電流が襲って来ます ヴァイラス

ヴァイラス

人間ども、絶滅せよ!

制作年 1998年
制作国 アメリカ
監督 ジョン・ブルーノ
脚本 チャック・ファーラー/デニス・フェルドマン
上映時間 100分
出演
ジェイミー・リー・カーティス
ウィリアム・ボールドウィン
ジョアンナ・パクラ

だいたいのあらすじ

ロシアの宇宙ステーション・ミールが巨大な光の塊のようなUFOに包まれてしまいます。
制御不能になったミールは直後に交信中だった研究船に電流のようなものを送信します。
直後に探査船ではメインシステムに何者かが侵入して制御不能となり、放電のようなものが発生して乗組員はパニックに陥ります。

7日後
南太平洋では台風「レイア」が発生していました。
台風の真っただ中を航行するシースター号は強い波風に晒され、積み荷を失ってしまい、守銭奴の船長(ドナルド・サザーランド)は落胆します。
航海士のフォスター(ジェイミー・リー・カーティス)が台風の目に突っ込んでやり過ごそうと提言し、船長も同意しました。
この船には全7名の乗組員が乗船しています。

ひとまず故障個所を修理することになりますが、船は機関もまともに動かず、このままでは漂流します。
レーダーに停船中の大型船を捉えたので救助を求めて、無線連絡しつつ接近することにしました。
大型船はロシアの研究船であると判明したのですが、無線の応答無く、人の気配も無かったので乗り込んでみることにします。
まずは機関士のスティーブ(ウィリアム・ボールドウィン)が乗り込み、船長達も続きます。

船の中は無人でなぜか無線も破壊されていました。
船長はこの船をえい航して救助報酬を得ようということにしますが、フォスターは乗り気ではないようでした。
船長はシースター号に残っていた操舵士のウッズ(マーシャル・ベル)に船に寄せるよう指示を出します。

スティーブとスクィーキー(フリオ・オスカル・メチョーソ)は機関室に向かいました。
なぜかメインパネルに接続されたケーブルが人為的に抜かれていたのですが、元に戻して機関を作動させ、船には電力が戻りました。
電力回復するとメインシステムが勝手に動き出し、カメラで周囲の様子を窺い始めます。
そして研究船に横付けされていたシ―スター号の甲板に巨大な錨を落としました。
甲板で作業していたピコ(クリフ・カーティス)は危うく錨に直撃されそうになり足を負傷し、シースター号は沈没してしまいました。

機関は勝手に運転しているようで、スティーブは誰かが隠れて制御していると考えます。
リッチー(シャーマン・オーガスタス)とウッズは捜索へ向かいました。
船長は生存者がいる場合は救助報酬が貰えないので、生存者を発見したら始末しようと考えているようです。
フォスターとスティーブ、船長は医務室を捜してピコの手当てをすることにします。

フォスター達は医務室を発見してピコの手当てをしました。
一方、スクィーキーは蜘蛛型の小型ロボットのような物に機関室で襲われていました。

リッチーとウッズは武器庫を発見し、バッグの中に銃器を詰め込みます。
そこにはロケットランチャーや地対空ミサイル、脱出用の機器等もあり、床には大量の血液が流れていました。
また所々で電気ケーブルが切断されていました。

フォスターがピコの足の傷を縫いつつ、皆が世間話をしているとロッカーからガスマスクを被った人物が出て来て小銃を乱射します。
近くにいたスティーブが銃床で気絶させて倒し、取り押さえますが、人物は女性で手榴弾等を所持していました。
スティーブはスクィーキーが無線に応答しなくなったので、、リッチー達に機関室へ行くように依頼し、乗組員がいたことも伝えます。
スティーブは機関室へ行くことにし、船長はブリッジに戻ることにします。

