そっくりさん現る 複製された男

複製された男

自分そっくりな男に出会ってひどい目に遭う話

制作年 2013年
制作国 カナダ/スペイン
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本 ハビエル・グヨン
原作 ジョゼ・サラマーゴ
上映時間 91分
出演
ジェイク・ギレンホール
メラニー・ロラン
サラ・ガドン

だいたいのあらすじ

大学の歴史講師アダム(ジェイク・ギレンホール)は恋人こそいるものの未だに独身で、母親に早く落ち着けばいいのにとこぼされていました。
アダムはメアリー(メラニー・ロラン)とダラダラと身体を重ねながら、ローマ帝国では人々に娯楽を与えて支配したという自身の講義の内容を思い出します。
なんとなくマンネリな生活だと感じていたのか、珍しくアダムは同僚に勧められた映画をレンタルしてから帰宅しました。
そしてメアリーには知らせずに先に寝かせ、一人でその映画を観ました。

その後、ベッドに入ったのですが、無理矢理しようとしたのでメアリーはご機嫌斜めになり、帰ってしまいました。
思うところあって借りてきた映画を見直していたアダムは自分にそっくりな人物がホテルのベルボーイ役で出ているのに気付きました。
ネットで調べた所、その役者はダニエル・センクレアというそうで、アダムは彼の出演作品を見漁るようになり、とうとう接触しようと思い立ちます。
早速、事務所に行ったものの土曜日で休みだったのですが、警備員がアダムをダニエルと勘違いして「アンソニー久しぶり」と声を掛けてきたので、アダムはダニエル宛ての郵便物をゲットしました。

そしてアダムは郵便物からダニエルの本名がアンソニー・クレアである件や住所を知りました。
更にアダムはアンソニーの自宅電話番号を知り、架電して彼の妻らしき人物と会話しました。
そしてとうとうアダムはアンソニーと通話したのですが、彼は声までアダムにそっくりでした。
アダムは「自分のそっくりな人がいてびっくりした」と正直に打ち明け、どうにか面会の約束を取りつけようとしたのですが、アンソニーは「二度と架けてくんな!」と拒絶するのでした。

アンソニーは妻のヘレン(サラ・ガドン)に「あいつはストーカーだな」とアダムの件をこぼしたのですが、前科がある彼は「電話の相手は浮気相手じゃないのか!」と痛くもない腹を探られてしまいます。
ヘレンは目下妊娠中なので、余計神経質になっているようでした。
アンソニーはアダムが電話で名乗ったので、一応ネットで調べることにし、アンソニーの持ち物検査をしているヘレンは彼のメモからアダムのことを知りました。

後日、大学で講義の片付けをしていたアダムはアンソニーから「日曜に会おう」という内容の電話をもらいました。
同時にヘレンはアダムの大学に行き、休憩していたアダムを発見して驚愕します。
予期せずしてアダムに話し掛けられたヘレンは出来るだけ動揺を見せないように応対しました。
ヘレンはアダムがアンソニーとあまりにも瓜二つだったのに驚愕したのですが、同時にこれは夫が自分を騙そうとしているのだと被害妄想に陥ります。

アダムはとうとうホテルの一室でアンソニーと面会したのですが、瓜二つなのはもちろんですが、胸に傷がある点まで一致していました。
恐ろしくなったアダムは手紙を盗んだことを打ち明けて逃げるように去りました。

今度はアンソニーがアダムの身辺を調べるようになり、彼はメアリーを尾行して勤務先などを突き止めました。

感想

これはイマイチです。
自分とそっくりな男を発見した男の運命の話です。
ドッペルゲンガー系のホラーではなく、片方が良からぬことを思いつく系です。
なのですが、展開が退屈で微妙な感じで、ほとんどが男女の仲の話なのでドラマとしても微妙だと思います。

主人公たちの心理もイマイチわかりづらい印象で、そもそもアダムがアンソニーにあそこまで執着した理由がよくわかりませんでした。
冒頭でしつこくアダムの講義である「支配」について繰り返されていたのですが、私にはあれがどこ辺りに絡んでいたのか読み取れませんでした。
ヘレンがなぜあんなにアンソニーの浮気を警戒していたのかも、その割にはあっさりアダムと寝ている点などもよくわかりません。
誰が何を考えているのかイマイチわかりません。

アンソニーが参加しているナゾのパーティーもなんなのかよくわからず。
アダムがあの会話だけでどの程度まで内容を知ったのかよくわからず。

ラストまでのあらすじ

女癖の悪いアンソニーはアダムに「ヘレンと寝ただろ!」と因縁を付け、メアリーを一晩貸せととんでもない要求をするのでした。
仕方なくアンソニーの要求を受け入れ、入れ替わったアダムは鍵を失くした振りをして管理人に開錠してもらったのですが、管理人によるとどうやらアンソニーは非合法なパーティーに参加しているようです。
一方、メアリーは激しくアンソニーとセックスしていたのですが、彼の指に指輪の痕を発見して拒絶するのでした。

メアリーはアンソニーに「クソインチキ男」と罵り、車の中で口論になります。
ブチ切れたアンソニーは「降りろ」と彼女ともみ合いになり、ハンドル操作を誤って車は横転しました。

その頃、アダムは「こんなことよくない」とシクシク泣き、「どうしたの?」とヘレンに慰められていました。
そしてアダムはヘレンと一夜を過ごしてしまいました。
翌日、秘密のパーティーの会場の鍵をゲットしたアダムは早速、今夜行くことにしました。
アンソニーとして生きることにした彼はヘレンが巨大な蜘蛛になった幻覚を見ました。

エンドロールで終了です。

最後のはどういう意味なのかわかりませんでした。

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