今度は町中です パージ:アナーキー

パージ:アナーキー

路上でパージに遭遇してひどい目に遭う話

制作年 2014年
制作国 アメリカ/フランス
監督 ジェームズ・デモナコ
脚本 ジェームズ・デモナコ
上映時間 103分
出演
フランク・グリロ
カーメン・イジョゴ
ザック・ギルフォード

だいたいのあらすじ

前作です。

映画パージのネタバレ紹介と感想です。
2023年 アメリカ
犯罪率は5%以下に下がったのですが。貧困層の数は減少しており、これはパージが原因と思われます。

3月21日 16時34分
今年も全ての犯罪が合法化されるパージが始まる日がやって来ました。
皆が帰宅を急ぎ、レストランのウェイトレスをしているエヴァ(カーメン・イジョゴ)も同僚にセクハラされながらも帰宅を急ぎます。
エヴァはアパートの入り口で住人のデイエゴ(ノエル・G)にセクハラされながらも帰宅しました。
TVではカルメロという黒人男性がパージの目的は貧困層の抹殺だと政府を非難しており、娘のカリが彼を支持していました。
エヴァは病気の父(ジョン・ビーズリー)がおり、彼の薬代を稼ぐために働いているのでした。
一家はパージに備えて封鎖の準備を始めました。
その後、カルメロは貧困層の反撃を呼びかけていました。

一方、警官のレオ(フランク・グリロ)はマシンガン等の銃器を準備し、息子の写真を眺めていました。
彼は飲酒運転で息子を殺され、運転手が無罪だったことに憤り、今夜復讐する予定です。
離婚した前妻が訪ねて来て、彼を止めようとしますが、聞く耳持ちませんでした。
レオはマッドマックスばりの車に乗り、重武装して家を出ました。

エヴァの父はなぜか盛装して密かにアパートを出て、路上に駐車してあるリムジンの後部座席に乗り込んでいました。

シェーン(ザック・ギルフォード)と妻のリズ(キエレ・サンチェス)は車で彼の姉の家に向かっていました。
彼等は不仲夫婦だったようで、リズが別居したいと言っているのでその報告だそうです。
二人は立ち寄ったスーパーの駐車場で白塗りで額に十字を描いたギャング達にちょっかいを出され、早々に立ち去ります。
暫く進むとパワステが故障してハンドルが利かなくなり、停車した後にエンジが駆からなくなるという最悪の状況に陥ります。
どうやら車に細工されたようで、先ほどのギャング達が追い掛けて来て威嚇しています。
このままパージが開始されると殺されるので、シェーン達は徒歩で逃げ出しました。

そしてパージが開始されました。
街にはスクールバスに乗ったならず者集団やギャング、屋上から狙撃するおっさん、トラックの荷台から重機関銃を撃ちまくるおっさんが出没し、世紀末の様相です。
レオの前方にも路上で車を燃やしてマシンガンを乱射している集団がいたので、ダウンタウン方面へ迂回することにしました。
空撮もあって夜景が綺麗なのですが、地上はアミバが出そうです。
一方、シェーン夫婦は路上で身を隠す場所を捜しながら逃げ回っていました。

エヴァはカリと共に父が置いていった書置きを発見します。
そこには10万ドルと引き換えに富豪のパージで犠牲になる旨が書かれていました。
悲しみに沈む二人でしたが、こればかりは彼女達の力ではどうにもなりません。
追い討ちをかけるようにアパートには暴徒が突入しますが、それとは別にエヴァの部屋にはデイエゴがショットガンを持って乗り込んで来ました。
ディエゴはいつもエヴァに相手にされていないことが気に入らなかったようで、エヴァ達を見つけ出すとレイプしてから殺そうといます。
挨拶忘れただけで殺されそうです。
娘だけはと命乞いするエヴァでしたが、ディエゴは突入して来た武装集団にハチの巣にされました。
どうやら彼等はアパートの住人を片っ端から虐殺しているようで、エヴァ達はその黒ずくめで重武装した集団に拉致されてしまいます。

レオはエヴァ達が路上に連れ去られて激しく抵抗している姿を目撃します。
目立たないように行動していた彼は自分に「無視しろ、通り過ぎろ」と言い聞かせていたのですが、車を降りてしまいました。
一方、ギャング達に獲物のように追い掛けられていたシェーン夫妻は勝手にレオの車の後部座席に乗り込みました。
レオは武装集団を倒してエヴァ達に付いて来るよう合図しました。
こいつらがトラックの荷台から重機関銃を撃ってるおっさんチームでした。
車に戻ったレオはシェーン達を叩き出そうとしますが、トラック荷台のおっさんが防弾チョッキでも着ていたのか重機関銃をぶっ放してきます。
仕方なく車を出しますが。重機関銃の銃撃を受けてしまいました。
レオはひとまず全員が特定の人間のターゲットでは無いことを確認しました。
彼の車は装甲していたのですが、流石に重機関銃の攻撃にはエンジン部分が耐え切れなかったようで、故障して停止してしまいました。

