自称・幽霊と触れ合う話 Not Found 外伝

Not Found 外伝 いま、霊に会いにゆきます

Not Foundの取材特集だけしました!という作品です。

制作年 2014年
制作国 日本
構成・演出 古賀奏一郎
上映時間 68分
出演
古賀奏一郎
杉本笑美

だいたいのあらすじ

なんだかNot Foundの外伝を撮ろう!という話が持ち上がり、企画提出まで後2日に追い込まれていました。
さらに納期は2週間というハードスケジュールでした。
古賀も杉本も企画のアイディアが湧かず、困り果てていると「自分は幽霊です。」というヘンなメールが届きます。
2人共疲れていたのでしょう。渡りに船とその男性に会いに行くことになります。

2人は茨城県某所に男性の取材に訪れます。
男性は山田誠という一見、普通の男性でした。

山田はスタッフと入ったファミレスでもケーキやプリン等を注文し、どう見ても人間です。
古賀は山田に「霊だと証明できるものがあるか?」と尋ねますが、山田は「じゃあ、あなたは人間だと証明できるのか?」ととんちのような事を言い出します。

山田は生前の記憶は無いということですが、自分の車にバイクが突っ込んで来て事故死!妻と娘と3人家族!仕事は運送屋!と思い出します。
彼は妻は高校時代の同級生だったと思いだし、それ以外はほとんど何も語りませんでした。
次にスタッフは山田の家に向かうことになり、道中で山田はどんぐりころころのような鼻歌を歌います。
山田はなんだか良く知らない曲だが、頭の中で響くのだとのたまいます。
なかなかヘンな役者を見付けて来ましたね。

山田は森の奥の廃墟で暮らしており、ホームレスで単なるアイドル好きの青年でした。
生前の記憶は無いと言っていた割りにはラブホテルの事に詳しかったりします。
杉本さんが終始、露骨に嫌な顔してますね。

困り果てた古賀と杉本は取材を終えて帰ることにしますが、山田はギャラは口座が無いからキャッシュでくれと追い討ちをかけます。

古賀と杉本は頭を抱えてしまいます。
杉本はあいつただのホームレスじゃん!と突っ込みますが、古賀はいやあいつは幽霊だ!と取材を続行することにします。
杉本さんの「デザート代までぼったくられた」に笑ってしまいました。この後、いつもの寸劇が始まります。
2人は言い争いになり、険悪な雰囲気になってしまいました。

結局の所、古賀案で廃墟を利用して山田を幽霊として出そう!という方向になります。
そこで山田を呼び出して携帯を渡そうとしますが、山田は3台も携帯を所持していました!
山田は交通費をぼったくったり、契約書を寄越せとかイヤに人間臭いことを言います。

古賀もめんどくさくなって、テキトーに契約書を作ってくれと杉本に依頼します。
古賀さんのセリフがいちいち面白いです。

とうとう撮影が始まり、2人は慣れていましたが、山田は普通の青年なので、古賀が演技指導を行います。
古賀の思い描く「怖い絵」も撮れ始めました。

休憩して食事にしたのですが、山田はもう出たくないと杉本に伝えます。
古賀はふざけるなと話をしに行こうとしますが、杉本に古賀さんはキツ過ぎると言われてまた揉めます。
しかし古賀は冷静になり、山田に謝罪して出てもらうことにします。
山田は凄い上から目線です。

杉本の提案で古賀と山田は一緒に飲みに行くことになります。
2人はソウちゃんマコちゃんと呼び合う仲になりました。
山田の態度といい、完全に「オカルト」です。

山田は家族のことを思い出して泣き出してしまい、古賀は彼を慰めます。
泣き上戸な霊っているんですね。凄く呑んでました。

後日、映像を編集していた杉本は山田の登場シーンにノイズがかかり映像が使い物にならないことに悩みます。
どうやらカメラの元データからおかしいようで、追加撮影するしか無さそうです。

山田に電話する杉本でしたが、ギャラを払っていないという理由で断られます。
杉本は通常なら後払いのギャラをその都度払いで契約してしまっていたのです!

古賀が電話を代わりますが、話は平行線で切られてしまいます。
仕方なく、ギャラを払って取り直させてもらおうと2人は山田の家を訪ねます。
山田は家におらず、もぬけの空でした。
しかし山田のスマホが置いてあり、動画が入っていました。

動画はどんぐりころころみたいな曲を口笛で吹きながら山田が暗闇を徘徊するものでした。
古賀はその曲がなんであるかようやく思い出します。
なんだか名前は出ないのですが、会社か何かの曲みたいです。

感想

これは普通です。あまり怖くは無く、寸劇が面白いといういつものパターンです。
始まった時点で何となくオチが見えてしまいます。

山田の態度のデカさに終始イラッとさせられます。

ラスト付近は意外と怖かったです。
オチもまあまあ良かったと思います。

ラストまで(ネタバレ)

山田のスマホには更に女性をナタで殺害する様子が映っていました。
その直後、カメラマンが仕事を降りると言って、カメラを置いて逃げ出してしまいます。

山田はその後も見つからず、2人はあの曲のバス会社を訪ねてみることになります。
しかしその場所は空き地になっていました。
事前に電話したのですが、繋がらなかったので訪ねてきたのです。

地元の人に聞いた所、バス会社は事故を起こして倒産していました。
その時の運転手は山田で妻と娘を殺害した後、首を吊って死んだそうです。
古賀はあれは幽霊だったんだ!と納得し、ネタができたと喜びます。

2人は旧山田宅を訪ねますが、古賀の姿が見えなくなります。
杉本が周囲を捜していると何と山田がいるのを発見します。
皮肉にも「怖い姿」です。

ようやく古賀を発見しますが、彼はナタを手に様子がおかしくなっています。
杉本はナタで切り付けられ、古賀は杉本のことをマリコ、マリコと呼びます。
マリコは山田の妻なので憑依したという設定みたいです。

杉本はカメラを捨てて逃げ出しますが、物陰から古賀を襲って気絶させます。

古賀はあの時のことを覚えていませんが、元に戻ります。
杉本は山田にギャラを払いに行きますが、山田はいませんでした。
山田のデータはお蔵入りになりました。

最後に撮影中に山田がナタを振るう姿が映ります。

ちょっとオチは読めましたが、思ったよりは面白かったです。

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