意味不明映画 CYCLE サイクル

CYCLE サイクル

わたしが壊れてゆく

制作年 2005年
制作国 日本
監督 山本政志
脚本 山本政志
上映時間 52分
出演
岩波藍
加藤裕人
大下美歩

だいたいのあらすじ

コンビニバイトの麻愛(岩波藍)は夜11時頃にいつも部屋の側を通る自転車の音が気になっていました。
彼女は友人の綾乃(大下美歩)と良く一緒に過ごしています。
ある晩、麻愛はバイト仲間の藤岡(加藤裕人)からデートに誘われ、次の日会う約束をします。

デートの最中のふとした拍子に麻愛はあの自転車の音を聞いたような気がします。

ある晩、自転車のことが気になった麻愛は自分も自転車に乗って後を尾けてみることにします。
自転車に乗っているのは若い女性のようで、帽子を目深に被っています。
こんなにべったりついて行ったら怪しまれると思います。

自転車の主は一軒家に入って行き、家族にただいまと挨拶していました。
麻愛はその晩は帰宅します。

今度はお昼にその家を訪ねてみるのですが、その場所は駐車場で家はありませんでした。
不思議だなー嫌だなーと思った麻愛はなんだかバイトにも身が入らないのでした。

夜になったので、またまた自転車の後を尾けることにした麻愛は女性が家に入った後で家の周囲を確認します。
表札には「毛利」と書かれており、しっかり家が建っています。
麻愛は家の主人らしき男性と目が合って倒れてしまいます。
なんだか良く分かりませんでした。

毛利家では何だか麻愛そっくりな女性が一人娘として父と母と同居しているようです。
娘はヒカルという名のようで、両親とは仲が良く平和に暮らしている模様です。
違うの前髪の色だけみたいです。
ヒカルは母親が納豆を切らしたというので買いに行き、帰り道に麻愛のアパートを見て倒れてしまいました。
これもなんだか良く分かりませんでした。

麻愛はそれから三日間、バイトも無断欠勤したようで、藤岡が家を訪ねてきます。
麻愛はドアから顔を出したものの藤岡を無視してまた引き籠ります。
藤岡は借金の取り立て並にウザいノックとピンポン攻撃です。

麻愛はまたあの駐車場に行ってみることにし、隣の家のおばさんに話を聞いてみます。
駐車場が出来たのは1年前位でその前は確かに毛利という家があったのですが、娘が自殺して越したようです。
ヒカルの父親と母親は先週、長野の山荘で無理心中したということです。

何だか麻愛は自分が本当に麻愛なのか良く分からなくなりました。
この演技がちょっとウザいです。
家にいるのが怖くなった麻愛は11時前になると渋谷の雑踏に逃げたりしますが、ヒカルの自転車はそこにも出現します。

ヒカルは納豆を買って家に帰宅しました。

ヒカルが残業で遅くなった社内から帰宅しようとすると派遣社員の藤岡と出会います。
その晩、二人は呑みにいくことになり、ヒカルは両親からのプレッシャーを感じると打ち明けています。
家族の話をしていたヒカルは前にも藤岡とそんな話をしたような気がします。
その夜、ヒカルが遅くに帰宅すると父親が会社からリストラされていました。

父親はショックで精神を病んでしまい、部屋でブツブツ言うようにになります。
医師は自律神経失調症の一種だと診断します。
父親はいつも家に引き籠ってボーッとしており、何度も水道のハンドルの閉まり具合を確認したりします。

ヒカルは藤岡と付き合うようになり、親に紹介することになります。
二人は麻愛がバイトしていたコンビニで買い物をします。

藤岡はヒカル宅を訪問し、ぎこちないながらも円満に会話が進んでいました。
しかし藤岡が「いいご家庭ですね」と言ったのがきっかけで父親は、どこがだよ!とキレ始めます。
父親は藤岡に掴みかかり、母親に引き剥がされます。
ヒカルは泣き出してしまい、藤岡を玄関から送り出します。

ヒカルが部屋に戻り寝転んでいると父親が現れて首を絞めます。
彼女の悲鳴を聞いて戻ってきた藤岡が父親を止め、家から逃げろと叫びます。
ヒカルは家から飛び出しました。
なんで藤岡が飛び込んできたのかナゾです。もう帰ってると思いました。

感想

これはイマイチです。
TVの短いドラマを見てる感覚でした。
演出はチカチカするだけでイケてないです。
でもひどい作品というわけではなく、真面目には作っている印象です。

特に面白くもないですが、劇的につまらない訳でもありません。
見た後もほとんど印象に残らない作品です。

役者さんの演技は普通ですが、一部ウザいシーンがありました。
演出のせいだと思います。

ラスト付近はどんでん返しみたいなものがあり、伏線も回収しています。

わざわざ見なくてもいいような気がします。

ラストまで(ネタバレ)

父親は藤岡を絞め殺してしまいました。

ヒカルは夜の住宅地をひたすら走り回っています。
やがて麻愛のアパートに辿り着き、なんとなく鍵の隠し場所を知っていた彼女は部屋に入ります。
そしてそのままベッドで眠り込んでしまいました。

翌朝、麻愛はチュンチュンという鳥の鳴き声と朝の陽ざしで目覚めます。
携帯電話で藤岡と綾乃に電話しますが、二人とも繋がりませんでした。

再びあの駐車場の横の家のおばさんを訪ね、毛利さんはどういう人だったのかと質問します。
おばさんは写真を持ってきてくれるのですが、そこには藤岡が写っていました。
麻愛が藤岡を指してこれは誰だと尋ねるとおばさんはそれが自殺した息子のヒカルだと答えます。
ヒカルが藤岡だったんですね!

ヒカル父がヒカル(藤岡)を絞殺した後、両親はヒカルを自殺に見せかけたようです。

麻愛が呆然としていると、綾乃から電話があり、お前バイトをバックれて何してたの?と聞かれます。
綾乃に藤岡のことを尋ねますが、ハァ?誰それ?と言われます。
真綾が電話を切り、駐車場の隅を見ると毛利家の庭に生えていた植物を発見します。
思わず微笑む真綾ですが、背後で自転車の音を聞いて振り返ります。

エンドロールで終了です。

ヒカル(藤岡)が自分の世界に麻愛を連れ込んだという話みたいです。
でも両親が自殺してるのにヒカルは何がしたいんでしょうか?
ヒカルOL編とかなんか意味あったんでしょうか?ナゾは深まるばかりです。

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