雪山が舞台です クライモリ デッド・ビギニング

クライモリ デッド・ビギニング

すべてはここから始まった―

制作年 2011年
制作国 アメリカ
監督 デクラン・オブライエン
脚本 デクラン・オブライエン
上映時間 93分
出演
ジェニー・パダヴィック
ケイトリン・ウォン
テニカ・デイヴィス

だいたいのあらすじ

前作です。

映画クライモリ デッド・リターンのネタバレ紹介と感想です。
1974年 ウェストバージニア州グレンビル療養所
ここには近親婚で産まれ、両親を食べていた無痛症であるヒリカー兄弟が監禁されていました。
長男は自分の歯を研いでノコギリのようにしており、職員に噛みつくのでマスクをしています。
次男は自分の目を刺して職員の前で食べ、三男は自分の指を日本食べたので、指が三本でした。
彼らは他の患者が女医の髪留めを盗んだのをきっかけに鉄格子を開けて脱走し、他の凶悪患者も脱走させて所内をカオスに叩き込みます。
所内は危険患者が闊歩して他の患者に暴行を加えたりし、ヒリカー兄弟は楽しそうに女医を電気ショックで拷問しながら殺害しました。
所長も兄弟に捕まり、有刺鉄線で手足を縛られた手足をウィンチで引っ張られバラバラに裂かれて死亡しました。
ヨハン・シュトラウスが流れてます。

2003年 ウェストバージニア州 ウェストン大学
ここの学生は猿なのかレズセックスやらノーマルセックスやらセックス三昧です。
しかし彼等は山に行くそうで、ケニア(ジェニー・パダヴィック)が「行くわよ」と迎えに来ました。
ということで雪山に車を置いてスノーモービル4台に分乗して8人位の男女が山の中に入って行きました。
ところが道に迷ってしまい、辺りは暗くなるし吹雪いてくるしで最悪です。
そんな中、グレンビル療養所を発見したので、中に入ることになりました。

中は割と暖かく、暖炉もあったので燃やします。
男三人と女三人が建物を探検することになり、彼等はカルテを見付け、ここがグレンビル療養所で形態異常の患者が多かったと知りました。
その頃、療養所の外では三人組がえっほえっほと荷物を建物に運び入れていました。
これがヒリカー兄弟みたい
やがてビンセントが発電機のスイッチを入れたので、建物内には電気が通りました。
ということで猿な彼等はベッド等の設備を使って乱痴気騒ぎを始めました。
その騒ぎをマジックミラー越しにヒリカー兄弟の一つ目が見ていました。

皆は車椅子レースをしていた際に講堂とフィルムを見つけたのでフィルムの上映会を始めます。
内容は治療記録で電気ショックによるものでしたが、ローレン(アリ・タタリン)はこの施設の噂を聞いたことがあると言います。
近親婚だけで成り立っている人達の集落があり、その人達を収容したのがこの建物だということでした。
フィルムも観たので、そろそろ寝ようということになり、適当な部屋で休むことにしました。
相変わらずサラ(テニカ・デイヴィス)とブリジット(ケイトリン・ウォン)はレズセックスばかりしているようです。
夜中に散歩していたビンセントはノコギリ歯に顎から脳天にかけて串刺しにされて死亡しました。

翌朝、皆はビンセントとなぜか荷物が無くなっているのに気付きますが、荷物はビンセントの悪戯だとうということになります。
外は酷い吹雪でしたが、手分けしてビンセントを捜して出発しようということになりました。
ヒリカー兄弟は外でポーターという人物を殺害して運び入れていたのですが、早速解体を始めました。
ノコギリ歯は解体したポーターの首をケニア達に投げ、皆は合パニックになります。
兄弟は攻撃を開始しクレア(サマンサ・ケンドリック)の首を有刺鉄線で吊って切断しました。
皆は薄着のまま外に飛び出してスノーモービルのエンジンを駆けようとしますが、点火プラグが抜かれていました。
唯一上着のあったローレンはスキーが上手いので、山を降りて助けを求めることにします。
残りの皆はこのままでは凍死するので、建物に戻りヒリカー兄弟と対決することにしました。

ひとまず皆は鍵の架る所長室へ逃げ込み、武器が足りないのでカイル(ヴィクター・ジンクJr)、ダニエル(ディーン・アームストロング)、サラの三人が地下に取りに行くことにします。
地下に向かった三人は斧を持った三本指に追い掛けられて檻へと逃げ込みました。
隙を見て脱出し、ダニエルは斧をゲットしたのですが三本指に捕まりました。
ケニア達の所には一つ目が穿孔機を持って現れ、ドアに穴を開けてケニアの頭を掴みます。
ジェナ(テラ・ヴネサ)とブリジットが引っ張ってケニアを助け、追い払いました。
カイルとサラはケニア達の所に手ぶらで戻りました。
何しに行ったんでしょう。