リッチー達は蛇型の工業用ロボットのような物に襲われ、銃で破壊しました。

あの倒れていた女性(ジョアンナ・パクラ)は息を吹き返し、奴らが襲ってくるから電気を消せと言います。
彼女は非常に切迫した様子でミールから来た何かが電気で動き、他の乗組員は死亡したと支離滅裂なことを言った後、逃亡してしまいました。
フォスターは彼女を追いかけて捕獲し、話を聞くことにしました。
彼女はナディアという名でミールから来た電気で動く何かにシステムを乗っ取られ、他の乗組員300名は死亡、船長と彼女はケーブルを切って敵を遮断したそうです。
ナディアは手を拘束されてブリッジへ連行されました。
この辺りのシーンは暗くて見辛いです。ピコは足を怪我してたんですが、平気で歩いてます。

リッチー達は船内にロボット工場を見付けるのですが、そこではあの蛇型ロボットや蜘蛛型ロボットが勝手に生産されていました。
彼等はロボットの襲撃で小銃の掃射を受け、ウッズは肩を撃たれて重症を負いました。
スティーブは機関室でリッチー達と合流しますが、機関室の扉が溶接されていました。
その直後、半分ロボットに改造された何者かが銃を撃ちながらスティーブ達に襲い掛かってきました。
カメラも取りつけてますが、こんなに量産する材料があるのでしょうか?

船長は錨等の工作もこいつの仕業に違いない!とナディアに銃を突き付けて脅します。
そこにスティーブ達が戻って来て半分ロボットの遺体を担ぎこみます。
ウッズは肩に負傷してることを忘れたんでしょうか?ピンピンしてます。

ナディアはこれは船長のアレクセイだと言い、ここでの出来事を話し始めました。
ミールから来たものは宇宙生命体で電気エネルギーで動いているそうです。
彼等ははシステムを乗っ取り、まず消火装置を作動させて67人を窒息死させ、ロボットを量産して乗組員を皆殺しにしたそうです。
また人間を機械と組み合わせてサイボーグのような物も作り、それも操るのだそうです。
船長はそんな話あるわけねえだろ!人体実験でもしたんだろ、と決めつけます。

そこに高波が襲ってきて船は木の葉のように揺られてしまいます。
舵が利かないので、機関室の扉を焼き切ってそこで船を制御しようということになります。
また、アレクセイが再び動き出したのでリッチーが頭部を撃って完全に停止させました。

さて機関室の扉はなぜか開いたのですが、片目にカメラを着けてサイボーグ化したスクィーキーと大型ロボが襲い掛かって来ました。
ウッズはロボに殺害され、皆は応戦しつつ通信室に逃げ込みますが、扉をロボがガンガン叩いてぶち破ろうとしています。
生きている無線があったので、リッチーが救援を求めようとしますが、強欲な船長が無線を破壊してしまいました。
フォスターは「てめえの血は何味だ!」とブチ切れて船長を殴り倒し、ナディアの手の拘束を解いてやりました。
ロボは空気を読んだのかフォスターが見栄を切っている間は大人しくしていましたが、またドアゴンゴンを再開します。
この辺のシーンも暗くて見辛いです。

リッチーがコンピューターに質問を打ちこむとなぜか丁寧に回答してくれました。
敵は人類は地球のウィルスであると判断して絶滅させるべきだと判断したようです。
また彼等は実体化するために人間の組織を求めているようです。
ピコは敵が電気的な生命体であるならば船を沈めてしまえば水中に没するのではないかと思いつき、皆はそれに食いつきます。

とうとう扉は破られ、スクィーキーが姿を現しました。
ひとまず銃撃して撃退しますが、リッチーはクソーやってられるかー!とブチ切れ、ドアを壊して飛び出しました。
船長以外も飛び出していき、船長はコンピューターと「どこでも望みの港に案内する」と生命体と交渉し、作業室14に向かうよう指示されました。

スティーブ達は船を沈めるためにコンピューター制御室へ向かいましたが、メインコンピューターはそこにはありませんでした。
そこで倉庫を抜けて捜しに行くことになります。

一方、船長は作業室に到着し、絶賛改造中のウッズを目撃したりしつつ生命体と交渉を始めます。
ここにあるのがメインコンピューターでしょうか?

