土地がヤバいです ホーンテッド・グラウンド

ホーンテッド・グラウンド

大地に染みついた憎悪。

制作年 2010年
制作国 アメリカ
監督 アダム・ギーラッシュ
脚本 ジェイス・アンダーソン/アダム・ギーラッシュ
上映時間 95分
出演
レイシャ・ヘイリー
ゲイル・ハロルド
チェルシー・ロス

だいたいのあらすじ

画家のネイト・ウィーバー(ゲイル・ハロルド)とエミリー(レイシャ・ヘイリー)の新婚夫婦は幸せに暮らしていました。
エミリーもデザイン関係の仕事に就いていましたが、娘を妊娠したので休業しています。
ある日、つわりに苦しむ彼女は下腹部から出血した拍子に倒れ、流産してしまいました。
残念ながらエミリーは子供を産めない身体になってしまいました。

ウィーバー夫妻は1813年から建っているという家に住むことになります。
その家は外装も内装もとても綺麗で時代を感じさせないものでした。
二階の広い部屋をエミリーの仕事場にすることにし、離れをネイトのアトリエに使うことになります。
母屋と離れは古風なインターフォンで会話が出来ました。
引っ越して早々、エミリーは二階の仕事場の窓に子供の手形のようなものが付いているのに気付き、訝しみながらも拭き取りました。
この窓にはどう頑張っても手形が付くようで、人がいなくなると手形が浮かび上がっていました。

エミリーが地下室に段ボールを置きに行った際に海賊の宝箱のようなものを発見しますが、少女のものだったのか人形等が入っていました。
箱が気になった二人は上に運んで中を見てみるとネイトの古い親族のウイリアムとメアリーの結婚記念日が偶然、ウィーバー夫妻と同じでした。
またウィリアム夫妻の古い銅板写真も出てきました。
その後、夫妻は折角庭が広いので木を植えて「ルース」という名を付けたりしてノンビリ暮らします。
その夜、エミリーはネイトとHするのですが、彼の顔あ髭面のウィリアムに見えてしまうという幻覚に襲われます。
サービスあります。
その後、トイレから黒い水が逆流したので、修理に来てもらいますが、庭の古い水道管から人の頭蓋骨が出てきました。
警察では骨が相当に古いものだということしか分かりませんでした。

ネイトが画商のリサ(ステファニー・ブラウン)と一緒にギャラリーを探しに出ます。
リサは腕組んだりしてネイトと親密なのです。私ならイヤかも。
エミリーは郷土史を研究するエイブリー(チェルシー・ロス)を尋ねます。
彼曰くあの家では忌まわしいことが起こっているそうです。
・1827年にジェレマイアが銃で自殺
・1800年中頃にメアリー行方不明
・1800年終わりにH・H・ホームズという連続殺人鬼が住んでいた可能性があるそうです。
・1921年にはエズラ・セイヤーが妻を殺害
・1960年代には学校になり、二階から校長先生が落下して死亡
という輝かしい歴史があるということです。
エイブリーは「ホームズが殺害した遺体がまだ見つかってないからもっと見つかるよー」と楽しそうに言いました。

一人で留守番をしているエミリーが深夜眠れずに家の中を確認していた所、二階の仕事場のトルソーの向きが動きました。
振り返るとメアリーらしき人物の霊が現れ、下腹部から出血していました。
エミリーはその場に倒れて気絶してしまいました。
医師はストレスが原因だろうと言い、エミリーも気にしないことにしました。
その後、ギャラリー選びを終えてネイトが帰宅しました。
庭に植えたルースは何だか萎れてきていようでした。

ネイトはNYで開く展示会の準備で大わらわで徹夜が続いています。
保安官から骨は150年前の女性のものだったという連絡もありました。
医師からも電話があり、何とエミリーは妊娠したということでした。
彼女は精神安定剤を常用していたのですが、妊娠したので飲まないことにしました。
エミリーは無人の二階で黒い昔の燕尾服のような物を着た男性の姿がドアの前を通るのを目撃しました。
彼女は怖くなり、一緒に寝てとネイトに頼むのですが、彼は展示会の準備で忙しく、ちょっとすれ違いになってしまいます。
翌朝目を覚ますとエイミーの横にネイトは居らず、また徹夜した模様です。
エイミーは妊娠の検診に一緒に行って欲しかったのですが、忙しいから一人で行けと言われてしまい、夫婦間の溝が深まります。
ネイトは異常な位に優しい旦那だったのですが、どうしたんでしょう。

クリニックに向かうエイミーでしたが、剥いだ兎の皮を干しており、何かを抱っこしている女性の幻覚を見ます。
医師からは「ストレスを避け、なるべく横になっているように」と言われたということです。
帰宅したエイミーはルースに肥料を与え、ネイトに検診結果を伝えると彼も理解を示してくれました。
妊婦でも飲めるような安定剤は無いのでしょうか?出してもらった方がいいのでは?
一方、ネイトは何だかまともな絵が描けなくなっているようでしたが、新作は固くなに誰にも見せませんでした。
ネイトが構ってくれないので、エミリーは親友のブリタニー(ジョネル・ケネディ)に手伝ってもらってホームパーティーを開くことにしました。