ダニエルは三兄弟に生きたまま少しずつ皮を剥がれてアヒージョにされ、悲鳴が響き渡ります。
ケニアは見捨てるべきだとか助けるべきだとかコロコロ意見を変えて視聴者をイラつかせます。
それはそうと多数決で助けに行くことが決まり、皆は所長室を飛び出して行きました。

感想

これは普通です。
お話はあって無いようなものでいつものパターンです。
今回は舞台はクライモリでは無く、どっかの隔離施設になってますので弓が無いです。
でもそれを活かしたような展開は殆ど無くて、いつもと変わらないです。
グロが露骨になって派手になった位でしょうか?
グロをやりたいがために展開や設定がゆるゆるになったりして、困ったことになってます。

前半にクライモリチームの人達が兄弟だったと発覚したりしますが、この人達が何でここに居るのか等不明で肝心なことはイマイチ分からないのです。
無痛症だから痛みに強いということらしいのですが、痛みを感じないことは不死身とは無関係なので兄弟はもう死んでないとおかしいと思いました。

登場人物は一杯出ますが、ぶっちゃけ覚えなくてもいい気がします。
金髪の女性が死んだ!小柄な男性が死んだ!程度のことで、どんどん死にます。
彼等の登場シーンでバカ学生ばかりだということが判明するのが免罪符代わりになるでしょうか?
この子達はダメな行動が多くて、特にケニアにはイラッと来ます。
どうやらこの子が主人公っぽくてオピニオンリーダーみたいで本当に困ります。
なぜかケニアが何か指示したり提案すると殆どの人が従うのですが、権力者の娘か弱みを握ってるとかでないと不自然だと感じました。
こういう映画だと「画面に飛び込んで、主人公チームを助けたい!」という気分になったりするのですが、今作はそれがありませんでした。
なので私的にはどっちが勝っても嬉しくないということであまり楽しめませんでした。

暇つぶしには良いのではないでしょうか。

ラストまでのあらすじ

ということで皆で悲鳴の上がる下の階に移動したのですが、なぜかカイルが単独で様子を見に行くことになりました。
カイルは兄妹がうまいうまいとアチアチのダニエルの皮を貪る様子を目撃し、回れ右して引き揚げました。
彼は皆に「ダニエルがオイル・フォンデュにされてました」と報告し、ケニアの指示の下、あいつらをやっつけよう!ということになりますが、彼女は危険な役はカイルとジェナに押し付けるのでした。
ということで皆でワーワーと兄弟を追い立て、逃げた所をジェナがランプ攻撃をして檻に追い込みました。

さて殺そうかということになり兄弟にオイルをかけるのですが、ケニアは「殺したら同類になる」とか偽善者ごっこを始め、仕方なくカイルが見張ることになり、その間、ケニア達は点火プラグを捜すことにしました。
兄弟は殺る気満々の目でこっち見てますが。
結局、プラグは見つからなかったので、ケニアは今日は休んで、明日歩いて脱出しようとか言い出します。
一方、兄妹は女医の髪留めを見付けてカイルがグースカ寝ている間に檻を脱出し、彼を捕まえました。
ケニアはカイルと見張りを交代しに行き、兄妹が逃げたことを知り、戻って皆に知らせました。
そこに袋を被ったヤツがヨロヨロと現れたので、皆で一斉に飛び掛かってナイフを刺しまくって殺害しました。
座って刺してるので、なんかの儀式に見えます。
案の定、それは舌を切られたカイルで、楽しそうに兄弟も登場しました。

ケニア達は玄関が封鎖されていたので、屋根裏でコートをゲットし、出口を探すことにしました。
飛び込んだ部屋の窓の外は雪の壁が出来ていましたが、サラが何とかトンネルを掘り、外へと脱出します。
その後ブリジット、ケニアの順に脱出しますが、兄弟がようやくドアをぶち破り、ジェナは穿孔機で腹をぶち抜かれて死亡しました。
ケニア達は歩いて逃げますが、兄弟はスノーモービルで会い掛け皆を玩びます。
ヒャッハーと兄弟が襲い、ブリジットはノコギリ歯に攫われ、ケニアは殴り倒されます。
ブリジットはナイフでブスブスと刺したのでポイされますが、ノコギリ歯は木の枝に激突してしまい倒れました。
サラがケニアを助けてる間にブリジットはスノーモービルのキャタピラで踏まれ、夜空に血飛沫を上げて死亡します。
一方、ローリーは森の中で凍死して自爆していました。

辺りがすっかり明るくなり、ケニアはサラとはぐれて絶叫します。
そこに一つ目か誰かが現れて襲い掛かるのですが、物陰に隠れていたサラが木の枝で殴りつけてノックアウトしました。
二人は意気揚々とスノーモービルを奪って引き揚げましたが、有刺鉄線の罠が仕掛けてあったようで、シュパーンと仲良く首が飛び、大空高く舞い上がりました。
間もなく、三つ指がレッカー車で現れて二人の遺体を回収しました。

エンドロールで終了です。

最後の首には驚きました。滞空時間長めです。
二つの生首が宙を舞う映画って初めて見たような気がします。

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