あの冒険野郎が帰って来ました ディセント2

ディセント2

恐怖のどん底へ転落(ディセント)す。

制作年 2009年
制作国 イギリス
監督 ジョン・ハリス
脚本 ジェームズ・マッカーシー/J・ブレイクソン/ジェームズ・ワトキンス
上映時間 95分
出演
シャウナ・マクドナルド
ナタリー・メンドーサ
ダグラス・ホッジ

だいたいのあらすじ

前作です。

映画ディセントのネタバレ紹介と感想です。

アパラチア山脈でおっさんが呑気にトラックを運転していると道路に鹿が飛び出してきました。
危うく鹿を撥ねそうになり、急停車するおっさんでしたが、鹿はチキンゲームのつもりか悠遊と道路を渡って行きます。
その時、おっさんの車の横に血まみれのサラ(シャウナ・マクドナルド)が現れ窓にへばりつきます。
平和に暮らしてきたおっさんは驚いてしまいました。
相変わらず景色は美しいですね。
鹿を見ていたらハクセキレイを思い出してしまいました。あいつらもチキンゲーム好きですよね。

ボアム洞窟の捜索は続いていますが、ジュノ達の行方は分からないままでした。
ヴェインズ保安官(ギャヴァン・オハーリー)の元へサラが発見された旨の電話連絡があり、彼は急いで病院へ向かいます。
病院へ着くとサラは眠っており、医師によれば彼女は2日分の記憶がなく、混乱しているようです。
発見された時は血まみれで格闘の後が見られ、爪には肉片が付着していました。
ヴェインズは医師に肉片と他の5人の血液型の照合を命じ、部下のリオス(クリステン・カミングス)にはサラと話をするよう命じます。
リオスはサラに質問しますが、サラは記憶を失っているうえに交通事故で死亡した娘のことを言いだしたりして混乱しており、話になりませんでした。

警察では付近のおっさんの協力を得て警察犬を使ってサラの逃走ルートを把握しようとします。
途中で川に阻まれてしまい、近くにあった廃坑の掘っ立て小屋を探ることにし、犬を突入させました。
しばらく待っても犬は戻ってこず、警官が犬を呼ぶと犬は何かに怯えたように一目散に警官達を放置して逃げ出してしまいます。
警官とおっさんのポカーンて感じの後姿がいいですね。

血液型はどれもA型で誰のものか判断が付きませんでした。
警察は医師の許可を得てサラを連れ出すことにします。
この医師の人どっかで見たような顔してますね。デッド・ゾーンとかXファイルだったかな?

警察では廃坑が怪しいということになり、捜索チームのリーダーのダン(ダグラス・ホッジ)に調査を要請しました。
ダンは部下のグレッグとキャスを連れて現場へ急行します。
ヴェインズ達とダン達は廃坑で合流しました。
付近のおっさんは事情通で坑道の地下には未知の洞くつがあり、彼の祖父が入ったが帰ってこなかったと言います。
坑道にはエレベーターで降りることにし、一行は強引にサラを案内にして出発準備をします。
ダンはヴェインズに銃はダイナマイト並みに危険なので置いていくように言いますが、彼は聞き入れませんでした。
リオスは携帯で娘に電話しています。

おっさんがエレベーターを操作してくれたので、一行はいよいよ地下に出発しました。
この人達は軽装備なんですが、こんなんじゃダメですよね。サラは違う所から脱出したのではないかと思うのですが。

一行は古い坑道をえっちらおっちら進んで行き、とうとう洞窟の入り口を見付け洞窟内に侵入しました。
サラの記憶は戻らず、彼女は何かに怯えており、あの地底人の後ろ姿によく似た石灰石の塊を見付け、立ちすくんでしまいます。
一行は方向を探りながら奥へと進んで行きます。

一行はレベッカの遺体を発見します。
レベッカは殺害されており、肋骨が露出し、内臓はほとんど無くなっていました。
ウェインズは興奮し、サラを犯人だと決めつけます。
グロいです。ネズミが口から飛び出してきてます。

サラは少しずつ記憶を取り戻し、リオスにここで何かに襲われたと話します。
サラはここは危険だと言いますが、皆は相手にしませんでした。
捜索隊雇用の予算の関係もあるとは思いますが、ここで遺体を引き上げて出たほうがいいですよね。

