金庫に閉じ込められます アイアン・ドアーズ

アイアン・ドアーズ

金庫に閉じ込められてひどい目に遭う話

制作年 2010年
制作国 ドイツ
監督 スティーヴン・マニュエル
脚本 ピーター・アーネソン
上映時間 77分
出演
アクセル・ヴェーデキント
ルンガーノ・ニョニ

だいたいのあらすじ

前日の晩の見過ぎたマーク(アクセル・ヴェーデキント)が二日酔いで目覚めると、すぐ側に蠅がたかったネズミの死骸がありました。
ここはどこなんだ?と辺りを見渡すと、5m四方位の銀行の地下金庫のような所で、壁際には南京錠で施錠されたスチール製のロッカーが置かれていました。

一日目 月曜日 9:32

携帯はバッテリーが切れそうで、かつ圏外でしたが、マークは仲間が冗談でやっているのだと考えます。
いつまで経っても金庫の扉が開かないので、扉を叩いて怒鳴ったりロッカーをガンガン蹴ったりして暴れます。
この人は言動から判断すると相当な短気者な感じです。
マークは段々と喉が渇いてきて空腹にもなるのでした。

二日目 5:27

マークは携帯を誤って落としてしまい、完全に使用不能になりました。
あまりにも喉が渇いてきたので、靴の中におしっこしてそれを飲みました。
天井にある蛍光灯のフードに鍵のような影を見たので、マークはジャンプして蛍光灯のフードを落として鍵を取り出しました。
どうやらロッカーの鍵だったようで、ハンマーとノミがあったので、それで扉を叩きましたが、びくともしません。
他にはガスバーナーとボンベもあり、発火用の器具もあったので、まずは水を得ようと天井のスプリンクラーを炙りますが水は出ませんでした。
扉をガスバーナーで炙りましたが、効果が無く、表面に黒い焦げが出来ただけでした。

彼は何かと短気でキレやすいのですが、短気は損気と反省して状況を整理して周囲を見回し、壁に小さな穴が空いているのを発見します。
そこで穴にノミを入れてハンマーでコンコンと削ります。
先ほど冷静になったばかりなのに目に破片が入っただけでちょっとキレてます。
マークは頑張って穴を広げて顔の大きさ位まで掘るのですが、壁は厚いようで向こう側はちっとも見えませんでした。
酸素が薄くなってきたせいか彼は苦しくなって力尽きます。
ここはちょっと可哀想です。
お腹が空いたマークはネズミの死骸にたかっていたウジ虫を食べ、またおしっこを飲みます。
ひたすら壁を掘り、とうとう壁の鉄筋が見えたのでバーナーで焼き切りました。
彼はいつものように「閉じ込めたヤツ」への復讐を誓って横になりました。

少し寝た後に起きてひたすら穴を掘り、とうとう向こう側に繋がりました。
しかし脱出するには穴は小さく、マークは頑張って穴を広げます。
とうとう身体ご通り抜けられる位に穴を広げ、隣の部屋に出ますが、そこはまた金庫でした。
部屋には倒れた電気スタンドと棺があり、棺の中にはアフリカの民族衣装のようなものを着た黒人女性(ルンガーノ・ニョニ)が横たわっていました。
目覚めた彼女はパニックを起こして逃げ出そうとしますが、更に悪いことに英語が喋れないようです。
なんとか落ち着かせようとするマークでしたが、彼女は壁の穴からマークが元居た隣の部屋へと逃げ込みました。
女性がマークの部屋にネズミの死骸を投げ込んだのにウケました。
女性は怯えるばかりでコミュニケーションが取れないのでマークは棺の中で寝ることにしました。

