歌はあまり関係なかったです 妖女伝説セイレーンX 魔性の誘惑

妖女伝説セイレーンX 魔性の誘惑

狂わせてあげる

制作年 2008年
制作国 日本
監督 城定秀夫
脚本 高木裕治/城定秀夫
原作 高島健一
上映時間 64分
出演
麻美ゆま
日高ゆりあ
松浦祐也

だいたいのあらすじ

ある湖に歌で男を呼び寄せて欲望と精気を吸い取る魔性の美女が棲んでいるそうです。
海外かな?

ミニスカ探検隊なる番組の撮影チームがどっかの山中を進んでいたのですが、主演のマミ(日高ゆりあ)は車酔いで気分が悪くなっていました。
監督(中村英児)は愛人でもあるマミにキスをして宥め、どうにか機嫌を取りました。
尚、今回のターゲットである静岡県の鬼久保湖では最近、若い男性の失踪が相次いでいるそうです。
はっきり言って番組はやらせでADが色々仕込んだものをマミが発見して大騒ぎするという内容で、映しているのもマミの顔と胸元、パンツだけでした。
しかしマミはADが仕込んだ覚えのないしゃれこうべを湖畔で発見しました。

AD(松浦祐也)は寒い中を湖に入らされ、やらせの仕込みを行った際に背後に人の気配を感じていました。
直後に強烈なゲリラ豪雨に襲われたので一行は付近にあった洋館の軒先に逃げ込んだのですが、間もなく赤い服を着た女主人(麻美ゆま)が現れ、愛想よく家に迎え入れてくれました。
彼女はやたら親切で毛布を貸してくれてスープを振る舞い、泊まっていくといいだろうと勧めます。

その後、ADとカメラマン(那波隆史)は夜の湖畔で人魂のやらせ映像を撮影し、監督とマミはHしていました。
しかし監督はインポになったのか急に萎えてしまい、マミは「やっぱりもう帰る」とブチ切れます。
マミは道路に飛び出して通りがかった車に「後でやらせてあげるから」と無理矢理乗り込み、逃走してしまいました。
それを追っていた監督とADはそれを見送るしかなかったのですが、監督は「お前の所為だぞ」とADに責任を擦り付けます。
一方、カメラマンは女主人に誘惑されてHしていました。

洋館に戻って来た監督は早速カメラマンと女主人の性行為を撮影し始めたのですが、なぜか謎のレコードが自動再生されます。
そしてカメラマンは力尽きてしまうのですが、女主人は彼の上に跨ってアンアンし続けたので、とうとうカメラマンは泡を噴き、白目を剥いて動かなくなりました。
監督とADはその様子を見て「あわわ」とビビって固まっていたのですが、女主人が彼等に「次はどちらがしてくださるの」と近づいて来たので、とうとう逃げ出しました。
二人は車に乗り込んで一目散に逃げ出し、監督はADに「この事は誰にも言うなよ」と緘口令を出しました。

カメラマンは行方不明ということになり、河川敷でミニスカ探検隊の撮影をしていた監督達でしたが、未だに二人はあの時の出来事を引き摺っていました。
そして会社に戻って編集を行っていたADの前にあの女主人が現れてオッパイ出したのでADは堪らず彼女に抱き着きます。
一方、マミとラブホで激しくHしていた監督の前にも女主人が現れて騎乗位の体勢になるのでした。

感想

これはイマイチです。
なんか湖に棲んでいる女性が男を誘惑して精気を吸ってます的な話です。
ガチのマジでポルノ系なのでHシーンはAVに近いかも。
主人公は自分はセイレーンであると宣言しているのですが、なんか違う気がします。
まず、湖には棲んでなくて付近の洋館に住んでます。

男を歌で誘うということなのですが、イマイチ歌関係ないような…
一応歌は流れてましたけど、別に誰も誘われてない気がします。
皆、どうも彼女の綺麗な胸に釣られてきてるような気がするので、こういう人からは固定資産税を取れば平等な社会になると思いますw
この人は学生時代に同性の友人から乳揉まれてる確率が高いと思います。

悲しいことに中身も殆ど無いのですが、バイオレンス調のシーンになるとフィルムの色調が変わって乾いた感じになったりと考えて作られてるみたいです。
確かにラブホのシーンはちょっと良かったかも。

マミ役の人はこの手の作品で出会う頻度が高いですが、大体悪い役多いですよね。
今回もウザい女の役だったのでちょっと可哀想。

ラストまでのあらすじ

監督は激しく女主人にキスをするのですが、それは幻覚で相手はマミでした。
マミに「もう一回するの?」と誘われた監督は「てめえじゃねえ」とブチ切れてマイクでマミを何度も殴りつけ、バスルームに引きずって行って湯を張った浴槽で窒息死させました。
突然のバイオレンス展開にビックリです。
一方、ADとHしていたのも幻覚で、会社に戻った監督はADに「行くぞ」と声を掛けました。

監督とADは鬼久保湖に戻り、あの洋館に突撃しました。
中では女主人が「会いたかった…」と待っていたので、監督は女主人と激しくHするのでした。
そして女主人が「頂戴」というと監督は立ち上がり、レコード針で自分の頸動脈を切ったのですが、そこからは白い血液が流れます。
女主人は監督の首から出た白い液を吸血鬼のように吸い、「次はあなた」と撮影しているADに水を向けました。

「勘弁してくれ」と逃げ出したADでしたが、転倒して崖を転げ落ち、気付いたら湖の仕込みに戻っていました。
「夢だったのか?」と思ったのですが、やっぱり背後から女主人が現れ、「私は男の欲望と精気を吸って生き延びている女」的な自己紹介をしながら襲い掛かって来ました。
そして女主人に騎乗位で責められるADは諦めたように目を閉じるのでした。

女主人の「私はセイレーン」という謎の自己紹介の後にエンドロールで終了です。

歌関係なかった気が…

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