前かがみです 狼男

狼男

狼に噛まれてひどい目に遭う話

制作年 1941年
制作国 アメリカ
監督 ジョージ・ワグナー
脚本 カート・シオドマク
上映時間 70分
出演
ロン・チェイニー・Jr.
クロード・レインズ
ウォーレン・ウィリアム

だいたいのあらすじ

狼憑きという病気があり、殆どの場合は思い込みなのですが、実際に狼に変身してしまう例があったそうで、タルボット城付近にも悲惨な事件の言い伝えがありました。

タルボット家の次男ラリー(ロン・チェイニー・Jr.)は兄が死亡したため、父ジョン(クロード・レインズ)の後を継ぐためにタルボット城へ戻りました。
幼馴染のポール(ラルフ・ベラミー)は警察署長になっており、遊びに来ていたので再会しました。
ラリーは屋上の展望台から付近を覗き、骨董屋さんの娘グエン(イヴリン・アンカース)に一目惚れしてナンパしに行きます。
そこで狼の形をした銀の柄のある狼男を象徴した杖を購入しますが、五芒星が描かれており、狼男と次の獲物の手に浮かぶそうです。
ラリーは拒否するグエンに「夜8時に迎えに来るからねー」としつこく誘ってから帰宅しました。

グエンは友人のジェニーを誘ってラリーのことを待ってくれていたので、三人はジプシーの占い小屋に行きます。
ジプシーのベラ(ベラ・ルゴシ)がジェニーのことを占っている間、ラリーとグエンはその辺を散歩することにするのですが、ラリーはグエンから自分は婚約していると聞かされます。
一方、占いを受けていたジェニーは不吉な結果だったのかベラに結果を教えてもらえず叩き出されるのですが、彼女の手には五芒星が浮かんでいました。
ラリーはジェニーの悲鳴を聞き、グエンを置いて駆けつけ、ジェニーが狼に襲われていたので杖で殴りつけて殺しますが、彼も噛まれてしまいました。
ラリーはジプシーの女性に助けられ、グエンと共に城に運ばれました。
ポール達はジェニーの遺体の側にベラの鈍器で殴られて死亡している遺体を発見し、ラリーの杖も回収しました。

翌日、医師のロイド(ウォーレン・ウィリアム)がラリーの傷を診に来るのですが、なぜか彼の傷は回復していました。
また、杖の件をポールから聞かれ、ラリーはベラの殺害を歌がれてしまいました。
町の人の間ではラリーはすっかり犯人扱いされてしまい、一緒にいたグエンもふしだらだと中傷されます。
ラリーはグエンに会いに行き、事情を説明するのですが、彼女の婚約者フランクが現れたので挨拶して退散します。
フランクの犬は異様にラリーに吠え掛かり、彼はラリ―を見て、嫌な予感がするとグエンに告げます。
ラリーは帰り道にベラの母マレーバ(マリア・オースペンスカヤ)に引き留められ、ベラが狼男であり銀の道具でしか殺せず、噛まれたラリーもまた狼男であると言い、五芒星のペンダントを彼の首に架けました。
彼はマレーバに言われたことを信じず、たまたま出会ったグエンにペンダントをプレゼントし、強引に唇を奪います。
ジプシー達は狼男が出たと言って、町を去り、グエンもラリーの間の手から逃れました。

その夜、ラリーは手足が毛深くなった後に顔にも毛が生え、狼男に変身してしまい、墓守の男を殺害しました。
翌日、ポール達は墓守の遺体を発見し、ジェニーと同じ死因であり、付近に狼の足跡があることに気付きました。
ラリーは昨夜の記憶がありませんでしたが、自分の胸に五芒星が浮かんでいるのを見て狼男になったのだと悟ります。
ジョンからは墓からこの城まで狼の足跡があったと聞かされたので、ラリーは狼男について意見を求めると、解離性障害の一種で悪の心が獣になったと信じるとであろうと返答されました。
ラリーはジョンと共に教会に向かいました。

感想

これは普通です。モノクロ映画です。
典型的な狼男の話で、姿も良くある狼男のものですが、頭がアフロです。
銀器に弱いという特徴もこの時に産まれたのでしょうか?
ちょっと悲しい話ですね。

流石に変身シーンは無くて徐々に毛が生えて行く感じでした。
吸血鬼とかそういうものと比べると怖い感じは無く、むしろ哀愁が漂っている感じさえしました。
凶暴で不死身という以外にあまり特徴も無く、強くも無いです。

主人公はどうも軽くて強引な感じで好きになれなかったのですが、意外にメンタルが弱いと判明します。
グエンも婚約者がいるのにラリーの誘いに乗ったりしてイマイチ魅力が無いのです。
ポールが恰好いいのですが、私は何といってもジョンが好きでした。
ジョンは公平で知的な紳士という感じで渋いのですが、ちょっと問題もありますね。

ラストまでのあらすじ

教会で皆の冷たい視線を浴びたラリーは居たたまれなくなって教会から逃げ帰りました。
ポールとフランク、ジョンとロイドは狼の罠を仕掛ける相談をしていたのですが、ラリーは狼男の仕業だと言い出し、ロイドとジョンから否定されます。
ロイドから狼男だと思い込んでいても治療は出来ると聞き、相談しようとするラリーでしたが、彼は忙しいので相手にされませんでした。
しかしロイドはジョンと二人だけの時にラリーを入院させるべきだと進言するのですが、ジョンは問題があるにせよここで治療すると聞く耳持ちませんでした。

その夜、狼男となったラリーは狼の罠に掛かってしまったのですが、マレーバが彼を見付けて祈りを捧げたので元にい戻り、何とか罠を外して怪しまれずに去りました。
ラリーは何を想ったか寝ているグエンの部屋の窓に石を投げて起こし、僕は人殺しだからここを去ると言い、グエンもついていくと言いました。
所が、グエンの手に五芒星が浮かび上がったので、ラリーは逃げ出します。

翌日、ラリーはジョンにベラや自分の事を打ち明けるのですが、しっかりしろと怒られただけでした。
ジョンは自分を抑えられないいうラリーを椅子に拘束し、ラリーはジョンに杖を持っていてくれと頼みます。
ラリーは拘束を解き、ポール達の狼狩りの場に出て行ってしまい、彼を捜しに来たグエンに襲い掛かりますが、ジョンに杖で打たれて死亡しました。
マレーバが呪文を唱えると狼男はラリーに戻りました。

ジョンは愕然としますが、ポールは優しく皆をラリーが狼から助けたんですねと言いました。

エンドマークで終了です。

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