いちばん暗いのは夜明け前 親友
友達の失踪を解明しようとしてひどい目に遭う話
制作年 | 2005年 |
制作国 | 日本 |
監督 | 及川中 |
脚本 | 及川中 |
上映時間 | 25分 |
出演 |
安田美沙子 |
熊田曜子 |
ソニン |
あらすじ(ネタバレ)
前回です。
アイコ(熊田曜子)は英字新聞を切り抜いて脅迫状に張る文字のようなものをせっせと作っていたのですが、彼女の背後には宙に浮く双子とそれを従えるような謎のヴェールを被った女性が立っていました。
これはナオコが来る前の話です。
さて、アイコが失踪し女性の遺体があったので刑事の鏑木(今宿麻美)と沢木(播田美保)と毒島(藤山義将)が現場検証を行っています。
ナオコ(安田美沙子)によれば、部屋に無数にあった人形は服を作った余り布で作ったものだそうで、アイコは人形作りが得意だったということです。
管理人(森下能幸)も行方不明になったそうで、アイコのベッドには怪談新耳袋のような無数の血の手形がありました。
一方、解剖医(河田義市)は部屋で死亡していた女性(大塚安里)の遺体の口から「o Z i T h」の切り抜かれた文字を発見しました。
直後に女性の遺体は起き上がり、解剖医が腰を抜かしている間に処置室を出て行きました。
ナオコは管理人から鍵を貰い、アイコの失踪の謎を自分なりに解明しようと204号室に住むことにしました。
あれ?管理人居たんですね。
するとベッドの上にあった人形の上に「KOKO]という文字が並び、その中から小人になったアイコが出て来ました。
ナオコは呆気に取られますが、アイコは何も説明せずに「なんか楽しいねー踊ろ」と微笑み、藁の中の七面鳥を口ずさみつつ踊り出し、ナオコも笑顔で一緒に躍り出しました。
その後、あの双子が現れてナオコの肩を掴み「踊ろ、踊ろうよ」と言い出したのでナオコは悲鳴を上げました。
ナオコの悲鳴が上がったと通報があったので、鏑木達が204号室のドアを叩くのですが、勝手にドアがガチャガチャ言い出し、何やら鏑木達は頭を押さえて苦しみ出します。
ドアの前には黒ドレスに黒ヴェールというアイコが出現し、鏑木を指差してなにやらゴニョゴニョ言っています。
鏑木は拳銃を出すのですが動けなくなってしまい、アイコは消えました。
そして鏑木達が部屋に押し入るとナオコは居らず、部屋の中にはナゾの風が吹いていました。
というのが事件のあらましだと田村(渋谷正次)から説明を受けた凡はそれでも部屋を内覧すると言いました。
結局、凡は部屋を借りることにしたそうで、また「「ペレアスペラ アドアストラ」と言いつつこちらをガン見しました。
こっち見んなとツッコみました。
そして204号室を鏑木達三人の刑事が見上げていました。
感想
相変わらずコミカルな感じで、怖くないです。
結局の所まだ何も分かりませんがナオコも行方不明になってしまいました。
謎は深まるばかりですが、観ながら期待感が薄れて来ました。
そして現在の時間軸では凡が引っ越してきたということです。