吸血鬼とかいう宗教 パーフェクト・クリーチャー

パーフェクト・クリーチャー

滅びよ、人類

制作年 2004年
制作国 ニュージーランド/イギリス
監督 グレン・スタンドリング
脚本 グレン・スタンドリング
上映時間 93分
出演
ダグレイ・スコット
サフロン・バロウズ
レオ・グレゴリー

だいたいのあらすじ

地球では錬金術による遺伝子操作の失敗により300年の間、疫病に悩まされていました。
錬金術はヴァンパイアも産み出し、人間から吸血するので当然恐れられますが、彼等は人類を疫病から守ってくれました。
人類はヴァンパイアを崇拝するようになり、人間とヴァンパイアは共存するようになっていました。
ヴァンパイアは教団と呼ばれる組織に属しており、教団を通じて人間と共存関係を築くようになります。
ヴァンパイアのサイラスは同じ人間の母からエドガーという弟を授かりました。

100年後
疫病の発生によりワクチンが不足しており、配給用のワクチンの横領や横流しが後を絶ちませんでした。
刑事のリリー(サフロン・バロウズ)はワクチン密売の取り締まりに追われています。

サイラス(ダグレイ・スコット)は教団から脱走して人を襲うようになってしまったエドガー(レオ・グレゴリー)捕獲を命じられます。
尚、人間にはエドガーの存在は公表されておらず、秘密裏に捕獲しないとなりません。
しかしエドガーは白昼堂々と殺人を犯すのでとうとう目撃者が発生してしまいました。
エドガーの事件の現場にリリーとドミニク(クレイグ・ホール)が駆けつけました。
ヴァンパイアによる犯行ということで警察も秘密が漏れないように細心の注意を払いました。
しかし女性記者が事件のことを知ってしまったので、ひとまず逮捕してしまいました。

エドガーの事件はリリーが責任者となり教団からサイラスが派遣され、協力して捜査することになります。
リリーはサイラス達が事件を隠ぺいしていたことを責めますが「我々から一人犯罪者が出れば、全員が攻撃される」と秘密にしていた理由を説明されました。
女性記者は二日後には釈放しなければならないので、事件は二日以内に決しなくてはなりません。
エドガーは次回の犯行場所をブリッジ・スクエアと予告して来たので、そこを皆で固めることにしました。

現場ではサイラスの素晴らしい視力と聴力でエドガーを捜し、刑事達が連携することになります。
エドガーはダクトから侵入しており、見張りのフランク達から奴がいる!と報告を受けたリリーは相棒のジョーンズ(スコット・ウィルズ)達とビルに突入しました。
しかしリリーは潜んでいたエドガーに首筋を噛まれてしまい、サイラスは自分の血を与えて彼女の命を救います。
サイラスはその後、針が飛び出て来る謎の銃でエドガーを撃ち、麻痺させて捕まえました。

リリーは病院に見舞いに来たサイラスに身寄りのことを質問され、夫も娘もインフルエンザで死亡したと答えます。

教団はエドガーの最後の被害者を殺人犯としたようで、新聞にはその旨の記事が載っていました。
実はエドガーはウィルスを用いた実験をして女性からヴァンパイアを作り出そうとしていたのです。
ヴァンパイアは男しか生まれず、70年前を最後に誕生しておらず、このままでは滅亡してしまいます。
しかし実験は失敗し、ウィルスの変異により女性たちは凶暴化して脳が溶けて行き、同じくエドガーも感染しているので死ぬのは時間の問題ということです。
またリリーは感染していないということでした。

エドガーは地下に立ったまま、金属を身体に刺されて拘束されています。
彼は人を襲って血を呑むという行為に快楽を覚えており、リリーにご執心のようです。
サイラスはエドガーを病気から救うと宣言し、エドガーはサイラスを仲間にすると宣言しました。

エドガーは見張りのヴァンパイアを殺害して脱走しました。
彼は手下のフレディ(ステファン・ウレ)を使って警官をおびき出し、リリーを捜し出そうとしていました。
エドガーはリリーの同僚・ステッフ(ローレン・ジャクソン)を襲い感染させました。

リリー達はステッフがエドガーに拉致されたと知り、サイラスもそれを知らせに来ました。
彼女は自分が囮になりエドガーをおびき寄せることにしました。
サイラスとジョーンズが彼女のアパートを見張ることにします。
しかしサイラスがエドガーと対峙したのにさっさと撃たなかったため、リリーはエドガーに拉致されてしまいました。

感想

これはイマイチです。
戦前のような硬式飛行船が飛び回る独特の世界観が面白いと思います。
それでいてゴシックな雰囲気もあったりしてこの世界の映像はなかなか素敵です。
時代はいつということは無く、パラレルワールドのお話みたいです。
そうは言っても男尊女卑や人種差別などの問題は同様に抱えているようです。
映像はセブンみたいな感じの色です。

話はつまらないです。
前半まではまあまあ面白いのですが、突然リリーが話の核になってきた所でつまらなくなってきます。
そして失速したまま終了する感じです。

警官達の銃はワルサーっぽいのを使用してました。

今作の吸血鬼はあまり伝統的な物では無く、日中は普通に生活できます。
視覚・聴覚が異常に発達し夜目が利き、壁を自由に這いまわることが出来ます。
何ですけどこの人達がウィルス研究やワクチン開発できるとは思えないです。
そういう施設の描写も無かったです。

中半からつまらなくなるので暇つぶしにもどうかと思いました。

ラストまで(ネタバレ)

ステッフは解放されて感染が広がり、政府は戒厳令を発動しました。
ニュースでは感染の原因は教団が行っていたウィルス実験によるものとだと大々的に報道しました。
リリーはエドガーがサイラスをおびき出すための人質として生かされていました。

政府は教団の話し合った結果、エドガーのいる一帯を焼き払うことに決めたようです。
サイラスは教団からマスコミに情報をリークしたジョーンズを始末するよう指示されます。
しかしサイラスはジョーンズの家を訪ねて、彼と一緒にリリーを救い出そうとし、地図を見た二人はエドガーは水源から感染を拡散させていると判断しました。

サイラスは施設に侵入し、エドガーとヴァンパイアとは思えないしょっぱい戦いを繰り広げていましたが、とうとう破れます。
エドガーはサイラスを仲間にしようとしますが、自力で感染者を倒して脱出したリリーに倒されました。
エドガーのいた一帯には女性のヴァンパイアの赤ちゃんがおり、サイラスはその子をリリーに託しました。

リリーは恐らく世界を変えるであろうその子を育てることにしました。

エンドロールで終了です。

何だか分からない間に終わってしまいました。

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