三日目

女性はなんとなくマークも自分と同じく閉じ込められた被害者で、脱出の努力をしていたと悟ります。
彼女はグースカ寝ていたマークを起こし、ノミを渡して穴を掘る様に施します。
マークはもうフラフラだったので交代で穴を掘ることになり、休んでいる間に誰がどうやってここに連れ込んだのか等と回想します。
マークは心の声を全部言葉に出してブツブツ言ってるので女性が「うるさい!」みたいなこと言ってるみたいです。
彼女が隣の部屋でおしっこしようとしていたので、身振り手振りで「三日間水飲んでなくて小便も出ない!死ぬから飲ませろ」と要求しました。

どう見ても変態なので説明がなかなか大変でしたが、何とか通じてました。
マークは少し飲んで残りを彼女に渡し、彼女も生きるためにおしっこを飲みました。
流石に彼女はウジ虫を食べるのは拒否しました。

マークはフラフラになりつつもひたすら穴を掘り続け、ここで視聴者のみに字幕で女性の状況が語られます。
彼女はアフリカで結婚式の最中だったのですが、気が付くとここにいたようです。
女性はシクシクと泣いてしまい、マークはそれを見て歌を歌いながら穴を掘り、女性からも笑みがこぼれます。
何となく女性も母国の歌を歌いだし、マークは喜びますが、ハンマーで手を打ってしまいました。
マークは仕方なくノミを押さえ、女性に両手で打ってもらうことになりました。

感想

これは普通です。
地味な映画ですが、つまらなくはないと思います。
展開はダラダラしている感じですが、シチュエーション的に仕方ないような気がします。
演出は悪くないと思いました。

登場人物は二人だけです。
マークは筋肉が凄いですが、短気者なので抱かれたい男とかには選ばれないと思います。
でも最初はイケメン風だったのにホームレスのような様子になってしまって、可哀想です。
なお、彼は短気者ですが、紳士な模様で何かをやり遂げる意思の強さを持つ人物なので、思ったより魅力的です。

女性は若くて美人です。
彼女はあまり働かないスタイルなので、汚れません。

ラストは正直、意味不明でした。
色んなこと投げっぱなしなので、何じゃコリャーって感じになると思います。

ラストまで(ネタバレ)

その時、扉のハンドルがゴゴゴと動いたので二人は扉に駆け寄りました。
しかしドアはびくとも動かず、おちょくられているように感じたマークは女性の声を掛けて壁の穴を広げる作業に戻ります。
どうやらハンドルは視線を感じると止まるようなので、二人はそちらを見ないようにして後ろ向きに進むとハンドルがゴゴゴと動きました。
だるまさんが転んだみたいな感じです。
二人はドアに辿り着き、ハンドルが大分回った所で背中で押し、外に出ることが出来ました。

しかし金庫の外はまた金庫で奥には扉があり、お墓のようなものと墓穴も掘られていました。
墓穴と言っても四方の壁はコンクリで出来ており、そこを掘ってみることにします。
女性が身振りで「さっきと同じことをしてみては?」と提案したので、扉に背を向けて壁を掘る振りをしますが、今度は扉は動きませんでした。
マークはフラフラになって倒れてしまい、もう無理だと諦めます。
彼は見えない敵に「もしかして彼女を食えってのか!そんなことは絶対にしない!」と叫びますが、もう1㎜も動けませんでした。

マークは「俺が死んだら食え、あんたは生きろ」と女性に言いますが、彼女は元気を出せとばかりに彼を蹴りつけ、墓穴から引き上げます。
彼は力尽きて眠ってしまい、女性は「神よ!望みは何なのか」と叫ぶのでした。
彼女は自分の涙をマークに与え、同情したのか覚悟を決めたのか不明ですが、彼に身体を許します。
マークは瀕死でしたが、何とか合体しました。
サービスあります。

マークはもう力尽きる寸前でしたが、また扉がゴゴゴと鳴ったので女性を起こします。
また扉に背を向けてだるまさんが転んだをして扉に貼り付くと扉が開きました。
外にはジャングルのような美しい景色が広がっており、遠くに滝も流れています。
二人はその景色を見て微笑むのでした。

最後まで投げっぱなしで何がなんだか分かりませんでしたが、まあ二人が生き残ったは善しかなあと思いました。

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