伝説の魔獣が襲って来ます ケルベロス

ケルベロス

人類に生き残る術はない

制作年 2005年
制作国 アメリカ
監督 ジョン・ターレスキー
脚本 ジョン・ターレスキー/デヴィッド・メイソン
上映時間 97分
出演
グレッグ・エヴィガン
エマニュエル・ヴォージエ
セバスチャン・スペンス

だいたいのあらすじ

ルーマニア ブカレスト 国立古代美術館
ここにはアッティラ王の鎧が展示されており、鎧には戦場で無敵になれるという伝説のマールスの剣の模様が書かれています。
テロリストっぽい連中が白昼堂々美術館に侵入して警備兵と派手な撃ち合いをした後、館長を殺害してアッティラの鎧を盗んで行きました。
警備兵は死に捲りですが、このテロリストは不思議なことに1名も犠牲者を出していません。

ニューヨーク ヴァン・ビューレン美術館
考古学者のサマンサ(エマニュエル・ヴォージエ)は展示会の準備に追われていましたが、アッティラの鎧が来なくなった件、館長が殺害された件で気落ちします。
ブカレストの美術館の館長は彼女の恩師でした。
それはそうとして彼女にはお金ばかりせびって来るだらしない弟・ザックがおり、展示会の準備中に訪ねてきたので家で待機するように指示しました。
ザックはマーヴィンという悪党から借金をして返済を迫られているので姉の所に転がり込んできたのでした。

サマンサが階段の所でしゃがんで黄昏ていると国務省のジェイク(セバスチャン・スペンス)に声を掛けられました。
ジェイクからアッティラの鎧のことを尋ねられた彼女は、あれにはマールスの剣の隠し場所が隠されているだと答えました。
アッティラ王は悪魔と契約を結び、ケルベロスを手に入れたそうで、無敵の力を手に入れるマールスの剣は彼の剣でした。
彼の死後は剣は地獄に返却され、ケルベロスによって守られているそうです。
剣を捜して手にした人もいるそうですが、ケルベロスからは逃れらず命を落としてしまったということです。
ケルベロスは毛が生えてないブルドッグみたいな顔で意外とカワイイですが、気性荒くて知能低そうなので飼うのは無理っぽいです。
ただ、剣の保管場所は全然地獄じゃないみたいで、どっかの墓地みたいでした。

その夜、サマンサが帰宅するとゼットはおらず、弟を助けたければパスポートを持って表の車に乗れ!と指示され、彼女は従いました。
一方、ゼットはマーカス(グレッグ・エヴィガン)に誘拐されてルーマニアにいました。
マーカス達は鎧を奪った組織の一員で鎧の秘密を知る館長を殺害した男は罰としてドーベルマンに襲われて死亡していました。
サマンサはゼットを人質に組織におびき出されており、ルーマニアに着いた所でジェイク達が彼女を奪還しました。
ジェイクの仲間はサマンサにも撃ちまくってて当たりそうになってましたが。
あの組織の指導者はサンという北朝鮮から脱出した男で、彼がマールスの剣を求めており、サマンサを必要としているようで、ザックはハメられた模様です。

サンはロシアからの核を所有しているそうで、そんな男がマールスの剣を手に入れるとえらいことになります。
サマンサは弟の救出を約束してくれたのでジェイクに協力することになり、まずは鎧の写真で剣の場所を特定することにします。
彼女はバッカスの家という村付近で城のようなものを発見し、ジェイクの仲間2名と共に乗り込むことになりました。

一方サン(ガレット・T・サトウ)はアメリカを火の海にするニダとか息巻いてましたが、サマンサを迎えに行った部下が戻りました。
彼はジェイクにやられたと報告し、マーカス達はゼットを荷台に押し込んでどこかに出発しました。

縦穴を降下したりしてようやく城の地下墓地に到着したジェイク一行でしたが、マーカス達がGPSで居場所を特定して乗り込んで来ました。
剣はマーカスに奪われ、ジェイクの仲間ウィリスは殺害、ザックは解放されましたが、出入り口を爆破されて生き埋めにされてしまいました。
マーカスが帰り道に降下ポイントで床の罠を踏み、ケルベロスが現れて彼の部下を殺害します。
一味はケルベロスに一斉射撃しますが、効果が無く、彼は部下がやられている間にロープで仲間に引き上げさせて逃げおおせます。
地上に出たマーカスはジェイク達の車を爆破し、サンに報酬倍額を要求してこの村に呼び出しました。

