カンフーアクションです ゴーストハンターズ

ゴーストハンターズ

ギャンブルで勝っただけなのにひどい目に遭う話

制作年 1986年
制作国 アメリカ
監督 ジョン・カーペンター
脚本 ゲイリー・ゴールドマン/デヴィッド・Z・ワインスタイン
上映時間 100分
出演
カート・ラッセル
キム・キャトラル
デニス・ダン

だいたいのあらすじ

サンフランシスコのチャイナタウンで観光バスの運転手をしているエッグ(ヴィクター・ウォン)が弁護士の取り調べを受けています。
当局では先日発生した爆発事件の重要参考人としてジャック・バートンの行方を追っており、エッグは隠すとためにならないぞと脅されます。
エッグは行方は知らんが、ジャックはヒーローで皆の命の恩人だ!と返答します。
妖術を信じるかと聞かれたエッグは妖術は存在すると言い、手の中で雷を発生させて弁護士を驚かせます。
エッグはトレマーズの雑貨屋の人で弁護士はXファイルの密告者のおじさんです。

トラック運転手のジャック(カート・ラッセル)は今日も無線に寒いアメリカンジョークをたれ流しながら仕事に励んでいます。
こういう軽い役も上手いので大好きです。屋台で注文している姿がカワイイです。
ジャックはチャイナタウンで丁半博打をしてお小遣い稼ぎをしますが、負けて熱くなった友人のワン(デニス・ダン)と賭けをして更に巻き上げます。
ワンは中華料理屋を経営しているので店までお金を取りに行くことになりましたが、その前に空港に行きたいと言われたのでジャックは空港に送ってやることにします。
実はワンは今日、婚約者のミャオ(スージー・パイ)を迎えに行くことになっており、博打なんかやってる場合では無かったのです。

ジャックは空港で弁護士のグレイシー(キム・キャトラル)と出会いナンパするのですがガン無視されます。
ワンはミャオを見付けて手を振るのですが、なぜか彼女はチャイナタウンのギャング「死の貴族」に攫われそうになります。
ジャックが割って入りますが、カンフーでやられてしまいミャオは誘拐され、ギャングはもう一人若い女性を狙っていましたが、その女性はグレイシーが保護します。

ジャックはミャオを取り戻してやろうとワンと共にギャングがたむろするクラブに話をつけに行くことにします。
狭い道を大型トラックでえっちらおっちらと進むのですが、謎の中国人組織の対立に巻き込まれてしまい立ち往生します。
対立組織はガンマン対決やカンフー対決で対決していましたが、謎の白煙がもくもくと上がり、編み笠を被った三人組が出現します。
三人組から敵意を感じ取った対立していた組織は一致団結して銃を撃ちますが、効かず、ワンが逃げろというのでジャックは無理やりトラックを出します。
この辺はすごくデタラメで笑ってしまいます。何より三人組の顔で笑います。

トラックはクラクションを鳴らしながら、三人組に向かうのですが、彼等は宙を飛んだりして回避します。
彼等の奥には顔色の悪い春秋戦国時代かよ!みたいな感じの豪華な服を着たおっさんがおり、ジャックは彼を撥ねます。
それを見たワンはロウ・パンだ!と叫びジャックを押し出すようにトラックから脱出します。
ロウ・パン(ジェームズ・ホン)は目と口から謎の青いビームを出し、ジャックは一時的に失明します。
そこに死の貴族も現れたのでジャック達はトラックを捨てて退散します。
退散中にジャックは上着を失い、日の丸の絵が描かれたダサいタンクトップ姿になってます。

ひとまずワンの店に退却し、ジャックはトラックの件で保険会社に電話しますが相手にされません。
ロウ・パンというのは妖術使いで、あの三人組は「嵐の三人組」というそうでロウ・パンの手下だそうです。
ミャオは闇組織ホワイトタイガー拉致されたようで、ミャオのような緑色の目をした女性は高値で取引されるということです。
そこにグレイシーが現れますが、彼女はチャイナタウンに住んでいるということで力になってくれるようです。
なんだか中二病展開がてんこ盛りでお腹一杯です。