狭い横穴を通っている途中でサラの記憶は甦ります。
彼女は後ろを進んでいたヴェインズを蹴り、横穴を抜けると先行していたグレッグとリオスを殴り倒して逃走しました。
ヴェインズもそれを追い、赤外線の暗視機を奪うと消えてしまいました。
相変わらず自己中です。こいつらに付き合っていると死者が増えると思ったんでしょうか?
サラはライトしか持っていないんですよね。大丈夫でしょうか。

地底人の気配にビビったヴェインズが発砲したせいで洞窟は落盤を起こし、捜索隊は分断されてしまいました。
キャスが孤立し、ダン、グレッグ、リオスという構成になります。
サラは独立部隊、ヴェインズの糞爺は自業自得です。
バカですね、この人は。もうヴェインズのことは糞爺と呼びたいと思います。

幸いにしてダンが無線で呼びかけるとキャスは反応します。
キャスは完全に岩に閉じ込められてしまっており、ダン達はまず彼女を救出することにしました。
しかし岩はどけられず、キャスに連絡して別ルートから探索することにしました。
取り残されたキャスの側の岩の外を地底人が通って行きました。。
ダンはリオスに水をあんまり飲むなと言ってますが、そもそも装備足りなすぎだと思います。

糞爺は気が付くとこの期に及んで銃を拾おうとしますが、岩の割目に挟まっていたので諦めます。

サラは洞窟内から滴っている水で水分補給し、ライト一本で進んで行きます。

ダン達は動物の骨が沢山ある所にたどり着き、そこでハンディカメラを拾います。
3人が映像を確認している側の岩ではサラが見つからないように身を隠していました。
映像にはこの骨のある場所が映っており、その直後に地底人の姿が映し出されます。
3人はそれを見て驚きの声を上げますが、リオスの近くに本物の地底人が接近して居るのに気付き、蜘蛛の子を散らすように散り散りに逃げ出してしまいます。
これギャグですよね。

リオスはダンに呼びかけていると近くにいた地底人がその声に反応します。
サラは背後からリオスに忍び寄ると羽交い締めにして口を塞ぎます。
今度はダンがリオスに呼びかけ、地底人はそちらに向かっていきます。
サラは巻き添えを食わないように急いでリオスのヘッドランプを消します。
ダンは地底人に襲われ、指を食いちぎられた後、首筋に噛みつかれて死亡しました。
地底人はダンの遺体を引き摺っていき、お弁当にするつもりのようです。
サラは物音を立てないように近づくと、ダンの遺体からバッグを奪いました。
グロいです。今作はグロやりたいだけなんでしょうか。

キャスが岩の隙間から手を伸ばして辺りを探っていると、地底人の唾液が手に垂れてきます。
なんだろうと思いながら、何かの気配を感じたのでダン達が助けに来たのかと思い、呼びかけます。
彼女は音に反応した地底人とご対面してしまい、地底人は岩の下から侵入しようとします。
キャスはパニックになり、なんとか装備を犠牲にして穴の上部の亀裂から抜け出します。
地底人に足を引っ張られて捕まりそうになりますが、岩の間で頭をつぶして倒しました。

糞爺の背後にも地底人が迫っており、彼はダンの遺体を発見してダンが殺害されたことを知ります。
ダンの遺体から糞爺は無線機というキチガイに刃物的なアイテムを手に入れてしまいました。

キャスはそろそろと進んでいき、グレッグと合流できましたが、地底人の唸り声を聞き、逃げ出します。
二人はよいしょよいしょと背中合わせになり、足を踏ん張ってうまいこと壁に張りつき、やり過ごそうとします。
しかしよりによって糞爺が「ダンが死んでるよー」とか無線連絡を始めやがったので、無線の音で怪物が反応してしまいました。
二人は力を合わせてよいしょよいしょと壁を登りきり、無線はウザいので投げ捨てました。
怪物はうまいこと無線に誘導されて行きました。
地底人の動きがなんだか可愛いですね。爺は本当に空気読んで欲しいです。

グレッグはキャスにダンが死んだと告げ、二人は一緒にできるだけ音を立てずに逃げることにします。
先に進む二人は崖の天井にドーンとサムの遺体がぶら下がっているのに遭遇します。