ジェイク達は岩をどけようと頑張っていましたが、そこにケルベロスが現れます。
岩の山はケルベロスに破られそうになり、ジェイクが必死に押さえている間に皆は他の出口を探します。
サマンサが王の墓の下に地下通路を発見し、皆は飛び込みました。
ケルベロスは身体が大きいので、この穴には入って来られませんでした。
四人は外に出るコウモリの群れと出くわしたり、たまに聞こえるケルベロスの声を聞いてワーワー言いながら出口を捜します。

一方、マーカスは村の酒場に行き、バーテンや給仕のお姉さんに酒を持って来いと嫌がらせしていました。
彼の持つ剣を見て村人は皆殺しにされるから返しに行け!と忠告し、何かを恐れたように酒場から一斉に引き上げました。
マーカスは給仕のお姉さんをレイプしたりしていましたが、仲間二名はもう帰るから分け前を寄越せと言い出します。
彼は仲間一名を剣で殺害し、それを見たもう一名は逃走してしまいました。

感想

これはつまらないです。イマイチです。
肝心のケルベロスが全然出て来ないです。
半分位終わった所でちょっとだけ出て来て、また脱出劇やら人間同士の戦いを見せられます。
全体だと正味5分程度しか出てないような気がします。

また「人類」に何か言ってきてますが、ケルベロス以前にサンの核の方が恐ろしいと思います。
ジェイクはマールスの剣が奴の手に渡ったら大変だ!と騒いでますが、それ以前になんでこんなテロが堂々とルーマニアにいるのか。
もっと大騒ぎになってると思うんですが、どうなんでしょう。

ケルベロスは3m位ある大きな黒犬でほとんど毛が無いように見えます。
顔はブルドッグみたいなのが3つあって上の犬歯が発達しており、青い目をしていて長い蛇の尻尾をしています。
口は凄く臭いみたいです。
ほとんど浮いて見えるので出来は期待しない方がいいです。

登場人物は何だか平凡な感じで印象が薄いです。

これは観なくてもいいと思います。

ラストまで(ネタバレ)

ジェイク達はケルベロスが通れそうもない横穴をズリズリ進むのですが、バークは独りで爆弾を仕掛けて時間稼ぎをします。
バークはケルベロスが近づいてきたタイミングで爆弾を爆破しましたが全く効果無く、ジェイク達の横穴に飛び込みます。
しかしケルベロスに足を噛まれて引きずり出されて、バークは殺害されてしまい、その後ジェイク達は地上へ脱出しました。
バークには気の毒なのですが、時間稼ぎとかしないで皆と横穴に飛び込んでいれば無事だったと思います。
ジェイクが言うことにはマーカスは昔の上官でイラクにいた際に民間人の少年を斬り殺したそうで、ジェイクが軍法会議でそのことを証言したので、マーカスは不名誉除隊→刑務所コースになったそうです。

ジェイク達は車が爆破されているのを知り徒歩で移動となり、ジェイクは危険だから一人で行くと言いますがサマンサは強引について行き、ザックもそれに従います。

一方、マーカスから逃げ出した仲間は道路で蛇を見付けて思わず発砲するのですが、それはケルベロスの尻尾で絞殺されてしまいました。
ケルベロスはその後もキャンプを楽しんでいた若者グループを殺害したりと暴れ回っていました。
ジェイク達はその遺体の一部を見つけ、早くなんとかしなくてはと焦ります。

マーカスは剣のせいか撃たれても死なない不死身となり、駆けつけたサン一味を殺害してしまいました。
村人達は彼を取り囲みますが、次か次へとやられてしまいます。
そこにジェイク達が現れ、更にケルベロスも現れて村人を襲いました。
ジェイクはマーカスと路上に面した高所で格闘となり、サマンサ達にはケルベロスが襲い掛かります。
サマンサはカーステで音楽を聞かせてオルフェウスみたいに眠らせよう!と思いつきますが、反って呼び寄せてしまいました。
ザックが囮になってケルベロスに投げ飛ばされ、ジェイクは何とかマーカスの手から剣を落とさせ、マーカスもケルベロス付近に投げ飛ばします。

落ちた剣をサマンサが拾いに行こうとしますが、ケルベロスは器用にもマーカスをキャッチしつつ尻尾の蛇をサマンサの足に巻き付けて妨害します。
そこにジェイクがロープで降りて来て剣を拾い、えいっとケルベロスに投げます。
ケルベロスは剣が胸に刺さり、倒れると地獄のようなものが開き、ケルベロスと剣は飲み込まれて行きました。
ということでお尻をかじられたザックにサマンサとジェイクが肩を貸して仲良く村を出て行きました。

エンドロールで終了です。

ラスト付近もイマイチ盛り上がりませんでした。

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