感想

これは普通です。ただSFとしてはどうでしょうか。
凄くツッコミ所が満載な話で、イマイチ緊張感が無いような気がします。
典型的な日曜洋画劇場映画クラスだと思われ、午後ロー映画よりちょっとレベル高いでしょうか?
ザ・グリード等と同じようなレベルだと思いますが、あっちの方が面白いです。

演出は良いとは言えないような気がします。
ちょっと暗くて見辛いシーンが多いですね。
暗いシーンで恐怖感を煽ろうと考えているのかもしれませんが、逆効果のようです。
盛り上がりそうなシーンでも暗くて観るのに疲れてしまいます。

テンポは悪いわけでは無いと思いますが、ちょっと退屈なシーンもありました。

ロボットが沢山出て来るのですが、スマートなものではなく工業用ロボットみたいなやつです。
部品や基盤が丸出しでごつごつした感じのやつです
サイボーグはゾンビに鉄くず付けました的なデザインです。
後、ターミネーターに出て来るような大き目のロボットも出て来たりしました。
でも大体、暗いシーンで出て来るので姿が良く分からなかったりするのでした。

生命体は実体が無いので、雷や放電のようなもので表現されています。

主人公のフォスターはイマイチ影が薄くて、ナディアの方が美人だったりします。
どんどん殺されるのでこんなに人数いらなかったような気がします。
リッチーはなかなか良いキャラだったと思います。

この映画は暇つぶしには良いのではないかと思います。
ただ繰り返しになってしますが、画面が暗いです。

私はこの映画は普通です。

ラストまで(ネタバレ)

スティーブ達は大型ロボットに襲われてしまい、銃で応戦しますが歯が立たず、甲板へと退散します。、
その後、彼等はナディアの案内でアンテナ制御室へと向かいます。
外は大荒れなので、ピコは波に攫われて死亡しました。
生命体は付近の島から電波アンテナを使って全世界へ行こうとしているようです。
先ほどのリッチーの無線に応答した救助開始助無線が来てしまったので、その前に生命体をを倒す必要があります。

そこにサイボーグ船長が現れますが、ナディアの持っていた手榴弾でたおしました。
三人は船底に燃料を撒いて船を爆破しよう!という作戦に出ます。
道中でリッチーと再会するのですが、彼は彼で何やらロボの部品を集めたりとゴソゴソしており同行する気は無いようです。
三人は爆弾を15分後に爆破するようにセットし、リッチーに連絡しようとしますが、大型ロボットに阻まれます。

フォスターは大型ロボに捕まり、爆弾の場所を教えろと拷問されますが、スティーブ達が助けに来ます。
しかし銃では歯が立たず苦戦しているとリッチーが現れ、ロケットランチャーで大型ロボットを撃ちました。
フォスターはナディアに救出されますが、ロボはまだ動いてとおり、スティーブとリッチーとははぐれてしまいました。
ナディアは救命胴衣を用意してフォスターに着せますが、その後大型ロボに見つかってしまいます。

大型ロボは爆破装置を発見しており、握りつぶして破壊しフォスター達を捕らえようとします。
ナディアはフォスターを逃がして自分は手榴弾で大型ロボと共に自爆しました。

一方、スティーブは無事でしたが、リッチーは瓦礫に潰されてしまい、「奥の手があるからミサイル室に行け」と言い遺して息絶えました。
スティーブとフォスターは合流してミサイル室に向かいます。
そこにはリッチーが作ったミサイルを利用した脱出装置が準備されていたので、二人は脱出しました。
発射装置は爆弾と連動しており、船は大爆発しました。
フォスターが爆弾に気付いていたとは思えないので、あれほど「こいつらは外には出さない」って言ってたのが空しく感じます。

ということで二人は駆けつけた救難船に無事に保護されました。

エンドロールで終了です。

めでたしめでたしですね。
ラスト付近もイマイチ盛り上がらなかったような気がします。

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