グレッグはサムの遺体を利用して反対側に飛ぼう!と言います。
キャスは嫌がりますが、背後からは地底人が迫ってきているので、背に腹は代えられず、サムの遺体にジャンプしてしがみ付きます。
サムの遺体は口から血を吐き、それが顔にかかってくるのでキャスは大層イヤな思いをします。
そこに地底人カップルが登場し、オスはグレッグに掴みかかり、メスは凄い跳躍力でキャスに飛び掛かります。
つまりサムの遺体にはキャスと地底人メスが争いながらぶら下がっている状態です。
地底人はメスなのでサービスあります。しかも全裸です。

グレッグは首筋を噛まれてしまい、重症を負いますが、バッグの中にあった電動ドリルで地底人オスを殺します。
続いてキャスがヤバいことになっているので、地底人メスに飛び掛かり、もろとも奈落の底に落ちて行きます。

キャスは勢いを付けてなんとか崖の向こう側に飛び移ります。
憐れなキャスは独りぼっちになり、装備のほとんども失ってしまったので、思わずグレッグの名を何度も叫んでしまい、キャスは地底人に襲われて死亡してしまいました。
この一連のグレッグ&キャス組の働きは今作のベストに近いシーンだと思います。あんなに頑張ったのに残念です。
この下は深い水溜りになっているので、もしかするとグレッグは助かるかもしれません。

リオスはサラの戦い慣れしている様子を見て彼女についていくことにします。
とりあえず信じなくてゴメンね、エヘヘとサラに謝罪すると、音を出さないようにすれば襲われないよ!と教えてもらえます。
どんどん進んで行くと水溜りを発見し、サラは「前も水の流れに乗って脱出したんだー」と言い、水堪りを潜っていきます。
リオスは躊躇していましたが、地底人に食われちゃおしまいと思い、後に続きます。

しかし二人が着いた先は行き止まりでした。
リオスは逆切れしてしまい、なんとか自分を落ち着かせようと子供に宛てて携帯で遺書ムービーを撮影し始めます。
サラはリオスを励まし、先に進むことにします。
娘を失ったサラには神経を逆なでされる行動ですので、キレるかと思ったんですが、大人になりましたね。
遺書ムービーで「親切な大人になるのよ。人に優しくね」などと嫌味チックなことも言われてるのによく我慢しました。
やはり地底人には人を一回りも二回りも成長させる何かがあるのかもしれませんね。

その頃、人に迷惑をかけまくりの糞爺はなぜか生き延びていました。
しかしとうとう命運が尽きたのでしょう。糞爺は地底人と格闘になり、マウントを取られてしまいました。
その時、のしかかっていた地底人の口から刃物の先端が飛び出し、倒れました。
糞爺の前では何者かが地底人を上回る速度で群がる地底人を次々になぎ倒しています。
なんとそれはメスゴリラジュノ(ナタリー・メンドーサ)でした!
ジュノ凄いですね。生きてたんですね。彼女の登場シーンでカッコいいBGMが流れます。狙ってるんだと思います。
糞爺は助けられた礼も言わず、助けに来たんだぞとか言ってます。本当に空気読めよ。

ジュノは2日間の間に完全に野生化してしまったようで、一言も喋らずに糞爺からライトを奪うと走り去って行きました。
単純にこの糞爺と話がしたくなかったのかも。気持ちはわかります。

感想

これはなかなか面白いとは思いましたが、続編作る意味あったのかなあとも思いました。
地底人の正体とかその辺りは置いといて前作でほどんどネタが割れてるので、怖いシーンはありませんでした。
ただパロディ満載なので1作目のおまけ的な作品だと思えばよいと思います。
ディセントは1作目で完結してよい作品だったと思いますので、多分もう続編ないと思います。

おまけ的に考えればサービスシーン満載で楽しめるかと思います。
グレッグ達がサムの遺体を利用するシーンなどはちょっと凄いと思いました。
なんと言ってもジュノの登場シーンが凄かったですね。

グロは前作より悪趣味な位、頑張っています。むしろグロを見てくれと言わんばかりの作品です。

後、殺される順序も考えているような気がしますね。
あっさりダンが殺されたり、ヴェインズがしぶとかったのも観客の神経を逆なでしたかったからだと思います。
少なくとも私は釣られてキーキー言ってしまいました。
グレッグとキャスがカップルでやられたのも計算してるのかなあと思いました。