レオは全員に銃を渡し、さらばと去ろうとします。
女性チームはそれを見て助けろとかブーブー言い出し、エヴァは「車ならある!」と言いました。
これはレオが正論だと思います。銃までくれたのに。
エヴァは同僚の家まで送ってくれたら車を貸してあげると提案し、レオは電話で確認させてそれに乗りました。
レオ達はビルの屋上から「私は神だ」と言いながら機関銃を撃ちまくっているイカレ女や路上に罠を張ってハマった相手を撃つ集団がいる町を駆け抜けます。
シェーン夫妻を狙っていたギャング団もバイクとバンでに分乗し、捕まえた人をバンの荷台に放り込んでいる模様です。
レオ達は貴重品の移送も済み、安全だと思われるビジネス街を抜けていくことにしました。
エヴァ母娘とシェーン夫妻はここで自己紹介し、シェーンはあいつは自分の意思で外に出てるからヤバいとレオの陰口を言います。
しかしそれはダダ漏れでレオに「聞こえてるぞ!」と言われました。
落ち着くと不満が出て来るのが人間臭いですね。
ここまででパージは残り6時間となりました。

ビジネス街でも株式で儲けている人の遺体がビルの玄関に晒しものになっていたりします。
レオ達はあの武装集団が全滅しているのを発見して荷台を調べるのですが、交通管制システムや路上の監視カメラにアクセスして情報を得ていました。
複数並んだモニターには路上の様子が映し出されており、相当な財力がありそうです。
どうやらこれは政府が送り込んだ部隊のようで、地図のあちこちの赤い点は都市計画の対象となっている建物でした。
またカルメロは本当に反乱したようで、この部隊は彼等に襲われて壊滅したようです。
レオ達は後続部隊が接近してきたので逃げ出し、街はずれのパージ参加組も上手くやり過ごして地下鉄に侵入しました。

カリはレオに自分達を助けた理由を訪ね「必死で抵抗していたからだ」と返答されます。
彼女は更に「パージなんて止めた方がいいよ」と言いますが、レオは五月蠅い!と返答し、彼女に自分の防弾チョッキを着せてくれました。
暫くトンネルを進むと物音がしましたが、それは地下鉄に住みついているホームレスで危険はありませんでした。
ところが今度は世紀末なバギーに乗った連中が火炎放射器とマシンガンでホームレス狩りにやって来ました。
シェーンは連中に肩を撃たれてブチ切れてリズと共に反撃し、先頭のバギーを爆破しました。
レオ達は何とかエヴァの同僚・ターニャの住むアパートにに辿り着きました。
その様子を路上のカメラが撮影しており、レオ達を検知した政府の部隊が追跡を開始しました。
パージの残り時間は4時間半となりました。

ひとまずシェーンの手当てをしてターニャの家族がもてなす中、レオは出発の準備を始めます。
エヴァは車の件は嘘だったとレオに打ち明け、彼はそれを聞いて憤りますが、出て行こうとします。
しかしターニャの妹・ロレインが亭主と浮気したという理由でターニャを射殺してしまいます。
彼女は夫も射殺しようとするのですが、彼はリズを人質にしました。
レオはロレイン夫の足を撃ってリズを開放させ、皆を連れて家から脱出しました。
アパートの入り口に到着しますが、今度は政府の部隊が突入準備を初めており、重機関銃おじさんが「あいつは絶対殺せ」と部下に指示しています。
おじさんはなぜかエヴァ達のことを知っているようで「二人は生け捕りにしろ」と追加していました。
レオは皆を逃がし、自分も逃げるのですが、シェーン達を追っていたギャングに捕まり、バンに放り込まれてしまいました。

感想

これはちょっと面白いです。怖いです。
またまたパージのお話で、今度は路上がメインになっています。
前作は建物に籠城して戦う話だったので、今度は路上の様子を見せますよー!ということらしいです。
前作の1年後を描いているのですが、色んな組織が絡み合っていて、前作より生存率が下がっている気がします。
特に政府の介入はヤバすぎる気がしますが、相変わらずの現実離れした設定で、ご都合主義も大盛りです。

