アナンカ、アナンカ咲いた道♪ ミイラの復活

ミイラの復活

アナンカに関わるとやっぱりひどい目に遭う話

制作年 1940年
制作国 アメリカ
監督 クリスティ・キャバンヌ
脚本 グリフィン・ジェイ/マックスウェル・シェーン
上映時間 67分
出演
トム・タイラー
ディック・フォラン
ウォーレス・フォード

だいたいのあらすじ

アナンカ王女の墓地を守るカルナック神殿の大神官は息子のアンドヘブ(ジョージ・ザッコ)を呼び出してカリスというミイラの秘密を教えます。
3000年前にアナンカ王女が死亡し、その死を悲しんだカリス王子はイシス神殿から永遠の命を与えるというタナの葉を盗み出します。
しかし衛兵に見つかってしまい、カリスは舌を切られ包帯でグルグル巻きにされてタナの葉と共に棺ごと生き埋めにされます。
そのカリスのミイラはこの神殿の裏山に眠っており、満月の夜毎にタナの葉を飲ませることで復活し、アナンカの墓を荒らす者があれば毎晩9枚の葉を煎じて飲ませるということでが、9枚以上飲ませると制御不能になるそうです。
秘密を話した後に大神官はアンドヘブに大神官の座を譲ると息絶えました。

カイロにいた失業中の考古学者スティーブ(ディック・フォラン)は相棒のベイブ(ウォーレス・フォード)と共にガラクタ市を覗いている際に穴の開いた壺を発見し、二人の有り金をはたいて購入します。
カイロ博物館に持ち込んだ所、ペトリ―博士は7匹のジャッカルの絵を見付け、これはアナンカ王女の墓地を示すものではないかと言います。
そこで博物館勤務のアンドヘブに鑑定を依頼した所、こんな物は真っ赤な偽物だと言われ、手が滑ったと見せかけて壺を割りました。
しかし自分の鑑定眼を信じたスティーブは資金提供者を募って自力で王女の墓を探すことにし、ペトリ―も協力してくれるそうです。
ベイブは酒場でカード当ての手品の賭けをして小銭を稼いでいたのですが、よりによって奇術師のソルバニ(セシル・ケラウェイ)に勝負を挑んでしまい、酒場の客全員に奢るハメになります。
しかし気のいいソルバニはベイブにお金を出してくれました。

ベイブと意気投合したソルバニは発掘の資金を提供してくれることになりますが、酒場で話を聞いていたアンドヘブの手下に襲われて乱闘になり、三人で何とか逃げ出します。
一方、部下から話を聞いたアンドヘブはソルバニの娘マルタ(ペギー・モラン)に父上が詐欺師に騙されていると吹き込みました。
帰ってきたソルバニからスティーブ達の話を聞いたマルタはかんかんに怒り、お金を取り返す!と二人の滞在するホテルに向かいました。
マルタはベイブと会うなり、壁に向かって奇術用の銃を発砲するのですが、スティーブが事情を説明すると、自分も監視のため同行すると言いました。

といいうことでスティーブ、ベイブ、ペトリ―、ソルバニ、マルタは現地に到着し、沢山の人足達と発掘作業を行います。
現地には先人の化学者の白骨死体が発見されたり不吉なことがありましたが、とうとうアナンカ王女の墓を発見しました。
しかし発見された洞窟には男性のカリス(トム・タイラー)のミイラとタナの葉しかありませんでした。
この山は現地の人から恐れられていたらしく、後に人足は全て逃げ出してしまいました。
一人で残ってミイラの付近を調査していたペトリ―の前にアンドヘブが現れ、タナの葉を9枚煎じたものをカリスに与えます。
カリスは甦り、ペトリ―を殺害してどこかに去りました。
スティーブ達はペトリ―の死とミイラ失踪をを知り、警戒するようになります。
アンドヘブはタナの葉を煎じた液体を部下にスティーブ達のテントの付近に隠させておき、カリスに液体が欲しくばスティーブ達を殺して奪えと命令しました。

マルタのヒントを得てカリスのミイラの先に隠し通路があると考えたスティーブはベイブとソルバニにも声を掛け、現地人のアリを見張りに残して墓地へと入ります。
スティーブ達は夜になったので発掘を切り上げますが、タナの葉が消えているのに気付きました。
その頃、アリはカリスに捕まって絞殺されていました。
テントに戻ったスティーブ達はアリが死亡しているのを知り、死因がペトリ―と同じだと気付きました。

感想

これはイマイチです。モノクロ映画です。
ホラーというよりアドベンチャーっぽい話になっています。
お話はかなりやっつけ風であまり面白くないです。
どちらかというと活劇というか娯楽性を重視した映画だと思います。

ミイラはゾンビのように包帯巻いて動き回っていましたが、あまり怖くないですね。
この映画はホラー演出はイマイチだと思いました。
その代わりに崩れた神殿の外面やセットはなかなか凝ってましたが、低予算だと思われます。

コメディ的な要素も入っていてベイブとソルバニのやり取り等は面白かったです。
アンドヘブが何をしたいのか理解不能で、特にマルタ絡みの所は適当な感じがしました。
彼の父の大神官は死亡してましたが、生きていればまともなお話になっていたような気がします。

67分と短くて観やすいのが救いでしょうか。

ラストまでのあらすじ

カリスはテントで休んでいたソルバニを絞め殺そうとしますが、マルタが気付いて悲鳴を上げたので彼女をお姫様抱っこして拉致します。
カリスを追ったスティーブとベイブはカリスを見失ってしまいますが、アンドヘブの手下に妨害されたので射殺し、彼の見に着けていたペンダントからカルナック神殿と隠し通路を知ります。
ベイブが神殿に向かい、スティーブが隠し通路を探して挟み撃ちにしよう!ということになります。
気絶したマルタはカリスにより神殿の台に寝かされ、カリスはアンドヘブの命令で棺へと戻りました。

アンドヘブはマルタを不死者にしようと目論み、彼女にタナの葉の茶を飲ませようとします。
しかしベイブが神殿に突入し、アンドヘブを射殺しました。
スティーブも隠し通路から駆けつけ、マルタを救出しました。
カリスはタナの葉を狙って侵入し、スティーブを投げ飛ばしますが、もう9枚の葉を飲んでいるのでこれ以上飲むと制御不能な怪物になってしまいます。
カリスがタナ茶に手を伸ばした瞬間、ベイブが飛び込んで来て器を射撃し、阻止します。
床に飛び散ったタナ茶を飲もうとしているカリスにスティーブが松明で火を点けました。

ということでミイラは倒れ、スティーブはアナンカ王女の墓を発見しました。
ソルバニは王女の宝石をゲットして皆はアメリカに帰ることになります。
スティーブは今回の発見でアメリカの博物館の館長職を得ました。

終了です。

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