ジュノの人は前作から数年経っている(劇中では2日ですが)のに前よりたくましくなって筋肉モリモリですよね。
そんなにマッチョな感じではないんですが、凄いカッコよくて見せ方がうまいのか、役者バカだと思います。

ちょっと残念なのがこの洞窟狭すぎますよね。前はあんなに広かったのに、どんだけ別れと出会いを繰り返すのかと。
ただ前作より洞窟内が明るくなってますので、シーンが見やすくなってます。
恐らくリアリティより娯楽性を重視したのでしょう。
地底人もまえよりちょっと茶色っぽくなって見えますが、光の加減でしょうか?

前作は仲良し冒険野郎達が見知らぬ洞窟で迷子になり、ひどい目に遭うと言う話だったのです。
今作は逆で、ひ弱な地底人が近辺から動物をさらって細々と暮らしていたのに、ジュノに生活を脅かされている感じになってます。
更にサラがやってきた(サラだけに)ので二人を倒さない限り地底人は平和に暮らせないわけです。
ジュノに見つかってしまうと90%殺されてしまいますし、サラには80%くらいの確率で殺されます。
この人達は地底人達が盲目なのを利用して小狡いことを色々仕掛けてくるので、地底人は眠ることもできません。
DVDのパッケージの表には「もう、誰も助けてくれない。」とありますが、この二人にこそこそついていけば助かる気がします。
約一名野生化していて会話ができないと思いますので、誤って殺されない程度に存在をアピールすればきっと大丈夫です。
色白くないですよー人間ですよーとアピールし「オレサマオマエオソワナイ、オマエオレサマオソワナイ」とか言っとけば問題ないでしょう。

ラストはなんだかなーという感じでしたが、おまけなので仕方ないかなとも思いました。

前作が名作だったので賛否両論になってしまう映画だと思いますが、暇つぶしにはいいかなと思います。
これ単体で見ても結構楽しめるような気がしますよ。

私はこの映画はまあまあ好きです。
今回見るの2回目なのでもういいかなと思いますが、また忘れた頃ににこんなのあったなーと見るかもしれません。

ラストまで(ネタバレ)

サラ達二人が横穴をよいしょよいしょと進んでいると前方に地底人が現れます。
その時、ネズミが前方から這ってきたのですが、サラは漢なので横をネズミが通り過ぎてもガン無視します。
案の定、リオスはネズミを見て悲鳴を上げてしまいました。
前方から地底人が這ってきたので、サラは全速力で移動してネズミが出てきた穴に潜り、リオスをかっさらって穴に飛び込みます。
下は茶色の汚水が溜まったような水溜りでした。
すぐに二人を追って地底人が飛び込んできて仲間を呼ぶように雄たけびを上げます。
サラは地底人に叫ばせないように奮闘し、バッグの中の連結金具で地底人を撲殺します。
しかし地底人はまだ生きていて、サラに襲い掛かりますが、リオスがヘアピンを刺して止めを刺しました。

少し落ち着いた二人でしたが、ここは何なんだろうと気になり出し、表面に浮いている泥のようなものを観察してみたりします。
そこに先ほどの叫びに釣られて地底人が穴の上に現れ、周囲の気配を窺うとおもむろに大便を穴に向かって排泄します。
どうやらここは地底人のトイレだったようで、二人は気分が悪くなります。
これ完全にギャグですね。地底人はトイレでも気にせずに食事するんですね。

その頃、ジュノは勝手についてきた糞爺に足を引っ張られながら洞窟内を進んでいました。
ジュノは少し言葉を思い出したようです。

リオスは道中で一休みしているタイミングで洞窟で何があったのかサラに尋ねます。
サラはジュノを刺して置き去りにしたことも含め、全てを包み隠さず話します。
サラ達が先を進んでいるととうとうジュノと鉢合わせしてしまいます。

