超古代文明の話 紀元前1万年

紀元前1万年

マンモス狩って暮らしてたらひどい目に遭う話

制作年 2008年
制作国 アメリカ/ニュージーランド
監督 ローランド・エメリッヒ
脚本 ハラルド・クローサー/ローランド・エメリッヒ
上映時間 109分
出演
スティーヴン・ストレイト
カミーラ・ベル
クリフ・カーティス

だいたいのあらすじ

紀元前1万年の世界
ヤガル族という種族はマナクという所謂マンモスを狩って生活していたのですが、最近数が減ったようで皆はお腹が空いていました。
そこで巫母と呼ばれる祈祷師の老婆が大地に問いかけてどうするかを模索していました。
ある日、女性の遺体にしがみ付いていたという青い目の少女が発見されます。
巫母は馬に乗った蛮族が襲ってくるビジョンを見て、最後の狩りが終わった後に戦士が誕生し、青い目の娘と結ばれる。
その時、四本脚の悪魔が攻めて来るが、戦士と娘はヤガルに反映をもたらし、平和が訪れるだろうということでした。
そこでヤガルの皆さんは少女にエバレットという名を付けて大事に育てました。
巫母の言うことが信じられなかったデレ―の父は狩を主導する立場の象徴である白い槍と笛をティクティク(クリフ・カーティス)に渡して村を出て行きました。
お陰でデレ―は同年代の村の子供達から卑怯者の息子呼ばわりされるようになります。
エバレットの家族は四本脚の悪魔に殺されたそうで、お互い独りぼっちということでデレ―とエバレットは親密になります。
やがて月日は流れ、デレ―(スティーヴン・ストレイト)もエバレット(カミーラ・ベル)も若者へと成長しました。

マナクの大群が集落付近に押し寄せ、若者達はティクティクに率いられて出撃します。
この狩でマナクを仕留めた者がエバレットと結ばれることになり、カレン(モー・ゼイネル)が有力視されていましたが、デレ―はエバレットと恋仲であったため、闘志を燃やしていました。
マンモスのCGが凄いです。やっぱりプテラノドンとは違います。
やがてティクティクの笛を合図に全員がウガーとマナクに襲い掛かるのですが、マナクは図体がデカい割に大人しく、一斉に逃げ出します。
一頭のマナクを網に追い込みますが、網を破って逃げ出し、網を押えたデレ―は手が絡まって引き摺られて行きます。
デレ―は「もう起こったゾウ」と突進して来たマナクに槍を投げたのですが、ダメージを与えられず、たまたま立っていた槍にマナクがタックルして来て自爆したので偶然マナクを仕留めてしまいました。
ということでデレ―は皆からたたえられ、白い槍とエバレットをゲットしました。

ティクティクはその現場を見ており、皆には黙っていましたがデレ―を勇者とは認めませんでした。
デレ―もそれを認め、白い槍はティクティクに返しました。
その夜、集落に雪が降り出し、四本脚の悪魔の悪魔と呼ばれる馬に乗ったヤガルとは異なる言語を喋る蛮族が攻めて来ました。
彼等は組織されており、ヤガルより高度な武器を持っていて、たちまち集落の男達は捕虜にされ、マナクの肉も奪われます。
また蛮族の隊長(アフィフ・ベン・バドラ)はエバレットを連れ去ってしまいました。
残ったデレ―は雪山に彼等を追うことにし、ティクティクとカレンも同行しました。
やがて少年バクも同行し、彼等は吹雪に凍えたりしながら何日も雪山で敵を追い掛けます。
一方、四本脚の悪魔の部隊はかつてエバレットが暮らしていた村へと到着しました。
かなり遠くだと思いますがエバレット達はどうやってデレ―の集落に着いたのでしょうか?
彼女は目印に少しずつアクセサリーの部品を落としていたのがバレて隊長から鞭打たれ、アクセサリーを捨てられました。

