触らぬ神に祟りなし 招かれざる隣人

招かれざる隣人

このご近所さん 狂ってる…。

制作年 2015年
制作国 イギリス
監督 デヴィッド・ファー
脚本 デヴィッド・ファー
上映時間 86分
出演
クレマンス・ポエジー
スティーヴン・キャンベル・ムーア
デヴィッド・モリッシー

だいたいのあらすじ

ケイト(クレマンス・ポエジー)とジャスティン(スティーヴン・キャンベル・ムーア)の仲良し夫妻は妊娠したケイトの経過も順調で、幸せ一杯!という感じでした。
ある日、仲良しケイト夫妻がエコーを受けてからアパートに帰宅すると、どうやら下の階に誰か越してきたようでした。
下の階には庭があって荒れ放題になっていたので、これから手入れされるならいいわあ😏とか軽く考えていたケイトでした。

ある日、ケイトは外出しようとしている際に下の奥さんテレサ(ラウラ・ビルン)と出会ったのですが、彼女もまた妊娠していたので親近感を覚えます。
テレサは「よかったらプール一緒に行かない?」とケイトを誘い、特に決まった用事も無かったケイトは同行しました。
ケイトは自宅でデザイン系の仕事をしているのですが、テレサは専業主婦だということでした。
ジャスティンはイマイチ近所付き合いが苦手だったのですが、ケイトはテレサ夫妻を夕食に招待することにしました。

ということでテレサの夫であるジョン(デヴィッド・モリッシー)とも知り合いになったのですが、この夫妻は土足で家に上がる習慣が無いようです。
ジョンは銀行員だそうで、世界を飛び回っているそうで、以前はドイツに住んでいたのだということでした。
このジョンは意外とずけずけと物を聞いてくるタイプだったので、ケイトとジャスティンは結婚して10年になるけど今回の妊娠は計画的でなく、できちゃった系だという話をしました。
ジョンは子供好きらしく色々と子供のことを聞いて来たのですが、テレサはなぜかそれを怯えたような表情で聞いており、急に「疲れたから」と強硬な態度で引き揚げてしまいます。
どうもジョンはずっと子供が欲しかったようです。

ケイトは「慌てなくても…」と引き揚げたのですが、テレサは「ほっとけ!」的に怒鳴って家を出て、慌てた所為か階段から落下してしまいました。
ケイト夫妻は「あわわわ」と大慌てで救急車を呼ぼうとしたのですが、ジョンは「お前らの所為だぞ!妻に触るな!」と猛烈にブチ切れ、テレサを連れて下に引き揚げました。
ドンヨリした空気になってしまったケイト達でしたが、そういえば禁酒したと言っていたテレサがジョンの目を盗むようにワインを飲んでいた件を思い出していました。

翌朝、ジャスティンは仕事に行く前に下のドアをノックしてみたのですが、応答ありませんでした。
その後、テレサの流産が告げられ、赤ちゃんの遺骨写真を見せられたケイトは階段の電球が切れていた事も原因の一つではないかと詫びたのですが、ジョンは一方的に「それが全ての原因!」と決めつけました。
猫に驚いたのはありますけど、突き飛ばした訳でもないのでテレサも悪いでしょう
カチンと来たジャスティンは飲酒の件を指摘したのですが、ジョンは「妻は飲んでない!」と大声で怒鳴り、テレサもキッパリと否定しました。
テレサはそれどころか「性悪女!過ちを認めろ!」と怒鳴り、「あんたが産むのは絶対に許せない!」と言い出したので、ケイト達は喧嘩別れの
ような感じで引き揚げました。

仕事人間のジャスティンはかなり凹んでいるケイトを見て、仕事を早上がりし、ドライブに連れ出しました。
そして帰宅するとドアの下に手紙が入っていました。
それはテレサからで「気まずいのでドイツに帰るけど、起きたことは仕方ないからあなたは健康な赤ちゃんを産んで下さい」的なことが書いてありました。
そしてケイトは無事にビリーという息子を出産したのですが、なぜかジョンとテレサが下の階に戻ってきていました。

ケイトは非常に母と折り合いが悪いらしく、顔を合わせるたびに喧嘩していたので、お祝いを持ってきた母を追い返そうとしていました。
そこにジョン達が訪ねてきて詫びを入れるでも無くおむつを差し入れ、テレサは「うちももうすぐ子供できるから一緒に遊ばさせたいわね」と訳の分からないことを言いました。
ジャスティンは「向こうが謝るまで許さない」と決めていたのですが、テレサが「あんな事を言ってごめんなさい。水に流して欲しい」と謝罪したので態度を軟化させました。
私なら絶対に無理

ケイトは友人が居らず、母親とも不仲なこともあり、テレサに心を赦してしまいます。
その一方で、夜中にいつも車の警報が鳴り響いたりと周囲では不審な出来事が起きていました。
そしてケイトはテレサに招かれるままにジョンと三人で昼食に行ってしまいました。
ジョンは現在は投資のようなことをしているそうで、5年後には仕事を辞めて育児に専念したいと言うので、ケイトは複雑な気持ちになります。
そしてテレサから「子供預かってあげようか」と言われたのですが、流石にケイトは遠慮しました。

