使徒みたいのが暴れてます クローバーフィールド

クローバーフィールド HAKAISHA

その時、何が起きたのか?

制作年 2007年
制作国 アメリカ
監督 マット・リーヴス
脚本 ドリュー・ゴダード
上映時間 85分
出演
マイケル・スタール=デヴィッド
オデット・ユーストマン
マイク・ヴォーゲル

だいたいのあらすじ

これは合衆国国防総省に保管された暗号名「クローバーフィールド」の記録映像で、カメラはセントラルパークで回収されました。
4月27日 6時41分
撮影者のロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)はベス(オデット・ユーストマン)の父のアパートで起きました。
間もなくベスと朝食を採り、遊びに行く様子が撮影されています。

5月22日 18時45分
ロブの兄ジェイソン(マイク・ヴォーゲル)とその恋人リリー(ジェシカ・ルーカス)と共にパーティーの支度をしています。
この様子は4月の絵ロブとベスの想いで映像に上書き録画したらしく、所々で前の映像が入ります。
今日はロブが日本に仕事で渡るのでサプライズでお別れパーティーです。
ジェイソンはロブの友人ハッド(T・J・ミラー)に撮影を頼みました。
ハッドは友人の祝辞を撮影しつつ、大好きなマリーナ(リジー・キャプラン)に祝辞を頼もうとするのですが、なかなか話せず。
ようやく話し掛けたものの祝辞の撮影のみで玉砕してしまいました。
ロブが登場し、サプライズに驚きながらも感謝のスピーチをし、拍手を受けました。

その後、ベスがやって来ますが、トラヴィスという男性と一緒でした。
ロブは日本行きが決まってからベスとはぎくしゃくしており、二人の今後等も整理できていないようです。
結局、ロブとベスは口論になり、ベスは帰ってしまいました。
ジェイソンとハッドはロブに「ベスを追い掛けろ」と背中を押していましたが、その時、地震のような振動がビルを襲いました。

会場の皆は地震に驚き、TVニュースをチェックしますが、NY港ではタンカーが沈没したというので屋上から見てみることになりました。
すると近くのビルが爆発し、隕石のようなものが周辺に飛来していました。
皆は一斉に逃げ出し、通りへと逃げ出しましたが、通りも避難して来た人で溢れており、一部のビルから黒煙が上がっています。
直後に自由の女神の頭部が飛んできてビルにバウンドし、付近の路上に落ちました。
姿はハッキリと見えませんが、巨大生物が現れてビルを破壊しているようです。
瓦礫を伴う衝撃波が通りを襲って来たので、ロブ達はスーパーに飛び込んでやり過ごしました。

外に出てみると通りは瓦礫が散乱しており、あちこちで火の手が上がっています。
時折、何かの咆哮とドシンドシンという振動が伝わって来ました。
ロブはジェイソン、リリー、ハッドと行動していましたが、パーティー出席者も合流しました。
町の破壊映像がいい感じで、怖いです。私だったら何かの弾みですぐ死にそう。
皆はあれは何だとか巨大生物を見た、見ないとか人間を食べてたとかそんな話題でワーワー騒ぎ、ジェイソンはマンハッタンから逃げよう!と提案します。
誰もが考えることは同じのようで人の群れが橋に向かって進み、出動した警官やヘリが誘導しています。

ブルックリン橋を渡っているとロブの携帯にベスから動けない旨の連絡がはいり、彼は混乱の中ジェイソン達に声を掛けて合流しようとするのですが、デカいトカゲのような尻尾が海中から現れて橋を一撃、ジェイソンが居た辺りを直撃して橋は破壊されました。
人々は一斉に回れ右して逃げ、ロブ達はリリー、マリーナ、ハッドで固まりました。
通りの店では略奪が始まっており、TVのニュース映像には巨大な丸っこい怪獣の姿が映っていました。
強制避難命令が出されますが、ロブはハッドとマリーナの反対を押し切り、一人でベスを助けに行くことにしました。
リリーも同行すると言い、ハッドとマリーナは制止しつつもついていく感じになります。
ベスのアパートのミッドタウンは怪獣が闊歩するエリアで路上で兵士や戦車が怪獣の細長い手足に発砲していました。
流れ弾に当たって死にそうです。
ロブ達は口を開けて咆哮する怪獣の間近を通り、地下鉄のスプリング通りの駅に逃げ込みました。