デレ―達もエバレットの村へ辿り着き、アクセサリーが落ちているのを見て愕然としますが、落としたのだろうと考えることにします。
暫く進むと辺りがジャングルになり、気温が上がって暑くなってきました。
とうとうデレ―達は四本脚の悪魔達の部隊に追いつき、物陰から様子を見ます。
翌朝、デレ―達はエバレット達を救出するのですが、敵方に気付かれて追い詰められます。
しかしそこに凶悪なチョコボのような鳥が現れて双方に襲い掛かったのでデレ―はその隙にエバレットと逃走しました。
デレ―が凶悪チョコボと戦っている間にまたまたエバレットとバクは悪魔達に拉致されてしまいました。
カレンも捕虜になり、ティクティクは重症で動けず、デレ―は孤立してしまいました。

デレ―はひとまず担架のようなものを作り、ティクティクを運びますが、食料が必要だったので彼を置いてインパラのような生き物を追い掛けます。
ところが、落とし穴におちてしまいハゲタカに襲われたり、同じく落とし穴にハマっていたサーベルタイガーを助けたりしました。
助けたサーベルタイガーはデレ―を食わず、ジャンプ一発で脱出して去りました。
その後、ティクティクの所に戻ると彼は元気を取り戻しており、再び一緒に悪魔達を追跡します。
道中で悪魔達に襲撃された村を見付けて立ち寄るのですが、そこで二人は武装した黒人の群れに囲まれてしまいます。
ここはもしかしてアフリカ大陸でしょうか?だとすると凄い話ですね。
そこに昨夜デレ―が救出したサーベルタイガーが現れ、デレ―の匂いを嗅ぎ、彼のことを理解すると黒人の群れに威嚇してから「借りは返したぜ!」みたいな感じに吠えて去って行きました。

黒人部族の隊長はヤガルの言葉が分かるようで「お前、牙と話できるなんてすごいな」と歓迎されます。
ひとまず唐辛子を振る舞われて隊長と世間話をし、この地にデレ―の父が来たことを知ります。
この時代に唐辛子がアフリカで利用されてたんでしょうか?
デレ―の父は悪魔達に連れ去られ、神の山と言われる所に連れていかれたそうで、黒人部族のではサーベルタイガーと話をする男が皆を神の山に導き仲間を開放するという言い伝えがあり、その男とは正にデレ―でした。
黒人部族ナク族は仲間の部族に「伝説の男現る」と伝令を送り、すっかり悪魔達と戦争する気になっていました。
ロマンシングサガシリーズの実写版みたいな映画ですね。これ。
超展開にビビるデレーにティクティクは「お前の父は村の皆を救おうと新天地を探しに行った」的なことを言い、お前の父は凄かったからお前にもやれるはず的なことを言って励まします。

ということでトゥトゥ族、クラ族、死の部族、ホダ族が集まって来ました。
こうして300人はいるんじゃないかなーという感じの団体で神の山に進軍し、道中でも仲間を増やします。
デレ―達はついにヨットのような帆船で川を移動している悪魔達を発見し、捕らわれの人達にもデレ―達にも希望が見えました。
しかし川を移動する手段を持たないデレ―達は広大な砂漠を遡って川を越えることにしました。
これ川沿いに進むのはダメなんでしょうか?
過酷な砂漠行で道に迷いますが、星を目印に進むことを思い付き、とうとう神の山と呼ばれるピラミッドを発見しました。
ピラミッドの麓には城下町が栄えており、マナクが荷物運搬用に使役されており、彼等は高度な文明を持っているようです。
ヤガルや黒人部族達もこの建物建造のために奴隷として集められてきた模様です。
また「神」と呼ばれる指導者は生贄と称して奴隷を殺害したりしていました。

敵の人数が多すぎるので奴隷を蜂起させる必要があったので、奴隷宿舎に忍び込むのですが、黒人部族は「しるし」が無いと神は倒せないと言われてしまい、また、デレ―はここで父が死んだことを知りました。
またティクティクは敵の偵察兵に見つかってしまい、敵を倒したものの相討ちとなり死亡しました。
一方、悪魔の隊長は役人に賄賂を渡してエバレットを私物化していたのですが、見つかってしまい、引き渡すことになります。
彼女を引取に来た神の手下である黒人部族はエバレットの手の甲に「しるし」を発見して驚愕しました。
ということで役人に知らせ、大騒ぎになりますが、彼女の手の甲にある印はどうやらオリオン座のようです。
役人は神に報告し、神は怒り狂っていました。

