今度は銀行です フロム・ダスク・ティル・ドーン2

フロム・ダスク・ティル・ドーン2

またグルグルオッパイの店でひどい目に遭う話

制作年 1998年
制作国 アメリカ
監督 スコット・スピーゲル
脚本 スコット・スピーゲル/デュエイン・ウィテカー
上映時間 88分
出演
ロバート・パトリック
ボー・ホプキンス
デュエイン・ウィテカー

だいたいのあらすじ

前作です。

映画フロム・ダスク・ティル・ドーンのネタバレ紹介と感想です。
弁護士のバリー(ブルース・キャンベル)が同僚女性と共にエレベーターで帰宅しようとしていると吸血コウモリの群れに襲われて死亡します。
同僚女性もコウモリに噛まれまくった上、エレベーターのワイヤーを切られて死亡しました。
という番組をバック(ロバート・パトリック)が観ていたのですが、TVが故障し、直している間に終わってしまいました。

TVではルーサー(デュエイン・ウィテカー)という銀行強盗が逃亡したことを放送しています。
バックは元銀行強盗でルーサーは彼の仲間でした。
またバックを逮捕したローソン保安官(ボー・ホプキンス)もルーサーを捕まえると宣言していました。
案の定、その後ローソンはバックの家に来て「ルーサーから連絡あったら知らせろ!」と凄んでから去りました。
直後にルーサーから「メキシコの銀行襲おうぜ!」と誘われ、ついOKしてしまいました。
バックは金庫破りのナイルズ(ミューズ・ワトソン)やレイ(ブレット・ハレルソン)、ヘスス(レイモンド・クルス)にも声を掛けました。
ということで四人は車に乗って出発し、メキシコに到着し、モーテルの部屋を取りました。

ルーサーはモーテルに向けて移動中ででしたが、車のボンネットにデカい蝙蝠が入り故障します。
仕方なく、彼は付近にあったティティツイスターに入ってしまいました。
カウンターで一杯飲んで故障の話をすると、バーテン(ダニー・トレホ)が30分後に送ってくれると言います。
ルーサーはバック達に電話して事情を説明しました。
バーテンは約束通り車に乗せてくれたのですが、ルーサーが蝙蝠を撃ったと聞くと顔色を変え、故障した車に向かいました。
あの蝙蝠は吸血鬼で、死にかけの吸血鬼が現れてバーテンもルーサーに襲い掛かります。
逃げようとするルーサーでしたが、吸血鬼に襲われて噛まれてしまいました。

バック達はポルノ映画談義をしながらルーサーを待っていたのですが、ヘススは飽きてきて他の部屋の女性客とセックスしました。
どこからともなく蝙蝠が飛来し、シャワーを浴びていた女性客を襲うのですが、蝙蝠の正体は吸血鬼化したルーサーでした。
ルーサーはヘススに襲い掛かり、女性客も吸血鬼化して加勢しました。
ヘススは何とか女性客の首を切断して倒したものの、ルーサーに噛まれてしまいました。
その様子をフロントの女性が目撃し、逃走中の手配犯が殺人を犯していると警察に通報しました。
しかし間もなく彼女もルーサーに襲われてしまいました。

という訳でバック達の部屋に少し顔色が悪くなったルーサーとヘススが現れます。
ルーサーは「今夜ブラボー銀行を襲う!」と言いだし、皆は下見もしないで大丈夫か?と乗り気ではありません。
しかし彼の態度は強硬的で、理由を訪ねるとフロントに顔を見られたからと返答します。
結局、皆が参加することになり、早速出発となりました。
一方、フロントの通報で警察がモーテルに駆けつけ、ローソンも現場を検証しています。
ローソンの助手は父親をゲッコー兄弟に殺害されたそうです。

銀行に着いたバック達でしたが、まずはルーサーが皆に見つからない所で蝙蝠に変身して銀行に侵入し、警備員を殺害しました。
そして内側からドアを開け、皆を招き入れますが、バックはルーサーの仕事の荒さに戸惑います。
金庫を開けていたナイルズと二人切りになったルーサーは彼を襲って吸血鬼にしてしまいます。
守衛を殺したことで死刑は免れないので警察が来るのを察知したバックは皆に逃げようと進言しますが受け入れられず、レイを連れてとんずらすることにしました。
バック達は裏口を出た所でパトカーに挟み討ちにされてしまい、仕方なく銀行に戻りました。
ということでパトカーが集まって来て銀行の周りは完全に包囲されてしまいました。
メキシコなので警官隊が「ガンダレ、ガンダレ」とか言ってます。勿論、意味は分かりません。
バックは警官隊に顔が割れてしまい、ローソンから電話で呼び出されます。
警備員を出せと言われたのでヘススにスペイン語で会話させて誤魔化し、交渉をしようとしますが、ヘススが「交渉不要」とブチ切れて電話を壊します。
更に電話線も切ったのでバックが抗議しますが、投げ飛ばされてしまいました、