暫くここで待機することになり、ロブの携帯に母から電話があったので、ジェイソンが生死不明な点を伝えます。
リリーとロブはあ改めてジェイソンを失った悲しみを噛みしめ、ハグして慰め合います。
ロブは線路を通ってベスのアパートに行くことを思い立ち、カメラのライトで線路を照らしながら進むことにしました。
暫く進むとロブ達と同じ方角にネズミの群れが凄い勢いで逃げて来ました。
後方を探ってみるとナナフシを太らせてワニの口を付けたような70㎝位の凶暴な虫が群れをなして襲い掛かって来ました。
四人は線路脇の作業小屋のような所に逃げ込み無事でしたが、マリーナが噛まれてしまい背中に歯型が刻まれており、血が止まりません。

ロブ達は地下街に出てみることにし、現在地は59丁目だと確認します。
また、マリーナは身体に変調を来しめまいがするようです。
その時、兵士が現れてロブ達を保護し、避難所へと誘導しました。
避難所へ着いた所、マリーナは目と鼻から血を流し始め、噛まれていると知った看護師達が彼女を隔離するのですが、頭が破裂して死亡しました。
ロブ達は退避用のヘリに乗るよう指示されますが、ロブがベスを迎えに行く!と強硬姿勢を見せたので兵士の一人が出口に案内してくれました。
彼は今度の攻撃が失敗したらマンハッタンを焼き払うと作戦内容を伝え、ヘリの発着場所と時間を教えてくれました。
尚、ハッドは愛しのマリーナの死でかなり落ち込んでしまい、暫くカメラが下向きになります。

地上に出たのでロブは「ここからは一人で」と言ったのですが、リリーもハッドも同行することにしました。
ベスのアパートは倒れ掛っており、隣のビルに寄りかかって何とか建っている状態でした。
そこでロブはハッドのアイディアを取り入れ、隣のビルの屋上からからアパートに移動することにしました。
そしてとうとうパイプを掴まりながら進み、ベスのアパートへとたどり着きました。
この状況でもカメラを手放さないハッドは凄いです。

感想

これはなかなか面白いです。怖いです。
怪獣映画なのですが、パニックに近く、逃げ回るグループの様子を撮影したものです。
POV形式なので臨場感があり、根性で撮影したハッドのお陰です。
とは言っても避難ヘリ等も出ているようなので、ロブがベスを迎えに行っているのでこうなっているという側面があります。
なのでこの映画はロマンス映画でもあると思いました。

怪獣はあまり出てこないのですが、代わりにヘンな虫が出ます。
大きさは1m無いのですが、兎に角凶暴なのが伝わって来て、出会ったら死ぬ気がしました。
尚、噛まれただけでも感染症で死ぬ模様です。
この虫は一体、何だったのか良く分かりませんでした。

怪獣は手足が細長い感じで人型の身体に人のような顔、手がデカくて長い尻尾があるようです。
60階建てのビルから見下ろした際には下の方に見えましたので、70~80m程度の大きさでしょうか?
こいつの正体も結局分かりませんでしたが、ロブ達は一般人なので当然だと思いました。

グロも多少はありますが、かなり抑えた表現でした。
この映画でグロまで見せられたらショックデカいので、この点は良かったです。
ちょっと結末付近の展開が強引な気がして、少しテンション下がりました。

これはなかなか面白いので暇つぶしには良いと思いました。

ラストまでのあらすじ

ロブ達は斜めっているアパート内を懸命に進み、ドアをぶち破ってベスの部屋へ突撃しました。
ベスは床の鉄筋に肩を貫かれて重症でしたが、皆で力を合わせてベスを鉄筋から抜きました。
凄く痛そうですが、直接描写は無いので安心です。
怪獣が迫ってきたので、四人は来た道を戻ることにしました。
ようやく戦闘機やミサイルが飛び交う地上に出て怪獣を間近に見ながらヘリを目指します。
ヘリの発着場に辿り着き、リリーが乗り込んだ時点で満員になったのでロブ達三人は次のヘリになりました。
ヘリ小さいですね。これでは4人位しか乗れません。
ロブ達は周囲の戦闘が激化する中ヘリに乗り込みましたが、上空ではB2による爆撃が開始されており、怪獣は苦悶の叫びを上げています。
ヘリはジャンプして来た怪獣の攻撃を受け、墜落してしまいました。
これは無いと思いました。

何とかヘリを脱出した所、ハッドが怪獣に喰われてしまい、以後撮影係はロブになります。
二人はトンネルに逃げ込み、辺りには爆撃開始のサイレンが鳴り響きました。
ロブはカメラに向かって現在時刻(5月23日6時53分)や状況を説明する記録映像を遺します。
付近を爆弾が直撃して二人は瓦礫に埋まり、ここで映像が途切れます。
前に録画されていたコニーアイランドではしゃぐ二人が「いい一日だった」と締めくくる映像が流れます。

エンドロールで終了です。