二人は壮絶な洞窟内頂上対決を始めますが、やはりジュノが有利でサラは殺されそうになります。
そこでリオスがサラはジュノを助けに来た、二人は友達でしょ。などと嘘八百を並び立てます。
文化的な生活を送っていないジュノには通じませんが、少し暴れて落ち着いたようで、皆で協力して逃げることにします。
ジュノは地底人の狩りのルートを利用してみんなで出ようよ!と提案します。
糞爺はジュノ派になったので、それに従います。
サラはイヤだと言いますが、糞爺はサラに手錠をかけ、自分の手首にもそれをかけるのでした。
こんなのと一緒に行動したら死にますよね。

一行は岩で構成された一本橋のようなものに差し掛かります。
過重をかけると崩れそうなので、一人ずつ渡ることにしますが、この状況でも糞爺は手錠を外しません。
案の定、身体能力の低さで足を引っ張り、橋が崩れて彼は落ちそうになります。
リオスも支えますが、手錠のでせいでサラの手首はちぎれそうです。
ジュノはこの隙にバッグを受け取り、一人で逃げようとします。
流石のサラもジュノに助けを懇願し、ジュノは心を動かされたのか、サラに手を貸し、ピッケルで糞爺の手を切るようにリオスに言いつけます。
糞爺の下からは地底人が昇ってきているので、リオスはピッケルで糞爺の手首を切断し、糞爺は地底人もろとも奈落の底に落ちて行きました。
ジュノはゴミでも捨てるように爺の手首を手錠からポイしました。
リオスはあまりのことにちょっと放心してしまいますが、皆と出発しました。
ジュノ見直しました。リオスも有能です。すっかり溜飲が下がりました。
今までストレス溜まりまくりだったので、本当にありがとうございました。

ジュノ達は頑張った甲斐あってかとうとう出口にたどり着きました。
日の光が差し込んでいますが、同時にここは狩場への入り口なので沢山の地底人がお食事をしていました。
ジュノファンの方には申し訳ないのですが、この人本当に岩に足かけたりする姿がゴリラにしか見えないですね。まさに役者魂だと思います。

3人は目で示し合わせてそろそろと出口まで進んで行きます。
そんな厳しいだるまさんが転んだをしながら進みますが、お弁当にされていたグレッグがジュノの足を掴み、地底人に気付かれてしまいます。
混戦になり、ジュノは無双しますが、一人体格の良い対ジュノ用に選ばれた感じの地底人がおり、苦戦します。
やっぱグレッグ生きてましたね。この地底人は筋肉もりもりで強そうです。腹筋とか凄いですよ。
きっとボスキャラですが、顔が普通の地底人なのが残念でした。もっとツノとか付いてるとよかったかもしれません。
リオスも結構、頑張って戦ってました。地底人は人を成長させるんですね。

サラはジュノを救出に向かい、ジュノは地底人の喉を噛み破り、協力プレイで倒します。
ジュノは先ほどの戦いで腹部に深手を負ったので、見捨てて逃げろとサラに言います。
ジュノはサラに今までのことを謝り、サラはそれを許し、ジュノはゆっくりと目を閉じました。
なんかいい話になってきましたね。ちょっと感動しました。
ただジュノはこの後、復活して無双すると思います。

サラがジュノの元を離れないので、リオスは逃げようとしますが、退路は地底人の群れに塞がれていました。
後方からも地底人が集まってきており、絶対絶命です。

それを見たサラはすっくと立ちあがり、ありったけの声で叫びます。
地底人は一斉に彼女に襲い掛かりました。
漢ですね。ジュノのこともあり、リオスだけは絶対に守ろうと思ったのでしょうね。

リオスはその隙に穴から這い出ると雄たけびを上げて森を駆け抜けます。
少し落ち着いた所で携帯電話をかけようとしますが、事情通のおっさんが背後から忍び寄り、いきなりスコップでリオスをノックアウトします。

おっさんはリオスを引き摺って行くと、地底人の穴の近くに放置します。
穴から地底人の合成っぽいアップが映ります。

エンドロールで終了です。

ポカーンって感じになりました。折角さっきまでちょっといい話だったのに。
このおっさんは地底人を飼ってるんでしょうか?ちょっと趣味がわからないですね。爬虫類とも違うし。
私もヒョウとかチーターとか猛獣好きですが、あれはデカい猫なのです。地底人は可愛くないですよね。
そんなことを気にする映画ではないと思いますので、考えても仕方ないですよね。
多分、この後ジュノとサラが無双してリオスを助けてあげて、おっさんもSATSUGAIされるのでしょう。

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