一緒にパリに行こうと連れ出したのですが、彼女は「死の呪いがー」と呟きつつ消えました。

感想

これは普通です。
殺された女性が呪いで復活して色々してますって内容です。
コーマン監督にしてはまともなホラー映画で、お城も素敵です。
なのですが展開は微妙に矛盾があって後半のカテリーナとか超展開です。

よく考えるとイルサは自分の好きにこういうことをしていたのではないかという気がして怖いです。
結局、女は怖い的な話だったのでしょうか。

また、デュバリエが暇人ぶりを発揮しすぎだと思われ、ナポレオン軍ってこんな適当な奴でも務まるのかよ!とちょっと思いました。
パリに行こう!とか言ってましたが、ポスト追われてないでしょうか…
グスタフもなんだか思わせぶりな感じでハッキリしてよ!と言いたくなります。
でもこの人凄いとばっちりな気がします。

ラストまでのあらすじ

その後、ヴァンラップの後を尾け、「それはできん」等とイルサの亡霊と話しているのを目撃したデュバリエは「お前は誰だ」と怒鳴り込んだのですが、イルサの亡霊は消え、ヴァンラップは卒倒しました。
そして無人な筈のイルサの部屋に灯りが灯っていたので、ステファンの協力で踏み込んだのですが、ヴァンラップが「勝手なことすんな」と怒鳴り込んできました。
ということでまた叩き出されるデュバリエでしたが、イルサの亡霊が現れたのでどさくさ紛れにステファンを倒したのですが、ここにいたイルサの亡霊の正体はカテリーナでした。

実はカテリーナはエリックの母親であり、復讐のためにイルサの亡霊を利用し、ヴァンラップを自殺に追い込もうとしていたのでした。
しかしステファンから衝撃の事実を聞かされたのですが、ヴァンラップは20年前にエリックに乗っ取られており、現在のヴァンラップはエリックなのだそうです。
間もなくカテリーナは雷に打たれて死亡してしまいました。

なんだかよくわからないのですが、イルサを殺害したのはエリックらしく、イルサはエリックであるヴァンラップを狙っていました。
そして霊廟の地下にヴァンラップを誘導して水門を開けさせたイルサは助けに飛び込んできたステファン共々溺死させます。
ようやく飛び込んできたデュバリエがイルサを救い、連れ出したのですが、死者である彼女は朽ち果てるのでした。

THE ENDマークで終了です。

意外と普通のホラーだったのでビックリです。

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