Dr.ゲロの話 フランケンシュタイン

フランケンシュタイン

フランケンシュタインが皆に迷惑かける話

制作年 1931年
制作国 アメリカ
監督 ジェイムズ・ホエール
脚本 フランシス・エドワード・ファラゴー/ロバート・フローリー/ジョン・ラッセル
原作 メアリー・シェリー
上映時間 70分
出演
コリン・クライヴ
メイ・クラーク
ジョン・ボリス

だいたいのあらすじ

冒頭でプロデューサーのレムリさんからの伝言があり「怖いから観ない方がいいよ」だそうです。

科学者であるヘンリー・フランケンシュタイン(コリン・クライヴ)は手下の背骨が曲がった男フリッツ(ドワイト・フライ)と共に葬式後のフレッシュな死体を墓荒らしをしてゲットしています。
荷車に乗せた棺をよいしょよいしょと運んでいる道中で首吊り死体を発見して、これもゲットしました。
その後、ヘンリーはフリッツに命じ、医師のワルドマン教授(エドワード・ヴァン・スローン)の所から脳のサンプルを盗ませますが、粗忽者の彼は正常者の脳の瓶を割り、犯罪者の脳をゲットしました。

ヘンリーには婚約者エリザベス(メイ・クラーク)が居たのですが、研究が忙しいと放置プレイしていたので、彼女は友人のヴィクター(ジョン・ボリス)に「あいつ音信普通でおかしい」と泣きつきます。
ヴィクターはヘンリーの師であったワルドマンに相談してみようと言い、二人で話を聞きに行くことにしました。
どうやらヘンリーは既に退学していたのですが、彼は電気治療と電気生物学の研究を極め、死者の再生という危険なジャンルに憑りつかれたようです。
大学側に新鮮な死体を寄越せとか言い出し拒否されると、話にならん!と出て行ったそうです。
エリザベスがヘンリーに会いたいというので皆で彼が研究をしている海辺の不気味な塔を訪ねることになりました。
なんでこういう人達って不気味な所を好むのでしょう。もっと明るい所にすればいいのに。
塔の内装は真ん中に梯子があったりして良い雰囲気です。

ヘンリーは死体を継ぎ合わせ、盗んだ脳を移植した死体の脳に電流を流して復活させようとしていました。
そこで嵐の夜を選び雷のエネルギーを謎装置に取りこんで死体に流すという作業を絶賛開催中でした。
そこにエリザベス達が訪ねて来て、成り行きで実験を見せることになります。
ヘンリーは謎装置にスイッチを入れ、死体の横たわる台を手製のチェーンブロックで垂直に引き上げ、雷に晒します。
果たして死体の手は動き、ヘンリーは狂喜するのでした。
ワルドマンはあの怪物を捨てろと「どうなっても知らんぞー」と忠告するのですが、実験成功に天狗になったヘンリーは脳が犯罪者のものであると知り顔を曇らせたものの、聞き入れませんでした。

一方、ヘンリーの父であるフランケンシュタイン男爵は息子が研究に没頭していると聞き、浮気でもしているのかと疑い、村ではヘンリーの結婚式を待ちわびていたこともあり、さっさとヘンリーをエリザベスと結婚させようと動き出します。

四角い顔に首に電極用のボルトの刺さった大男という出で立ちの怪物(ボリス・カーロフ)は言葉は発しないものの、ヘンリーの言葉に反応するようになっていました。
また天窓から光を入れると光に向かって手を伸ばしたりしており、ヘンリーはその様子をワルドマンに見せて自慢します。
しかしフリッツに松明を突き付けられて興奮し、怪力っで暴れ出したので三人でようやく押さえつけ、鎖で縛って地下に監禁します。
フリッツは鞭で怪物をしばいたりしているようなので、、反感を買っているようです。
案の定、怪物はフリッツを殺害してしまい、脱走を図ったので、ヘンリーはワルドマンに協力してもらい薬を打ってから殺そうということになります。
ワルドマン超とばっちりですね。