前作も面白かったのですが、私は今作の方が楽しめました。
テンポは忙しくて凄い勢いでイベントが次々に起こります。
後半までは陰謀やら反乱軍やらを混ぜながらの徒歩のロードムービー風で、道中で色々な虐殺おじさんやおばさんに出会います。
交流って大事ですよね!
路上シーンも面白いのですが、地下鉄シーンやターニャ家シーン等も面白かったです。
あまりまともな人が出てこないのがこの映画の特徴のようです。

ジャケ絵だと不気味なギャング団が出てるのですが、実はこいつらはあまり出てこないです。
どう見ても個人的な趣味で暴れてそうにしか見えない重機関銃おじさんがやたら出てきます。
このおじさんの正体は後に明かされます。

レオが異常に強くて警官ということなのですが、特殊部隊とかそんな感じの強さです。
とは言ってもこの状況を乗り切れるのはセガールさんかノリスさん位だと思います。
悲惨な話なのですが、救いはあります。

これは暇つぶしにはいいのでは無いかと思いました。

ラストまでのあらすじ

レオ達はバンの中で全員生きており、どうやらいきなりは殺されないようです。
カリがギャングの一人に目的を尋ねると一人の黒人ギャングが面を外し「金だ」答えました。
レオ達は目的地に着いたのかSP風の武装した男達に引き渡され、劇場のステージに立たされました。
会場には着飾った紳士淑女が集まっており、ショパンの夜想曲2番が生演奏されています。
司会のなんたら賞の出場者みたいなピカピカドレスを着たBBAが20万ドルで参加者を募っており、どうやらレオ達は富豪連中のパージの獲物にされたようです。
どうやら参加者が決まったようです。

レオ達は屈強なSPに押さえ込まれ、彫刻で飾られた倉庫のような所に放り込まれます。
中は真っ暗なのですが、富豪達はナイトビジョンを装着しているので、こちらの様子が見えるようで他の連中は二階の観客席から観戦しています。
レオは富豪を二人倒してナイトビジョンとマシンガンを奪いました。
その後も二人倒し、ナイトビジョンと武器を確保して皆の所に戻り、戦利品を渡します。
この辺りはゲーム感覚ですね。でもスリルあります。
レオは腹立ち紛れに観客席も撃つのですが、完全防弾だったようです。
参加者が殺害されたので応援が呼ばれ、照明が入って無数のSPが雪崩れ込んで来ました。
絶対絶命な状況の中、シェーンがハチの巣にされてしまいました。

そこにカルメロ率いる反パージ軍が突入し、富豪とSP連中を一掃してしまいました。
反乱軍の中に前作のホームレスの人いました。
富豪連中が撃たれるのは確かに痛快なんですが、この人達もテロと変わらないような。判断難しいですね。

リズはカルメロ達と戦うことにし、レオ達は司会BBAの車を奪って会場を去りました。
パージの残り時間は45分となりました。
息子を撥ねた男ウォーレンの家の前で車を停めた彼にエヴァが事情を尋ねます。
レオはウォーレンが飲酒運転で歩道にいた息子を撥ね、裁判で無罪になったと説明し、カリの制止を振り切って家へ侵入しました。
ここでパージの残り時間は5分となります。

レオはベッドで寝ていたウォーレン夫妻を痛めつけ、ウォーレンに自分を確認させてナイフで殺害しようとします。
しかし彼は結局、妻と共に怯えて謝罪するウォーレンを殺害することはできませんでした。
レオは玄関を出た所で政府の部隊の重機関銃おじさんに狙撃されてしまいました。
おじさんは政府の関係者でレオの身元を照会してここで待ち伏せていたのです。
彼等はパージの参加者が減っているので、政府の命令で貧困者を専門に虐殺しているそうです。
おじさんはレオに止めを刺そうとしますが、ウォーレンが鮮やかなヘッドショットでおじさんを射殺しました。
頭を取られた政府部隊は激おこでウォーレン殺傷に向かい、彼も反撃姿勢を見せ、車に乗っていたエヴァ達も銃を手に飛び出します。
その時、サイレンが鳴り響き、パージは終了しました。

ウォーレンは車を回し、エヴァとカリは瀕死のレオを抱え上げて車に乗せます。
病院に到着し、エヴァとカリはレオを抱えて運んで生存を喜び合うのでした。

エンドロールで終了です。

ひどい行事なので、もう止めた方がいいと思います。
最後に無理矢理いい話にしようとしてますね。でも続編も観そうな気がします。
ちょっと良く分からなかったのが、重機関銃おじさんがエヴァ達を生け捕りにしようとしていた点です。
生け捕りにしてどうするつもりだったんでしょうか?

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