感想

これは普通です。
中石器時代の話なのですが、この辺りの歴史に詳しくない私でもツッコめる内容なので、歴史ものだと思って観ない方がいいような気がします。
これはヒロイックファンタジーとアドベンチャーとロマンスを混ぜたような話だと思います。
石器時代の動物の凄いCGが出て来る娯楽映画で内容はB級だと思いますが、そう思うとなかなか楽しめますし、退屈はしませんでした。
でもメインのお話はちょっとご都合主義過ぎてついていけませんでした。

舞台はアフリカ大陸でしょうか?
ヤガル族というのはドレッドヘアーで毛皮を着た「原人」のステレオタイプな人達です。
この人達はやけに垢抜けた顔した人が多くてそんなに彫りも深くないので、ちょっと違和感あります。
ナク族というのは黒人部族で独自の言語を喋る人達なので、マサイ族とかそういう部族っぽい感じです。
やっぱり黒人は手足長くて格好いいですね。個人的にはこの人達が一番好きです。
トゥトゥ族は黒人部族で仮面被ってて、クラ族は黒人部族でちっこくて、死の部族も黒人部族でアメリカ先住民っぽい装飾してます。
その他にホダ族という黒人部族がいて、この人達が最強だそうです。
そして悪魔の部族なのですが、ローマ人とイスラム圏を合わせたような感じの人達で独自の言語で喋ります。
恐ろしいことにこの人達は鉄器らしきものと布で出来た衣服を着ていて違和感ありありです。
神と呼ばれている人は単なる老人でした。

動物くんチームは皆さん凄いです。生きてるみたいでした。
ディザスターパニック大好きおじさんの流石のCG技術がいかんなく発揮されてます。
マンモスは重量感あったし、サーベルタイガーは虎っぽいデザインでデカくて人類勝てないと思います。
後、凶悪チョコボみたいな鳥だとかハゲタカっぽい鳥も出てきました。
やっぱりジュラシックプレデターとかで喜んでないで、たまにはこういう凄いCGを観ないと貧乏精神が払えなくなりますね。

デレ―達は出来過ぎてて何も言うことは無いのですが、私はナク族の通訳してくれるおじさんが一番好きでした。

ラストまでのあらすじ

奴隷の助力は期待できませんでしたが、デレ―達は夜明けと共に神の山に攻撃を仕掛けました。
まずは全員が奴隷に成りすまして潜入し、カレンが犠牲になっている間にマナクを解放して暴れさせます。
それを合図に一斉に衛兵に攻撃を仕掛け、一部の奴隷も蜂起しました。
軍勢は膨れ上がり一気に神の宮殿を包囲したデレ―達でしたが、神はエバレットを人質に引き下がればヤガルだけ開放すると取引を持ち掛けます。
怒りのデレ―が槍を投げると、神はあっさり死亡したので「あんなの神じゃない」ということになり、デレ―達は突撃します。
ということで後は衛兵と手下との戦いとなりました。

隊長はどさくさに紛れてエバレットを攫って逃げ、デレ―はそれを追い掛けます。
エバレットは馬に積んであった矢で隊長を刺して逃げますが、背後から隊長が放った矢が背中に刺さります。
デレ―は隊長に止めを刺し、反乱舞台により神の宮殿は焼けました。
エバレットは死亡したのですが、巫母の謎の息吹き返し術で復活し、皆は歓声を上げました。
ということで長い旅でしたがナク族に作物の種を貰い、お別れとなりました。

ヤガルの集落に戻ったデレ―達は早速、種を植えたので、翌年の春には成長しました。
というこで平和が訪れ、畑作で集落は豊かになったのでした。

エンドロールで終了です。

最後の復活はなんだよーって感じでした。

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