ようやく怪物を薬で眠らせた所で男爵がヴィクターとエリザベスを引き連れて訪ねて来ました。
ヘンリーは怪物を片付けて応対しようとしますが倒れてしまい、後のことはワルドマンに任せて実家に帰ることになりました。
しかし記録のため怪物を解剖してから処分しようとしていたワルドマンは怪物に絞殺されました。
村に戻ったヘンリーは研究のことは忘れ、エリザベスと幸せになろうと決意します。
そして結婚式のパーティーが村人を招いて盛大に行われました。

怪物は塔から出てヘンリーの村付近に到着し、少女マリアと出会います。
マリアは怪物を恐れず、花を渡すと怪物はうっすらと微笑みます。
二人は花びらを湖に投げ込んで浮かべて遊んでいたのですが、手持ちの花無くなった怪物はマリアを湖に投げ込んでしまいました。
怪物は彼女が溺れて騒ぐのを見てパニックを起こして逃げ去りました。

感想

これは普通です。モノクロ映画です。
原作は有名な古典で何度か映像化されていますね。
ヒューマンドラマっぽい感じで怖くは無いです。
塔の建物がいい感じでしたが、どこかで見た感じの建物でした。
村人の人数が多くて、捜索隊とか祭りの映像は壮観でしたし、最後に風車小屋も素敵。

舞台はドイツとかあっちの方でしょうか?
村人の祭りの民族衣装がビール祭りとかで給仕してくれる人の服装に似てますね。
ベルギーとかデンマークとかにも似てるような(アホなので良くわかりません)

どうでもいいのですが私、フランケンシュタインって初めて聞いたとき「フランケン死体」だと思ってました。

フランケンシュタイン男爵が下品だけど気のいいおっさんでなかなか良かったです。
この映画は主役とか若い系のキャラは空気でおっさんが活躍してます。
ワルドマンは殺害されてしまいましたが。
なんかヘンリーもパッとしなくて、完全に怪物に食われてますね。
ヘンリーは超迷惑野郎でどうしようも無いと思いました。
エリザベスの人は現代的な顔してて角度によってはナオミ・ワッツさんみたく見えます。

ラストまでのあらすじ

エリザベスは何だか胸騒ぎがすると訴えていたのですが、そこにワルドマン死亡の知らせが入ります。
怪物は山で目撃されたそうですが、何と既に屋敷内に侵入しており、新婦控室でエリザベスに迫ります。
皆が悲鳴を聞いて駆けつけたのでエリザベスは無事で、怪物は窓を割って逃走しました。
一方マリアパパはマリアの遺体を抱いて祭り会場に現れ、市長に「娘が殺された」と訴えます。
市長は「犯人は許さん」と処罰を約束し、村人も大勢集まって来て「そうだ!そうだ!」と怒りの拳を振り上げます。

こうして付近が村の男性総出で大規模に捜索されることになり、ヘンリーも参加します。
ヘンリーは偉そうに命令したりしてます。領主の息子ですが。
怪物はヘンリーチームが発見したのですが、やはり人徳の無さか彼は孤立してしまいます。
ヘンリーは怪物に襲われて殺されそうになりますが、村人が駆けつけたので風車小屋へと拉致されます。
村人もワラワラと集まって来て風車小屋を包囲しました。
怪物はヘンリーを抱えて最上階に上り、逃げようとしていたヘンリーをベランダからポイします。
ヘンリーは風車の羽根にバウンドして落ち、一命は取り留めた模様です。
怒りの村人は風車小屋に火を放ち、苦手な火に囲まれた怪物はパニックを起こして逃げようとしますが、倒れて来た梁に挟まれて身動き取れなくなりました。
こうして怪物は風車小屋と共に燃え尽きました。

最後にメイドがヘンリーの回復を願ってワインを運んできますが、男爵が代わりに飲んでハーレム状態で終了です。

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