ナイルズはとうとう金庫を開け、ビルの屋上ではSWATのような部隊が通風孔から突入しようとしていました。
ルーサーは蝙蝠になって屋上部隊を襲い、屋上から投げ飛ばしてしまいました。
狙撃班にも魔の手が伸び、ルーサーにより次々と殺害させられます。
レイはナイルズに呼び出されて現金の袋詰めを手伝わされ、バックはPCのモニターにヘススの姿が映らないことに気付きました。

感想

これは普通です。
期待しないで観たら、思ったよりも面白かったです。
ホラーよりもアクションを重視した娯楽映画で、爆破シーンや銃撃戦が派手です。
ラスト付近は特に盛り上がる感じで、ちょっとコメディ風のシーンも含まれていました。
ただ、やっぱり内容は薄いのでお話には期待しない方がいいかと思います。

どうしても前作と比較されてしまうと思いますが、単体で観ると楽しめる作品だと思います。
ちょっぴり前作のオマージュみたいなものもありました。

結末付近でも話題に上がってましたが、吸血鬼がなぜお金欲しがるのが良く分かりませんでした。
色々と買いたいのかなあと思いましたが、よく考えるとこの人達は奪えるような気がします。

バックの人は今回はコミカルな役でしたが、意外と合ってました。
パラサイトのコーチ役よりもこっちの方がいいですね。
これのTVシリーズにも出てるようですが、そっちは観てないです。

これは試しに観てみると意外に楽しめるかもしれません。

ラストまでのあらすじ

バックは三人が吸血鬼化していると気付き、ルーサー達に銃を突き付けて脅し、レイを取り戻そうとします。
ところが、例も既に吸血鬼チーム入りしており、窮地に立たされます。
バックは手近な木の棒で十字を作り、連中を金庫に閉じ込めようとしますが、同時に催涙弾が撃ち込まれました。
彼は煙の中で迫られては十字架を突き付けるという寸劇を繰り広げていましたが、足にナイフを刺されたので外に飛び出します。
凶悪犯であるバックは乱暴にナイフを抜かれ、手錠を掛けられますが、ローソンに「中のヤツはヤバい!」と知らせます。
しかし聞き入れられるはずも無く、バックはパトカーにぶち込まれました。
警官隊が突入しますが、ルーサー達にやられまくります。

同時に陽が昇ったのですが、今日は皆既日食の日でアッと言う間に夜に逆戻りしました。
そういえばニュースで言ってました。伏線だったみたいです。
ルーサー達は堂々と外に出て、奪った銃器で警官隊を撃ちまくります。
警官隊も反撃しますが、彼等は不死身なので効果が無く、バタバタとやられます。
ここはヤマ場なので面白いアクションシーンが盛りだくさんです。
ローソンはバックの車に行き「あいつら死なないけどどうなっってんの?」と聞き「吸血鬼だからだよ!」と返答されます。
バックが「手錠外してくれたら倒す方法教える!」と言うのですが、ローソンは交渉に応じませんでした。
しかしルーサーがバックを襲ったのを機に手を組むことになりました。
警官隊は全滅してしまい、残ったのはバック、ローソン、助手の三名でした。

バック達は前作の十字ショットガンでルーサー達を怯ませますが、彼らに噛まれた警官にも襲われて隊列を崩します。
バックは警官を倒しますが、助手がヘススに殺害され、ローソンはナイフを胸に刺してナイルズを倒しました。
ルーサー達はお金を車に詰め、バック達をさっさと始末することにします。
バックはヘススを車の前に飾ってあったバッファローの角で倒しました。
しかしバック達が頑張ったので、日食タイムが終わりそうになり、ルーサー達は引き揚げることにします。
バックは車の後部座席に潜んでおり、ルーサーの胸を刺して倒しました。
ブチ切れたレイは嫌と言うほどバックを殴り、壁に叩きつけました。
しかしそこで日食タイムが終わり、バックはミラーのサングラスの反射を利用して太陽光線ビームを出し、レイを燃やしました。

ということで平和が戻り、バックはローソンにタバコを勧めます。
しかしローソンは禁煙したということで二人は「凄いなー」、「イヤーたまに吸いたくなるけどね」と友人のように話します。
また、バックがサングラスをかけてT-1000の物まねをすると「似合うねーそれ」とローソンが褒めます。
後、何で吸血鬼なのに強盗するんだろうねーと話し合いました。
これ私も思いました。服とか欲しいんでしょうか?
パトカーのサイレンが響いたのでバックは逃げることにし、ローソンは見逃しました。

エンドロールで終了です。

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