実はこの話は実話です? 見るとあなたも呪われる?! 生人形

見るとあなたも呪われる?! 生人形

あなたはこのDVDを見る勇気がありますか?

制作年 2013年
制作国 日本
監督 田川幹太
上映時間 64分
出演
田川幹太
田中餌蝋

だいたいのあらすじ

タイトルに入ってる?! マークに東スポ感が漂ってます。

これは監督である田川が実際に体験したこと話ということです。
このネタを仕入れてから彼は引退に追いやられるほどのトラブルに見舞われたということです。
友人にお金を無心された田川は快諾し、友人は代わりに実家の蔵にあった人形を置いていきました。
人形は木箱に入っている日本人形でした。

それからスタッフの女性が怪我したり、人形が動いたりと異変が続いたそうです。

田川は人形を撮影し、企画として各社に持ち込みますが、どこも採用してくれませんでした。
最初に企画に乗りそうだった会社はなぜか倒産します。
人形は無くなる時があり、人形を持ち込んだ友人の実家の蔵は火事で焼け、友人は自殺していました。

田川は怖くなり、人形を霊能者に鑑定を依頼しますが、人形を見た瞬間に霊能者は簡便してくれと言い出したそうです。
田川は人形を捨て、とうとう映像業界から引退したということです。

しかし生活ができなくなった田川は映像業界に復帰し、知り合いに声をかけます。
知り合いはあの人形が事務所にあるので、いつ取りに来るのか的なことを聞いてきます。

異変は田川の作品にいつも出演する田中にも及んだようです。

異変① 2011年5月11日

アシスタントの女性は人形と撮影した次の日の朝に身体が異常にだるかったそうです。
そして右目は打撲のように腫れ上がっており、左手の中指は骨折していたということです。

彼女の撮影した写真の人形の顔はなぜかくしゃくしゃになっていました。

異変② 2011年5月31日

人形を入れた箱が動くというので固定カメラで撮影することになります。
俳優の秋山がカメラを回すことになりました。
午前3時前に秋山がソファに寝ていると木箱がズーッと意外に勢いよく滑る様に動きました。
なんかこの人はわざとらしい感じでした。

異変③ 2011年6月10日

人形の作品を撮影していると人形が無くなってしまいました。
スタッフの一人は人形をベンチの下で発見し、なぜか様子がおかしくなってしまいます。
彼は皆が見守る中、突然歩道橋の上から飛び降りてしまいました。
田川達は現場から撤収することになります。
いつもの田川監督の撮影現場ですね。餌蝋さんはいつも飄々としていて笑えます。
相変わらず憑依、憑依言ってますね。

戻り際にスタッフは人形が橋の上にあり、自分は撮影していたと話します。
尚もカメラで撮影していると画面の隅にチラチラと人形らしき物が映ります。
そしてなぜか人形が車の荷台に戻っていました。

田川はいつものように人形を箱にしまうとイヤな役目を田中に押し付けるのですが、荷台を開けると人形が消えていました。
田川も皆と確認しますが、やはり人形は消え失せています。
人形は見つからなかったので撤収して帰ることになります。
相変わらずグダグダですね。

なんと人形に関わった人はどんどんひどい目に遭ってしまうようです。
字だけで説明するのも凄いと思いますが、「家庭崩壊」と「業界追放のミス」は何か違うような気がします。
しかしこれも憑依の仕業なのでしょうか?

異変④ 2011年7月1日

何と田川達の会社が倒産してしまったそうです。これも人形の呪いということです。

夜逃げ同然で解散前の事務所を撮影しているとなぜか人形が戻って来ていました。
田川は例によってADの女性にお前が持ってきたんだろ!とブチ切れます。
彼はコンビニの袋に人形を詰めて捨てることにし、カメラマンに捨てる所まで撮影するように指示します。
カメラマンが嫌がったので、田中に依頼して解散します。
いつもの切れ芸でグダグダです。

2011年某日

田川と田中は車で人形を捨てに行くことになり、カメラマンも同行してくれたようです。
田中は祟りが怖いから神社に奉納した方がいいと言いますが、田川は却下します。
車の中で「祟りなら受けて立ってやる!」とか「戦争だ!」とか言ってて笑います。
でもこの人はいつも真っ先に逃げるんですよね。杉沢村伝説とか思い出してしまいました。

田川は人形をゴミ処理場に持って行き、処分される所を見て終わりにしたいようです。
彼は車の中でホラーの仕事は辞める!と宣言します。
こんなことやってるから周りにバカにされるんだ!と自虐的な発言もします。
カメラマンが「教育ビデオを作ろう!」とか言ってます。
バカにされるというより「ネズラ」とかがヤバかったのだと思います。

田川達は他のゴミと一緒に人形を焼却炉に投げ込みました。
こうして人形との戦いは終わりました。
焼却場の様子が社会科見学のような気分になれます。教育ビデオ行けそうです。

感想

これはつまらないです。
お話は無いです。人形の祟りで周りがひどい目に遭うというだけです。

特に見なくても良いと思います。

私はこの作品はあまり好きではありません。

ラストまで(ネタバレ)

2013年

人形が帰って来たということです。
2013年4月19日に動画サイトで人形を公開したそうです。
その際に視聴者に大変なことが起こりパニックになったそうです。
この人形を見てしまうと70%の人に恐ろしいことが起こるのだと田中は言います。
ポルターガイスト現象やラップ音が発生するかもよ!とも付け加えています。

最後に注意書きが出て、人形の画像が公開されます。
「何も処理していません。」と12歳未満の人はおうちの人と見てねのくだりで笑ってしまいました。

人形の画像が流れ、最後に人形がまた無くなったという説明が出ます。

エンドマークで終了です。

監督の説明だと市松人形ということでしたが、和洋折衷のような人形でした。
確かに雰囲気があって不気味な人形で、良く見付けてきたなあと思いました。

今の所、バッチリ見た私は無事ですが来週は職場の同僚に「ちょっと-!」と怒られるような予感がしています。
でもよく考えるとそれはいつものことでした。

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