パーテイーは開いたもののネイトはリサとキスしたり、ブリタニーも他の人と話し込んだりしています。
エミリーはそんな中、またあの黒い服の男を目撃します。
エイブリーもどさくさに紛れて来ており、彼は1875年の資料を見せようとするのですが、エミリーにガン無視されます。
二階に引っ込んだ彼女はリサの背後にメアリーらしき女性の姿をも認めるのですが、すぐ消えてしまいました。

感想

これは普通です。
家系ホラーなのですが、凄く地味です。
殆ど派手な描写は無いです。
面白いのが、エミリーが精神を病んでいる設定なので、観ているこちらも彼女の精神状態を疑う点でしょうか?
どこまでが現実か良くわからなくてハラハラします。
ネイトも様子がおかしくなっているように感じるのですが、原因はエミリーにありそうな気がしますし。

怖くは無かったのですが、ホラーっぽい演出はあって良いと思いました。
ラスト付近はなかなかスリリングです。
書きませんでしたが、この映画は章立てみたいなタイトルが付いています。
「再出発」みたいなタイトルが表示されてチャプターが開始されてました。

色々と真相はどうなのかと考えさせられるポイントが何点かあると感じました。
観終わった後に色々と考えてみると面白いかもしれませんね。

エミリーの人がなかなか病んだ感じの演技をしていて良いと思いました。
この映画はかなり彼女の演技に助けれている気がします。

結末が残念で後味悪いですが、暇つぶしにはなると思いました。

ラストまでのあらすじ

なぜか二階からリサが転落して重症を負うという事故が発生してしまいました。
ブリタニーはエミリーに何か悩んでるのかと聞き、彼女は霊が見えるけどきっと気のせいだと打ち明けます。
それを聞いたブリタニーは本当に見えたのかもと言いつつ、気にしないように慰めます。
また、他の木は青々としているのにルースだけは枯れていました。

その後、ネイトが兎を銃で撃って捌いていたのをエミリーが批判し、またまた夫婦仲が悪くなってしまいました。
その夜、二階の窓から庭を眺めていたエミリーはアトリエに金髪の少女が駆け込むのを目撃します。
彼女はアトリエを確認しますが、無人でしたが、少女は庭を掛け抜けて墓へと消えました。
エミリーは発作的に墓地を掘り降ろしてネイトが埋まっているのを発見し、背後からウイリアムに杖で殴り倒されるという夢を見ました。
しかしベッドで飛び起きた彼女の手は土を掘り返した様に真っ黒でした。
エミリーは自分がおかしくなっているのではないかと不安を覚えるのでした。

そんな矢先にリビングの椅子に座っているメアリーを目撃し、ネイトに泣きつきます。
しかし、彼はなぜかウイリアムの杖を握っており「五月蠅い」と怒鳴りつけました。
エミリーは車で家を飛び出すのですが、下腹部の猛烈な痛みが起こり、家まで引き返して横になります。
ベッドに倒れこむエミリーでしたが、インターフォンのネイトが自分のことをメアリーと呼ぶ幻聴を聞きます。
しかしネイトは家に居り「リサが亡くなったから二、三日町へ行く」と言って出て行ってしまいました。
エミリーは自分に何が起きているのか整理が付かず、頭を抱えます。

その夜は何も起こらなかったのですが、翌日メアリーの霊に導かれたエミリーはメアリーの日記を発見しました。
メアリーが妊娠したのはエミリーと同じ日で、彼女が妹の婚約パーティーを開いたのもリサが落ちたパーティーの日でした。
また8月13日にウィリアムが出張に行くとあり、彼女が死亡したのはその辺りのようです。
エイブリーが置いていった新聞記事を読むと妊娠していた女性は同じ日に妊娠し、死亡した日もメアリーと一致しているようです。
また夫に殺されたという点も一致していました。
エミリーは恐ろしくなり、ブリタニーに電話でその旨伝えて助けを求めます。
ブリタニーはいまからそちらに向かうと言いました。

しかしブリタニーは深夜1時を回っても現れず、代わりにネイトが帰って来ました。
彼は「メアリー」と呼びかけるので恐ろしく、エミリーは包丁を手に身を隠します。
背後から気配を感じたので反射的に刺すと包丁はブリタニーの喉を貫通しました。
とうとうウイリアムの霊が襲ってきたのでベランダで揉み合いになった後、庭に落ち、エミリーは包丁でウイリアムを何度も刺して倒します。
しかしそれはネイトでした。
ということで赤ちゃんは無事でしたが、エミリーは精神病院に収容させることになりました。

エンドロールで終了です。

ちょっと後味悪いです。
それにしても超常現象の一部とエイブリーの言っていた事件は何だったんでしょうか?
日付の一致もナゾです。まあ日付はエミリーが言ってただけなんですが。
リサを殺害したのもエミリーだということでしょうか?まあ動機はありそうですが。
それにしても、またエイブリーの歴史にまた1ページ追加されてしまうわけですね。
でももしかするとエイブリー自体が存在していなかったのかもしれません。
エイブリーと会話していたのはエイミーだけだったんですよね。

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