シービースト
ドライブ旅行を楽しんでいたらひどい目に遭う話
制作年 | 1966年 |
制作国 | イギリス/イタリア |
監督 | マイケル・リーヴス |
脚本 | マイケル・リーヴス |
上映時間 | 79分 |
出演 |
バーバラ・スティール |
ジョン・カールセン |
イアン・オギルビー |
だいたいのあらすじ
トランシルヴァニア バルバラッシュ村
ヴァン・ヘルシング伯爵(ジョン・カールセン)は200年前に先祖が遺した書物を今日も読み返していました。
この村には昔、子供を攫う悪い魔女が湖の洞くつに住んでおり、ある日村人の逆鱗に触れてリンチされてしまいます。
醜い容貌をした魔女は車輪の付いたシーソーのようなものの先端に括りつけられ、焼いた鉄串を身体深々と差し込まれます。
その後、シーソーの先端を何度も何度も水に浸けられ、魔女は呪いの言葉を吐いていました。
魔女の人には申し訳ないのですが、この水に浸けるシーンが楽しそうで笑ってしまいました。
魔女の人が水系のアトラクションで遊んでいるようにしか見えないです。村人が係員みたいです。
イギリス人のフィリップ(イアン・オギルビー)とヴェロニカ(バーバラ・スティール)の夫妻がドライブ旅行をしており、バルバラッシュ村に立ち寄ることになりました。
ホテルも一軒しか無くてガッカリ系の建物でしたが、陽が落ちそうなので一泊することになりました。
毎日が日曜日のヴァン・ヘルシングは庭でブランコを漕いでいましたが、暇なのか夫妻に自慢話を始めます。
それによると200年前に魔女が殺された際に間違ったやり方をしたので、今でも魔女の呪いが残っているそうです。
うちの先祖に頼っていれば呪いなんかなかったのになー、と言い出すので夫妻は疲れてるから!と部屋に引き揚げます。
オーナーのグローパーがHしている所を覗いたのでフィリップはボコボコにしてしまい、次の日には出発しました。
フィリップの運転する車は湖の付近で急にハンドルが利かなくなり、湖に転落してしまいました。
恐らくグローパーが細工したのだと思います。
彼はヴェロニカを置いてさっさと自分だけ逃げ、ヴェロニカはトラックの運転手に救出されましたが死亡していました。
フィリップも気絶しており、夫妻はグローパーのホテルに運び込まれました。
その後、ヴェロニカの遺体は醜い顔の女性になっており、そこに駆けつけたヘルシングはこれは魔女の仕業だ!と言い出します。
フィリップはひとまずヘルシングの指示に従うことにし、昨夜泊った部屋で待つことにしました。
その後、ヘルシングの家で魔女だのなんだの説明を受けたフィリップでしたが納得できず、飛び出して行きます。
どうやらあの醜い女性の遺体が魔女に憑かれたヴェロニカらしくヘルシングは道具を持ってきて魔女を鎮めようとするのですが、あっさりと首を絞められてやられます。
ヴェロニカはその後、グローバーを殺害しました。
息を吹き返したヘルシングはフィリップと一緒に警察に行くことになり、道中であの醜い女性がヴェロニカで魔女に憑依されているのだと説明しました。
ヴェロニカはその後も人を襲いまくりました。
感想
これはつまらないです。
話は面白い所が無く、展開は強引です。
演出も何もあったもんでは無いと思います。
ちょっと私には感想らしきものが書けないです。
ラスト付近も全く面白くないです。
クリーチャーも汚いだけだし、フィリップは不快だし。
ヘルシングは右往左往してるだけだし。
ラストまで(ネタバレ)
フィリップとヘルシングはヴェロニカが子供を襲おうとしている所を捕まえて車で運びます。
ひとまずホテルの棺にヴェロニカを入れてヘルシングの家に道具を取りに行きました。
しかしグローパーの遺体が見つかったので警察はヴェロニカの遺体を押収してしまいました。
フィリップ達は遺体を奪い返し、カーチェイスの末、色々あって警官隊を撒き、シーソーみたいなので儀式を行いました。
無駄に長いカーチェイスがあるのですが、早回しでコメディ調のBGMです。苦笑しました。
ヴェロニカも無事に戻り、村にいると逮捕されるのでヘルシングはフィリップ達と国外逃亡しました。
ヴェロニカが「バルバラッシュにまた来たいわね。きっと戻るわ」と言って終わりです。