またまた呪ます 呪怨2

呪怨2(ビデオ版)

まだまだ呪いでひどい目に遭う話

制作年 2000年
制作国 日本
監督 清水崇
脚本 清水崇
上映時間 75分
出演
大家由祐子
芦川誠
藤井かほり

だいたいのあらすじ

前作です。

OV呪怨のネタバレ紹介と感想です。

冒頭に前作のダイジェストが少し入ります。

伽椰子

これは前作の振り返りで小林(柳ユーレイ)が家庭訪問した際の様子です。
前作を見た人は見なくて良いと思います。

響子

響子があの家に引っ越してきたという綺麗な奥さんを見てガクガクとする部分までが前作の振り返りです。

響子はその後、同僚の記者・佐藤に佐伯家のことを調べてもらい、ファイルを受け取ります。
前作で死亡した村上一家のことや小林、佐伯剛雄のことが記事になっています。
響子は早速、兄・達也(芦川誠)の不動産屋を訪ねますが、留守だったので事務員に伝言を頼み、達也の自宅へ向かいます。
相変わらず事務員さんが可愛いです。

どうやら達也の自宅も曰く付きだったらしく息子の信之が砂嵐のTVの前でグッタリしています。
信之は気が付きますが、何だか様子がおかしく、隣の人が女性の悲鳴と赤ちゃんの泣き声が聞こえたと心配して訪ねて来ます。
何という因縁でしょう。この家は小林の自宅だった部屋なのでした。
響子は隣人を追い返し、信之を正気に戻らせようとしますが、剛雄が小林妻を殺害している現場の再現を見てしまい倒れます。

達也

あの家に引っ越してきた奥さん・北田良美(藤井かほり)に送り主不明の宅配便が届きます。
中には俊雄の描いた伽椰子の絵と伽椰子の日記が入っていました。
日記の表紙を見つめていた良美は様子がおかしくなり、コーヒーと目玉焼きに文句を付ける旦那の頭をフライパンで殴ります。

響子はゾンビ系の廃人になってしまい、達也は信之と共に響子を実家に引き取らってもらいます。
達也は両親に自分の家のことを話し、父親は響子がおかしくなったのは呪いのせいだと気付き、すぐ家に帰って何とかしろと達也に指示します。

達也は北田家に立ち寄ることにしますが、良美は様子がおかしく俊雄の絵を自分の子の絵だと言い出したり、壊れたレコードのように台詞を繰り返したりしています。
達也は俊雄と伽椰子化した良美に襲われてしまいました。

同じ頃、達也の実家では父がニャーと鳴く俊雄を目撃したり、響子が人形を赤ちゃんのように抱いたりと家庭崩壊していました。
達也両親はショック死してしまい、人形を抱いてヘッドバンギングする響子とその側に佇む信之がいました。

感想

これは普通です。
30分位、前作の振り返りが入るのでちょっと損した気分がします。
怖いことは怖いのですが、前作の方が良かったと思います。
呪いに触れた人の末路も何だかワンパターンで飽きてきました。

今作は絶叫系の女優さんが出ていないので、それが寂しい原因かもしれません。
初老男性が絶叫するという珍しいホラーになっています。

ラスト付近はちょっと笑ってしまいました。

このシリーズはインパクトが命なのか、繰り返し見ると全く楽しめないですね。
これは二回目は観なくてもよいのではないでしょうか。

ラストまで(ネタバレ)

神尾

神尾刑事(諏訪太朗)と後輩の飯塚は先輩の吉川(でんでん)が急に退職してしまったため、挨拶に自宅を訪問します。
応対した吉川の妻は体調不良だから会わせられないと二人を門前払いします。
二人は縁側に佇む吉川の姿を目撃しますが、彼は廃人のようにブツブツ呟いており、二人の姿を認めると何かを恐れるように騒ぎます。

神尾は飯塚と共に佐伯家に関連する事件で唯一生き残っている信之の行動を見張ります。
神尾は吉川の写真を整理していて良美が伽椰子に似通ってきていたことに気付き、飯塚にも情報共有します。
神尾はすっかり恐ろしくなり、佐伯家関連の事件からは手を引くことにしますが、警察署に現れた伽椰子に襲われます。

信之

信之は学校で伽椰子を見かけたので逃げ出しますが、伽椰子は増殖しており、学校中を沢山の伽椰子が徘徊していました。
これもうネタとしか思えないです。ウケます。

沙織

沙織は学校帰りに友人と共にあの家に忍び込むのですが、置いてあるお酒を呑んでみると酷くまずいようでした。
そして彼女達は猫の声を聞くのでした。

エンドロールで終了です

ビデオ版だけで完結させる気がなくて劇場版に続きます。

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