怪談新耳袋 第3シリーズ 花嫁さん編
色々ひどい目に遭う話
制作年 | 2004年 |
制作国 | 日本 |
原作 | 木原浩勝/中山市朗/メディアファクトリー |
上映時間 | 25分 |
出演 |
坂井真紀 |
井上晴美 |
今井春奈 |
収録作品
第40話 赤い目
監督 | 鈴木浩介 |
若い女性(坂井真紀)が布団を敷いて寝ていたのですが、突然布団の隙間から手が伸びてきて首を絞められます。
その手の主は赤い目をした少年で、完全に女性の上にマウントしてグイグイと首を絞め上げました。
意識を失いそうになった時、部屋の隅におっさんが現れ、少年に「それ、かあちゃんじゃないから」的なことを言いました。
少年はどうも納得してない様子だったので、おっさんは女性のおでこをまくりあげ、「ほら、傷が無いだろ」と言いました。
どうやら納得した少年はわざわざ布団の中に後ずさって戻りました。
一安心したものの今度は布団の中から赤い目をした女が現れ、「許さない」と言って女性の首を絞めるのでした。
最初の首絞めはちょっと怖いのですが、赤い目出て来た所で微妙でした。
第58話 ばあさんが来る
監督 | 井口昇 |
おじさん(大浦龍宇一)が老人である叔父(三川雄三)に呼ばれ、家を訪問しました。
叔父の要件とは「ばあさんが怖いから今晩泊って欲しい」ということでした、おじさんは「認知症かな」と思いながら泊まることにしました。
早速叔父が風呂場で悲鳴を上げたので駆け付けると、「ばあさんが浴槽から足を引っ張った」と言うのです。
この叔父はいつも妻を怒鳴りつけていたので、ばあさんが仕返しに来ているらしく、怖いから一緒に寝てくれと頼み込みます。
しかたなくおじさんは叔父の横に布団を敷いて同じ部屋で寝ました。
夜中に叔父さんが騒ぐので目を覚ますとなんとばあさんに連続ビンタを食らっていました。
びっくりしたおじさんが風呂場に走って顔を洗っていると浴槽の中から現れたばあさんに頭をはたかれました。
これは効果音とかウケます。
なんで主人公がぶたれたのか謎ですw
第50話 赤い三輪車
監督 | 三宅隆太 |
シオリ(中丸シオン)は結婚することになったので自分のアパートを引き払う準備をしていました。
ベランダには三歳の時に祖母が買ってくれた赤い三輪車があったのですが、これは今までなんとなく捨てられずに持っていたものでした。
シオリは思い切って三輪車をゴミ捨て場に出しました。
しかしその夜シオリが帰宅するとなぜか三輪車は部屋のど真ん中に戻っていたので、ビビった女性は再び捨てました。
シオリはあの三輪車をもらった時に「一生大事にする」と言ったことを思い出しつつ就寝したのですが、深夜に三輪車は部屋に戻って来ました。
ビビったシオリは婚約者(宝井誠明)に相談したのですが、彼が見に来ると三輪車は消えました。
その後、シオリが一人でいると、三輪車はキーキー音と共に戻ってくるのでした。
確かに捨てても戻ってくるのは気持ち悪いかも…
でも祖母から貰ったものでこんなにビビるかな?とも思いました。
第43話 正座する影
監督 | 井口昇 |
ユキ(久田美佳)は修学旅行に来ていたのですが、どうも人と一緒は苦手だとメグミ(今井春奈)にこぼしていました。
メグミは眠れるおまじないを教えてくれたのですが、やっぱりユキは眠れませんでした。
そして部屋の隅に目をやると正座した人影が物凄い勢いでヘッドバンギングしていました。
メグミかな?と思ったのですが、彼女はユキの横でスヤスヤと眠っていました。
なんじゃあれはーとビビりながら再び確認すると人影は二人に増殖してヘッドバンギングをし、更にこちらに向けてでんぐり返しをしました。
そして今度は三人に増殖し、生米をポリポリと食べ始め、こぼれた米がメグミにかかっていました。
恐ろしくなったユキは布団を被って寝てしまいました。
昨夜の事は現実だったようで、メグミの布団には生米が沢山落ちていました。
ちょっと怖いかも
第47話 花嫁さん
監督 | 佐々木浩久 |
父(黒田アーサー)は二人暮らしの娘が泊まりに出てしまったので、一人で夕食を摂っていたのですが、突然の停電が起こりました。
机に突っ伏した状態で金縛りになってしまった父は隣の部屋で千人針をしている和装の花嫁を目撃しました。
花嫁は父に気付くとニターとお歯黒を塗った歯を剥いて笑い、動けない父に近づいて来ました。
そして「これって人形らしくないのね。あなたも…らしくないのね」と父の耳元で呟いて消えました。
自由になった父が様子を見に行くと娘の部屋が赤く染まっていました。
ベッドが膨らんでいたので「あれ?帰って来たのかな?」と捲りあげるとそこには兵隊が寝ており「水をくれ」と訴えていました。
父は安定の気絶で乗り切り、間もなく娘が帰って来たのですが、「あたしの部屋で何してんのよ」と叩き出される父でした。
しかし間もなく娘の悲鳴が上がり、父は再び出現した花嫁によって動けなくなりました。
花嫁不気味でいい感じです。
感想
これは普通です。
今回は粒が揃ってる感じでした。
割と楽しめました。