ある大雨の日、どうしても外出する用事があったケイトはテレサにビリーを預けてしまいました。
私なら無理ですけど、ケイト友達いないし厳しいですよね。なんかアメリカだとシッター多そうですが、イギリスだと色々あるのかも。
ケイトが向かったのは墓地で弟の墓の前にお花を供えていました。
その後、帰宅したのですが、ビリーもテレサもグースカ寝ており、特に問題は無さそうでした。

その夜、なぜかビリーがミルクを飲まなくなってしまい、心配だったのでジャスティンと一緒に病院に連れて行きました。
看護師はアレルギーの恐れがあるので母乳は控えるようにと注意しました。
ケイトはミルク派のはずですが…
そして帰宅するとなぜかガス栓が全開になっていました。
その夜もビリーの夜泣きと駐車している車の警報に悩まされ、寝不足のケイトでした。

翌日、「毎週金曜日の子守に来たよ」とテレサが現れ、「えっ?そんな約束したっけ?」という感じのケイトだったのですが、「他の約束断ってわざわざ来たんだよ😅」的に押し切られます。
そしてジョン達はジャスティンに電話を架け、ケイト夫妻を夕食に招待しました。
しかしベビーモニターから男の声が聞こえたのでケイトは急いで二階に戻ったのですが、赤ちゃんが寝ているだけで、なぜか浴槽の水が出しっぱなしになっていました。

テレサを怪しんだケイトは彼女にビリーを預け、出掛ける振りをして様子を伺っていると、なんとテレサがビリーに母乳を与えていました。

感想

これは普通です。
下に住んでる夫婦と揉めたら厄介なことになりましたという内容です。
ゆりかごを揺らす手にちょっと似てる理不尽系なサスペンスです。
そういう訳であまり目新しさは無いのですが、ジョンとテレサの夫妻がエキセントリックな感じでなかななかいいです。

この夫妻、キレやすいというか自己中というか、突然狂暴な面を見せるし、自分を守るためなら嘘も平気で吐きます。
そして両家族が住んでいるのがテラスハウス形式の家で、玄関を共有して1階と2階で住見分ける形式です。
ちょっと嫌だなと感じたのが、どうもお互いに合い鍵みたいなのを持っているみたいでした。
これ、今回の件でなくてもいつか違う形式のトラブル起きてたと思います。
サイコパスが一番執着しているものに触れてしまったのが今回の敗因ですよね。

あとケイトが不用心というかテレサ信用しすぎだと思います。
これは結果論で言ってるわけではなく、私ならあそこまでこじれたら仲直り無理なので、越してきた時点でどっかに越します。
初期段階だとジャスティンも下夫婦嫌ってたので説得すれば行けたはず。

ラストまでのあらすじ

そして留守を狙って下の階に侵入したケイトはテレサの死産した子・ピーターの部屋があるのを発見しました。
その部屋の壁にはビリーを我が子のように抱いたジョンとテレサの写真が飾られていました。
しかしケイトがジャスティンにチクって踏み込むと証拠は一切、抹消されており、ケイトの育児ノイローゼということで片づけられてしまいました。
「私がイカレたのかよ!」とキレるケイトにジャスティンは「そういう家系だろ」とうっかり口を滑らせました。

ジャスティンは落ち込むケイトを見て「「どうしたいんだ?」と聞き、「引っ越したい」と言われたので早速家を見に行きました。
いい旦那ですよね。
良い家が見つかったので、直ぐにでも引っ越したいというケイトですが、信用調査に2日掛かるそうで、直ぐという訳にはいかないそうです。
そこで「ホテルに泊まりたい」と言うケイトに、流石に2日は我慢しろと宥めるジャスティンでした。
2日間の間、情緒不安定なケイトの側にいようと決めたジャスティンでしたが、どうしても外せない仕事で呼び出されてしまいました。

そして会社に着いたジャスティンでしたが、「そんな連絡はしていない」と同僚にアポ自体が無かったと言われます。
更にケイトから「ごめんなさい」という謎のメールが届いたので、血相を変えて家に駆け戻るジャスティンでした。
その頃、ケイトっぽい後ろ姿の女性が、近所の川にベビーカーから降ろした何かを投げ入れていました。
そして帰宅したジャスティンは薬をオーバードーズして浴槽に沈んで死亡しているケイトを発見し、ビリーを捜しに飛び出します。

やがて川の近くで空のベビーカーを発見したジャスティンは絶望の叫びを上げるのでした。
こうしてジャスティンは引っ越すことになり、ジョン達も引っ越すことになったのですが、なぜかケイトの猫も姿を消していました。
事件はケイトが錯乱してビリーを殺し、自殺したということで片づけられました。

しかし、真相は違っていました。
ジャスティンを送り出して引っ越し屋に電話しつつ、牛乳を飲んでいたケイトは眩暈に襲われて昏倒します、
ケイトの牛乳に一服盛っていたテレサはケイトの振りをしてベビーカーを川まで押し、そして猫を川に投げ入れました。
その間、ジョンはケイトのPCを使用してジャスティンにメールを入れ、間もなくケイトは完全に意識を失います。
そしてテレサとジョンはビリーを奪い、ピーターとしました。

エンドロールで終了です。

キチガ〇に関わったら最後ということですね。

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