死んだらモテました ネクロマンティック2

ネクロマンティック2

またネクロフィリアの人にひどい目に遭う話

制作年 1991年
制作国 ドイツ
監督 ユルグ・ブットゲライト
脚本 ユルグ・ブットゲライト
上映時間 103分
出演
モニカ・M
マーク・リーダー
ベアトリス・M

だいたいのあらすじ

前作です。

映画ネクロマンティックのネタバレ紹介と感想です。
冒頭に「俺は生と死を支配したい」というテッド・バンディの言葉がいきなり出てきます。
前回、切腹で死亡したロベルト(ダクタリ・ロレンツ)でしたが、誰かが彼のお墓をよいしょよいしょと掘っていました。
どうやら掘っていたのは女性だったようなのですが、女性の正体はモニカ(モニカ・M)でした。
彼女はモデルのようなスーツに身を包み、鶴嘴とスコップを装備してエンヤコーラとロベルトの墓地を掘り起こします。
時にはタバコを一服したりしながら、ゾンビみたいな緑色に腐敗しているロベルトの遺体をお持ち帰りしてしまいました。
どうやら彼女は死体愛好家だったようで、部屋には頭蓋骨さん等の写真が一杯です。
私もお腹一杯です。
モニカは死体にキスしたり腹の傷に触ったりして楽しみ、おもむろにパンツを降ろして自分も服を脱ぎました。
ロベルトはおっきしたまま死んだので、股間もちょっとおっきしているようです。

マーク(マーク・リーダー)はポルノ映画の吹き替え声優をしていました。
その日もスタジオでオーオー言ったり、手を吸ってチュパチュパ音を出したり、指で手を叩いてパンパン音を出したりとなかなか大変なのです。
隣の女優役の人も「死んじゃう、死んじゃう」的なことを言っているのですが、編集の人から「やる気あんのか!」とダメ出しされます。
眼の前には男女の股間がアップになっているのですが、私は一体何の映画を観ているのでしょう。

モニカは本格的に死体の上に跨るのですが、腐敗臭の所為か衛生面の所為かよくわかりませんが、トイレに駆け込んでゲーゲー吐いてしまいました。
彼女は死体とHしたいけど(死体だけに)叶わないというジレンマに陥り苦悩します。
折角、新聞をチェックして新鮮な遺体をゲットしたのに!とちょっぴり憤るのでした。
憤っていたのはモニカだけでは無く、ロベルトの元カノ・ベティ(ベアトリス・M)も彼の遺体を狙っていたようです。
彼女は掘り返された墓穴を見てブチ切れ、ロベルト君のお墓のボロい木の十字架をキックで倒してしまいました。
モテ期でしょうか?

モニカはひとまずカブトムシのように黒くなって凄みを増した死体を清潔にしようと表面の滑りを丁寧に拭き取りました。
その後、死体の側に花を二輪飾るのですが、花はすぐ枯れてしまいました。
「死」に触れたから的なこと言いたいみたいですが、そんな高尚な映画では無いと思います。
モニカの「可愛く飾ろう」という気持ちは良くわかるのですが、飾るもの間違ってると思います。

前向きな彼女は死体に服を着せて一緒に2ショット写真を撮ったり、ほっぺにチューしたりしてデート気分を味わうのでした。

マークは女友達に映画に誘われ映画館の前で待っていたのですが、すっぽかされたので一人で来ていたモニカにチケットをプレゼントします。
ということで二人は一緒に映画を観ることになるのですが、映画の内容は地雷です。。
小男と大女のカップルが全裸で茹で卵を食べて、男が鳥に関する蘊蓄を並べるというナゾ映画でした。
仕方がないのでマークはたまにモニカの顔を見たり、ガムをあげたりとちょっかいを出します。
その後、マークはいきなり生活感溢れる自宅にモニカを招待し、夕食を手造りしました。
彼は職業を聞かれて正直に「ポルノ映画の吹き替え」だと答えます。
モニカは病院で看護師をしているそうです。
そういえば家に白衣がありました。マークはあの映画が気に入ったそうです。

その後、マークとモニカは遊園地の観覧車でチュッチュしたりと親密になって行くのでした。
遊園地で鼻がとんがった天狗みたいな顔のおっさんろくろ首の人形がウネウネ動いてます。
モニカの背後に暫く映ってて、そっちに気を取られがちです。しかもこいつずっと「ウハハハハ」って笑ってます。

その後もアトラクションに乗りまくり、動物園で動物を眺めたりしながらキスしまくります。

モニカは彼氏ができたせいか死体とお別れしようと考えたようで、ノコギリで解体し始めます。
こんなシーンでグノー流されても。。。
泣く泣くバラバラにしてビニールゴミ袋に詰めました。
しかし頭部と陰茎だけは捨てられなかったようで、ひとまず陰茎はお皿にのせてラップして冷蔵庫へインしました。
他の部分はゴミ袋のままお墓に返却しました。
ということでマークをお部屋にご招待できるようになったので、モニカは自慢の代々の葬式写真コレクションを彼に披露します。
性欲を持て余した二人はHするのですが、モニカはマークが動くのを嫌い、上に乗って彼の手も押さえつけます。
しかし最中も死体クンのことを思い出してしまい、イマイチ満たされないモニカでした。
翌朝、朝食を準備するマークは冷蔵庫の陰茎とご対面してしまい、そっと食卓から戻しました。
ピアノの伴奏をバックにモニカのイマイチな歌が入ります。
モニカはマークを逆さ吊りにして写真を撮り「うわー本物みたい」と喜んだりします。