ジャックはホワイトタイガーが経営する怪しいマッサージ小屋のような所に変装して潜入し、緑の目の女性を指名するのですが、会えませんでした。
ミャオはやはり店の女によって監禁されていましたが、緑の煙と共に現れた嵐の三人組に拉致されました。
グレイシー達によればロウ・パンは表向きは会社を経営する富豪だそうで、ワンはミャオを助けにロウ・パンが経営する会社に乗り込むと息巻きます。
ジャックはワンに同行してやることにし、二人は電気修理人の振りをして会社に潜入し、倉庫の奥に隠し部屋を見付けて進んで行きます。

グレイシーはワンの店で妖術に通じており、ロウ・パンのことにも詳しいというエッグと知り合います。
ロウ・パンは人間に見えますが、妖怪だということです。

小部屋に侵入したジャック達でしたが水責めに遭い、何とか脱出しますが、やはり罠で嵐の三人組に捕まります。
そこで二人は車椅子に乗せられ、悪魔のいけにえのじいさまのような老人と対面しますが、何とこの老人がロウ・パンだと言うのです。
ロウ・パンは2000年生きており、東方の神の呪いをかけられており、緑の目を持つ女と結婚することで呪いを解き、若返って力を取り戻すそうです。
そんな話はワンはともかく、ジャックは全く信用せず、病院に行けと言いロウ・パンを怒らせます。

その時、モニターに受付の様子が映り、グレイシーがワンの店のコックと雑誌記者のマーゴ(ケイト・バートン)が訪ねてきたと判明します。
ロウ・パンはグレイシー達がジャックの仲間だと勘付き「ひどい目に遭わせてやる!」と奥に消えます。
グレイシー達は見学させろと受付でゴネていたのですが、ロウ・パンの部下が現れ、案内すると言います。
彼女達はそのままエレベーターに乗せられ、催眠ガスで眠らされてしまいました。

ジャックとワンはどこかの部屋に目隠しをされて車椅子のまま閉じ込められますが、ジャックが椅子を倒してブーツの中のナイフで拘束を解きます。
どうやら逃げ場は無さそうで、ワンはロウ・パンについて自分が知っていることを話します。
ロウ・パンは蓁の始皇帝により呪いをかけられ肉体を失ったということです。
そんな話は中国人も知らないと思います。だって「中国の歴史」って本に書いてなかったもん。
ジャック達の部屋にコックが運び込まれてきたので、拘束されている振りをして敵を脅して上手いこと脱出し、敵の銃を奪いました。
ジャックが車椅子で押し出されたお陰で敵もまとめて倒してます。

ワンはカンフーが強いようでビシバシ敵を倒し、ワンとコックが見張りの女棒術士と戦っている間にジャックがグレイシー達を助け出そうとします。
グレイシーの縛られている帯に「愛」とか書いてあって、マーゴは牢屋でも記事を書いてて笑います。
ジャックの潜入先は牢屋のようになっていて沢山の中国人女性が捕らわれていたので、片っ端から鍵を銃で壊して開放します。
ロウ・パンの部下が勘付いて駆けつけたので一行はさっさと逃げることにします。

一行はいくつかの罠をかいくぐり外で待つエッグに合流しましたが、グレイシーは猿の妖怪のようなものに拉致され、誰も気付きませんでした。
またミャオは残念ながら助け出すことができませんでした。
グレイシーはロウ・パンの所に連れ去られてしまいます。
誰も気づいていませんでしたが、グレイシーの目も緑色をしており、ロウ・パンは大層喜びます。

エッグは援軍の中国人組織を呼び、ジャック達はミャオとグレイシーを取り戻しに向かうことになります。

感想

これは普通です。
面白いとは思うのですが、話が無理矢理すぎると思います。
もしかしてカンフー系の映画が撮りたくなっただけなのかもしれません。
それでもそれなりにまとまっていて、楽しめる娯楽作品になっているのは流石だと思いました。

テンポはグイグイと無理矢理進む感じで退屈しないのですが、不要に感じるシーンもあって、後半はダレてくる気がしました。
ワンのアクションはカッコいいのですが、やはり本場のカンフー映画には敵わないと思います。

ジャックははっきり言ってあまり強くないのですが、漢気に溢れています。
ワンは異常に強くてほとんどの敵を彼が倒してます。
嵐の三人組というのは本当に強いのか良く分からず、雷の人で笑ってしまいます。
エッグは危ないじいさまでやたら爆薬を投げます。

ラスト付近は正直、あまり盛り上がらないような気がします。

これは無理に観なくてもいいのではないかと思います。

ラストまで(ネタバレ)

グレイシーはミャオが眠ったまま監禁されている部屋に押し込まれますが、ロウ・パンが現れて結婚しようと言われます。
その後、ロウ・パンはグレイシーに向かって目と口から発射するあのビームを浴びせます。

エッグは実はお金持ちで大人物だったようで、皆の指揮を執ってくれます。
ジャックとワンとエッグと組織の人達はエッグの家の地下からロウ・パン討伐に向かいます。

どうやらあのビームをあびてしまうと洗脳されてしまうようで、グレイシーはミャオと共にロウ・パンの前に立たされます。
そこで三人組の何だかカッコ悪い演武を見せられたり、剣に捕まって宙に浮かされたりします。
ロウ・パンはその様子を見て調子こいたのか「もう二人と結婚しちゃう!」とか言い出します。
その後、グレイシーが意識を取りもどすとミャオと共に婚礼衣装を着せられており、三人組の風が現れて雷を出し、グレイシーとミャオは白目になってしまいました。

ロウ・パンは広場で白目のミャオとグレイシーを相手に結婚式を開始しようとしています。

ジャック達はチャイナタウンの地下を通り抜け巨大蟻に仲間が喰われたりしますが、ロウ・パンの会社に到着します。
謎の生首に後を尾けられてロウ・パンには侵入したことがバレてしまいます。
ジャック達は隠し扉を発見し、決戦の前に瓢箪に入った六魔神の薬を皆で呑みます。

ジャック達が乗り込んだ先では正に結婚式が開催されており、はやるジャックをエッグはロウ・パンが肉体を取り戻すまで我慢だと抑えます
ロウ・パンはミャオに針を刺して人間に戻り、同時にジャック達を発見して乱戦になります。
エッグはロウ・パンと魔術をぶつけ合うのですが決着が着かず、ロウ・パンはミャオを連れて奥へ逃げてしまいます。
ワンは三人組の雨を倒し、ジャックははっきり言って全然活躍してませんでしたが、グレイシーと再会します。
エッグとワンが大活躍しており、組織の人も強いです。

グレイシーと奥に乗り込んだジャックはワンが三人組の一人・雷と戦っている間にロウ・パンにナイフを投げるのですが外れます。
しかし何とロウ・パンが投げてきたナイフを投げ返すことでロウ・パンの眉間にナイフを突き刺して倒します!
その隙にジャック達はミャオを救出し、雷はロウ・パンが死亡すると身体がどんどん肥大して爆発してしまいました。
その後、三人組の一人・雷鳴がジャック達を襲いますが、天井の穴から脱出します。

そこにエッグが現れ、狸の置物のようなものを投げて雷鳴を倒し、ジャック達をロープで引っ張り上げてくれます。
地下の倉庫まで逃げてジャックは自分のトラックを発見し、皆を乗せて出発します。
ジャックのトラックと入れ替わりに警察や消防の車がロウ・パンの会社に向かっていました。

皆はワンの店で無事を喜び合い、エッグは旅に出るそうです。
マーゴとコックは何だか仲良くなったようで、ジャックはお金を回収してトラックで旅立ちました。
ジャックは相変わらず、無線で話を盛っていましたが、トラックの後部にはあの猿の怪物が乗っていました。

皆が助かったのは嬉しいですが、イマイチ盛り上がりませんでした。
ごちゃごちゃし過ぎなんでしょうか?

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