マンネリ気味です フランケンシュタインの幽霊

フランケンシュタインの幽霊

今度は弟が世間をひどい目に遭わす話

制作年 1942年
制作国 アメリカ
監督 アール・C・ケントン
脚本 スコット・ダーリング
原作 エリック・テイラー
上映時間 67分
出演
セドリック・ハードウィック
ロン・チェイニー・Jr
ラルフ・ベラミー

だいたいのあらすじ

前作です。

映画フランケンシュタインの復活のネタバレ紹介と感想です。

フランケンシュタインの村ではその後も作物が育たない等の災難続きだったので、村人は城を爆破することにしました。
しぶとく生きていたイゴール(ベラ・ルゴシ)が妨害するのですが、村人の怒りパワーには勝てず、城は爆破され、イゴールは地下に逃げ込みました。
そこで生きていた怪物と再会したイゴールは彼を連れ出し、ウォルフの弟であるルドウィグ(セドリック・ハードウィック)の所に向かうことにしました。
ルドウィグは精神病院を経営しているのですが、脳外科でもあるようで、脳を摘出して治療を施して元に戻すという療法を実践しており、かつての恩師ボーマー博士(ライオネル・アトウィル)も脱帽していました。

イゴールと怪物はヴァサリアというルドウィグの居る村に着くのですが、高所に蹴られて取れなくなった少女のボールを取ってやろうとした怪物は少女を抱いたまま高所に上がる、妨害した村人を容赦なく突き落とすという愚行を行ったため、警察に囲まれました。
ルドウィグにはエルザ(イヴリン・アンカース)という娘が居り、その婚約者である検事のエリック(ラルフ・ベラミー)はルドウィグに逮捕された怪物の精神鑑定を依頼します。
またイゴールがルドウィグを訪ね、あの怪物を造ったのはお前の父だとバラすぞ!人生終わるぞ!と脅し、怪物をここに匿い、かつての怪力を復活させることを約束させました。

怪物は裁判にかけられますが、当然物を言える訳は無く、皆が困り果てているとルドウィグが精神鑑定に入廷します。
怪物はルドウィグの顔を見て微笑み、皆は知り合いでは無いかと邪推するのですが、ルドウィグはこんな男知らんと言い切り、それに対して怪物は鎖を千切ってキレたので皆は一斉に逃げ出しました。
しかし怪物はイゴールの笛に誘われて出て行き、イゴールの馬車で逃走しました。

エルザはルドウィグの留守中に書斎で祖父ヘンリーの研究ノートを盗み見て、恐ろしい秘密を知ってしまいます。
イゴールは怪物を連れてルドウィグに現れ、書斎の窓から覗き込んたので、エルザは悲鳴を上げて父に助けを求めます。
間もなくイゴールと怪物は勝手にルドウィグ宅に侵入し、怪物は助手を殺害します。
怪物はエルザを捕まえて暴れますが、ルドウィグが催眠ガスを家の中に撒いて眠らせました。
ルドウィグはエルザが秘密を知ったので、怪物のことを打ち明け、何とかすると約束しました。

怪物は目覚めると怪力で手の拘束ベルトを引き千切ってしまうので、ルドウィグは常に眠らせるようにします。
またボーマーに怪物のことが知られてしまったので、怪物の解体に協力するよう依頼するのですが、ボーマーは「それは殺人なのでは?」と拒否しました。
ルドウィグは独りでもやり遂げる覚悟でいましたが、ヘンリーの亡霊が現れて怪物が凶暴なのは殺人者の脳の所為だと言いました。
それをヒントにルドウィグは怪物に助手の脳を移植しようと考え、ボーマーもそれならばと同意します。
イゴールはそれを聞いて「俺の脳を移植してくれ」と頼むのですが、「悪党だからNG」と即座に却下されました。

イゴールはボーマーに怪物に俺の脳を移植すれば村を支配できるぞ!と誘われて考えこんでしまいました。
また警察は怪物を捜索しても見つからないので、エリックと共にルドウィグが匿っているのではないかと疑い、屋敷を捜索に来ます。
ルドウィグは助手のことを聞かれて、朝一番で田舎に帰ったと嘘を吐き、疑惑の目を向けられてしまい、強制的に屋敷を捜索されることになりました。

感想

これはイマイチです。
今度はウォルフの弟に怪物を元気にしてもらおうという話です。
いささかマンネリな気がするシリーズで、同じようなことの繰り返しです。
ちょっと造りも雑な気がしますが、娯楽性は上がったようです。

結末付近は流石に盛り上がって、やや面白いです。

登場人物はイマイチパッとしない気がしますが、怪物は良かったと思います。

ラストまでのあらすじ

エリック達は優秀で地下への隠し扉等をすぐ発見されてしまうのですが、怪物が外出していたのでバレませんでした。
怪物は少女の家に侵入して彼女を連れ出すと、少女の脳を移植しろとルドウィグに要求しますが、要求を受け入れた振りをして少女を受け取ったルドウィグはエルザに少女を託し、怪物を眠らせました。

手術が開始されるのですが、ボーマーはイゴールの口車に乗ってしまったようで、イゴールの脳を取り出して助手の脳として提供します。
一方、村人は娘が行方不明になったことからルドウィグが怪物を匿っているということになり、総出で怒鳴り込みに向かいます。
ルドウィグ嫌われてますね。これが村社会でしょうか?(違います)
エリックは殺気立つ村人を宥め、「俺が話をしてくるから待っててくれ」と同意を得ました。

エリックはルドウィグに助手の件も含めて正直に話すように説得し、ルドウィグは仕方なく怪物に助手の脳を移植した件を話します。
怪物はエリックとルドウィグの前は「俺はイゴール!不滅の肉体を手に入れたぞ!」と宣言し、ルドウィグはボーマーの仕業だと気付くと同時に「最悪の怪物を造ってしまった」と頭を抱えます。
同時にしびれを切らした村人が屋敷に雪崩れ込んで来るのですが、怪物はボーマーに催眠ガスを撒くようにし指示し、エリックは急いで村人達に「ガスが撒かれたから逃げろ」と指示します。

一部の村人が眠ってしまいましたが、エリックはエルザを抱いて脱出します。
イゴールの血液型は怪物と異なっており、拒絶反応で失明してしまいました。
怒りの怪物はボーマーを装置に叩きつけて感電死させました。
彼はそのまま暴れ続け、薬品棚を倒して火災を起こしてしまい、崩れ落ちる屋敷とルドウィグと運命を共にしました。

エンドロールで終了です。