感想

これは普通です。
人には受け入れられない映画だと思いますが、前作より映画っぽくはなってます。
私は面倒臭いので「ポルノ」とか分類してますが、あまりエロくないので違うと思います。
というより前作と違ってほとんど直接的なエロシーンはちょっとしか無いです。
死とは対照的だといいうことなのでしょうか?
無駄なシーンが多いように感じられ、テンポはあまり良くないみたいです。

そんなに演出は悪くないみたいで、私はラストの病院の廊下のシーンとか好きです。
またまた音楽はいいのですが、特にブルグミュラーみたいなピアノ曲が良かったです。
メインテーマも相変わらずの良さで色々とアレンジして使い分けてるみたいです。
ネクロマンティックだけにロマンティック系はピアノで不穏系はヴァイオリンみたいです(適当

明るいシーンが全然なくて前作の原っぱ駆け回るようなはっちゃけたシーンが無くなってしまったようです。
一応モニカのヘンな行動やポルノ映画の吹き替えシーン等笑い所はあるみたいですが。
ちなみに吹き替えシーンは男優役の方が大変みたいで、女優役の人はいつもテキトーな感じでした。
マークのお仕事シーンはたまに入るんですが、モニカは全然働いてる形跡が無いです。
というかマークも殆どぶらぶらしてるし二人共生活感が無くて現実離れしてますね。

やっぱり死体ラブみたいで、ロベルトの解体シーンとか力入ってました。
これ死体が青黒くて気持ち悪いんですよね。前作よりリアル感あるみたい、

マークはちっこいみたいでモニカの方がちょっぴりノッポでした。
皆さん淡々と演技している感じです。

そんなに楽しくないので、物好きな人だけ観る感じでしょうか。
私は慣れて来たのでお酒呑んでおつまみ食べながら鑑賞できるようになって来ました。、

ラストまでのあらすじ

マークは女友達をカフェに呼び出し「彼女がいい子だけど変態」と直球な相談をします。
「変な写真撮るし、Hの時に動くなって言うんだ」と付け加えるのですが、知らんがなという顔で返されただけでした。
そこで今度はハゲの友人に相談するのですが「男は押しだ!うじうじするな!」と呑まされまくり、マークはベロベロになります。
ハゲは「手本を見せてやる!」と言ってカウンターに居た女性をナンパしてどっかに行ってしまいました。
このハゲは勘定してないみたいです。
カウンターで眠り込んでしまったマークは野原で首だけ出して生き埋めになるという悪夢を見ます。
モニカも登場するのですが、彼女は助けを求めるマークをガン無視して死体の生首とキスした後、マークに段ボール箱を被せて踏んづけました。
そこでハッと気が付いたら朝になっており、バーテンダーに起こされて店の外に出されました。

モニカは死体好き女子四名と一緒に死体クンの首をテーブルに飾ってアザラシの解体映像を鑑賞していました。
やっぱりこういう動物解体シーンは脈絡なく入れてくるみたいです。
アザラシは食用なので豚や牛と変わらないとは思いますが、延々と流さなくても。

女子会の人達はパクパクサンドイッチを食べながらアザラシ映像を眺めます。
そこに空気を読めないマークがピザとエロビデオを持って訪ねて来ました。
モニカは彼を女子会メンバーに紹介するのですが、彼女達はさっさと引き揚げました。

モニカが友達とビデオ観てたというとマークが見せろというのでアザラシ君のビデオが再生されました。
マークは気を悪くし「あんな連中とは付き合うな、変態だ!」と内政干渉を始めます。
モニカは「性器のアップの方が変態だろ!人には性癖があります!アザラシ大好き!」と反論します。
ということでマークは撤収し、その後モニカは「明日の夜説明するから家に来て」と電話しました。
そんな性癖は無いですけど、微妙に私にも言われてる気がして居たたまれないです。
海辺で黄昏ていたモニカは何かを決断したようです。

翌日、マークが訪ねてきて和解Hをしますが、モニカは彼の首を斬り落としてしまいました。
そして陰茎の根元をきゅっと縛って萎縮しないようし、首を死体クンと交換しました。
マークはロベルトより小さいみたいです。死体クンはもう真っ黒になってます。
その後、彼の上に跨り、モニカはようやく満足を得ることができました。

後日、モニカは病院で妊娠を告げられました。

エンドロールで終了です。

えーっ!って感じでした。
エンディングテーマが素晴らしいと思いました。
切ない感じのピアノ曲なんですが、泣くシーンは一つも無かったと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする