長いです 凶悪海域

凶悪海域 シャーク・スウォーム

1000匹が喰らいつく!!

制作年 2008年
制作国 アメリカ
監督 ジェームズ・A・コントナー
脚本 マシュー・チャーノフ/デヴィッド・ロシアック
上映時間 164分
出演
ダリル・ハンナ
アーマンド・アサンテ
ジョン・シュナイダー

だいたいのあらすじ

とある湾にギャングのような連中が海に汚泥を撒いて証拠隠滅していたのですが、サメだけは元気で絶賛共喰い中でした。
この人達はケイン(ジョン・イーノス三世)をリーダーにラックス(アーマンド・アサンテ)という人物に雇われているのですが、漁業を妨害するようなことばかりしている模様です。
漁師のダン(ジョン・シュナイダー)は漁獲高が振るわなくなっていますが、妻のブルック(ダリル・ハンナ)と娘のキム(ミミ・マイケルズ)に見送られて今日も漁に出て行きます。
それはそうと海に出たダイバーっぽい人がサメの大群に襲われていました。

ラックスは部下のウィーバーに命じ、海中の発電所の排水パイプを溶接するように命じていたのですが、ウィーバーもサメの大群の餌食になりました。
一方、ダンの弟で海洋学者のフィリップ(ローク・クリッチロウ)は最近の海洋汚染の所為で、生態を変化させる生物がいると大学の講義で述べていました。
その頃、少女ヘザーと波打ち際で戯れていた保育士の女性もサメ軍団の餌食になっていました。
その夜、漁師の船でさえもサメの大群に襲われてしまい、二名が犠牲になりました。

フィリップは大学教授であるビル(F・マーレイ・エイブラハム)に地元の港の研究をしたいと誘われて協力を申し出、湾の歴史等に詳しい人物を紹介して欲しいと頼まれたのでダンを紹介することにします。
ラックスはこの湾にリゾート施設を建設しようとしており、そのために漁業を妨害していたのですが、彼は新たな雇用を産むだろうということで、地元では色々な人物に受け入れられていました。
一方、ダンは今日も不漁で、汚泥を呑みこんだ死んだような魚しか上がらないのでポイントを移動していました。

サメ軍団は釣り人やダイバーを次々に襲っており、ダンは帰り道にサメにズタズタにされて浮いている鯨や、昨夜犠牲になった漁師ニックの無人となったボートを発見します。
ニックのボートは浸水しており、ダンはボートに残り、助手・クリントに港に戻って助けを呼ぶように指示しました。
その頃、フィリップの講義を受けていた学生三名が夜の海で何かの作業を行っている際にサメの餌食になっていました。
一方、ボートの錨を引き上げていたダンはニック達の遺体の一部を発見しました。
その頃、フィリップはダイナーでラックスの建築計画の調査に来ていたEPAの職員のエイミー(ヘザー・マコーム)を軽くナンパしていました。

ようやく港に到着したクリントはダイナーに駆け込んで事情を説明し、ケインがボートを出してくれることになります。
無事に救出されたダンはニックの遺体の件を話すのですが、彼とは仲が悪いケインは取り合いませんでした。
ダンはラックスのリゾート計画と土地買い占めに抵抗していたので、翌日町長に「うちの土地は絶対に売らない」と宣言しました。
その後、リゾート開発の是非を議論する集会が開かれたのですが、開発に反対しているのはダンの家族だけで、住民から完全に孤立してしまいます。
ラックスとしても建設予定地の中心に位置するダンの釣具屋は何としても押えたい土地でした。

その後、曳航されたニックの船からは大量のサメの歯が見つかり、ダンはフィリップに意見を求めに大学に行き、ビルと顔を合わせます。
ダンはビルの案内でフィリップに面会し、早速サメの歯を見てもらうことにしました。
一方、いつも砂浜でゴミを集めている老人が居たのですが、彼は打ち上げられていたサメの死骸の口に不用意に手を差し込んで噛まれてしまい、駆けつけたキム達に助け起こされました。
キムは大学に電話して、「サメだー」とダンとフィリップに知らせ、二人は砂浜に向かいました。
フィリップは砂浜のサメを大学に運ぶことにし、たまたまそこで海水サンプルを採っていたエイミーがEPAの職員だと知り、「君の業務にも関係ありそうだし、良かったら見に来ない」と誘いました。

一方、ブルックはラックスに呼び出され、小切手をちらつかされてリゾートマンションの模型を見せられ、「二部屋を君の家族のために提供する」と言われたので、「バカにすんな!」と模型を破壊して去りました。
器物破損だと思います。
そして沖合ではダイバーがサメ軍団に襲われて全滅していました。
ここで「次回へ続く」という文字が出るのですが、もしかしてこれは前後編ドラマだったのでしょうか?
ここまではつまらなかったです。

サメの死骸を解剖したフィリップ達は凄い勢いで海洋汚染が進んでいると判断し、更にサメが脳の異常で異常行動を取っていると判断しました。
フィリップはエイミーに「パルス銃をサメに撃って反応調べようぜ」と誘ったのですが、「あたい今夜は発電所調べるから」と却下されました。
その夜、エイミーは発電所付近で海水サンプルを採っていた所を海に落ち、サメに襲われそうになるのですが、フィリップに救われました。
随分と泳ぐの遅いサメですね。
エイミーが海に落ちた際にサメを見たのが決め手になり、ダン達はサメ対策を始めることにしました。
やっとここまで来たのですが、もう1時間45分が経過しています。

サメからはリンが検出されており、ダンはラックスが漁業を壊滅させるためにやったに違いないと勘付きます。
そして餌が無くなったサメは群れを成して狩りに励むようになったのではないかというのがビルの意見でした。
一方、海水浴場では監視員がサメ軍団に襲われていたのですが誰も気づいていませんでした。
ビルが衛星映像をチェックすると物凄い数のサメの群れが湾内に接近していることが判明したので、ダン
とフィリップは港に走りました。

ダンはクリントと共にフィリップのボートで海水浴場に乗りつけ、「サメが居るから海から上がれー」と叫びます。
大分、浅瀬まで近づいてしまったのでクリントが急速に舵を切り、ダンは海に落ちてサメの群れに囲まれます。
しかし彼がパルス銃を撃つと、サメの群れは彼から逃げ出しました。
ダンは何とか海岸に避難したのですが、ラックスと懇意にしている保安官は人騒がせだと彼を避難しました。
物凄い大群らしかったのですが、まさかあのパルス銃で全部撤退したのでしょうか?

ラックスは埠頭に荷物を運ばせていたのですが、その様子をダンが探っていたので、ケインにブルックを拉致するよう命令しました。
ケインはダイナーから出て来たブルックに銃を突き付けて脅しましたが、抵抗を受けたので力づくで車に乗せて拉致しました。
彼はその後、ブルックを人質にダンの船に乗り込んで出港させ、沖合で彼等を始末しようとします。
ケイン一味は爆弾を用意しており、沖合で待っているラックス所有の高速船をダンが爆破しようとして自爆したというシナリオを書いたようですが、隙を見てダン達が抵抗したためにケインの彼女がクリントを射殺しました。

そしていよいよダンの漁船はラックスの高速船に到着しました。

感想

これはイマイチです。
平和な町に凶暴化したサメの大群がやってきてゴニョゴニョするという話です。
サメはちょいちょい出てくるんですが、全然パニックにならないのです。
凄い大群で近海に出現してるので、どう考えても目撃情報多数な気がしますが、誰も騒ぎません。
そして地上げ屋のおじさんが悪いことしていて漁師のおじさんと激突するというのがメインなのですが、これがまたつまらないのです。
というのもこの地上げ屋のおじさんが具体的に何をしているのかイマイチ分からず、2時間以上も引っ張られるのです。
登場人物も無駄に多くてシーン切り替えが多く見辛く感じて疲れてしまうのです。
そして止めを差すのが164分というランニングタイムで、多くの人が寝てしまいそうな気がします。

お話もツッコミどころが満載で、地上げ屋おじさん達はリンを撒いてるそうなのですが、そんなもん撒いてリゾート地として大丈夫なのでしょうか?
パルス銃の下りも良く分からず、サメが正常になったとしても人を襲うのは変わらない気がするんですが。
サメはオールCGですが、そんなに出来は悪くなかったと感じます。
しかしようやくサメパニックになるのが残り20分でそのシーンですら見せ場ばありません。
人がサメに襲われている演出も面白いものが無かったです。

主人公系の補正も凄くて、誰が生き残るかわかってしまうのでスリルが無かったです。

ラストまでのあらすじ

可哀想なクリントの遺体は海に投げ込まれ、ダンとブルックもラックスの船に移動させられて金属製の檻に入れられ、海に降ろされます。
ダンの腕はナイフで切られていたのでたちまちサメが集まって来たのですが、ダンは檻を蹴破ってブルックを逃がしました。
彼は船のヘリで監視していたケインの手下トニーを海に引きずり込んでサメに食わせました。
そしてラックスの船に乗り、ケインに襲い掛かります。
ケインの彼女が察知して銃を手に現れますが、同じく這い上がっていたブルックは彼女を海に蹴落とし、直後に集まって来たサメにケイン彼女は食われました。

ダンはケインを海におとしてサメの餌食にし、ゴムボートで脱出しました。
良く分からないのですが、ダンの漁船は結局どうなったんでしょうか。
ダン夫妻は上陸してフィリップ達と合流し、そこに衛星をチェックしていたビルから「サメの群れが三つに分散している」という連絡を受けます。
サメ軍団は教会と桟橋、それに海岸に向かっているということでしたが、海岸ではキムがサーファーにサーフィンを教えて貰っていました。
それぞれパルス銃を持って、フィリップとエイミーが桟橋、ブルックが教会、ダンが海岸に向かうことにしました。

桟橋ではラックス達が祝典を開いていたのですが、フィリップはマイクを奪い取って皆に逃げるように指示し、エイミーはラックスが海に毒を撒いて漁業を妨害していると糾弾しました。
エイミーが証拠を押さえたシーンは無かったと思いますが。
桟橋に居た人達はサメの存在に気付きました。

海岸では沖で泳いでいた人達がサメに襲われ始め、同じく沖にいたキムはサーファーの誘導で付近に逆さまに沈没していた小さな手こぎボートに避難しました。
ダンが二人をゴムボートで救出して海岸へと非難しました。
教会ではブルックが海に飛び込んでパルス銃でサメを追い払いました。

桟橋に居た人達はさっさと逃げればいいのに桟橋の上でサメを見ていたので、サメの攻撃で橋が揺れて海に落ち、フィリップとエイミーはパルス銃を手に海に飛び込みました。
フィリップはサメの攻撃でパルス銃を落としてしまいサメに食われそうになったので、エイミーが彼ごとサメを撃って追い払いました。
エイミーはパルス銃の衝撃で気絶したフィリップを助け起こし、海岸へ引き揚げました。
理由は不明ですが、サメは一斉に引き揚げたようで、衛星を見ていたビルは「やり遂げたな」と言いました。
海岸にいたサメが居なくなった理由が全く理解できず、また戻って来る気がするので解決してないと思いますが。
ちなみにラックスはモブのように海に落ちて食われてました。

1年後
ダンはクリントの後釜にキムと仲良しサーファーを雇ったらしく、船の後ろに「クリントの勇気」と書いて船出しました。
フィリップとエイミーは付き合うことになったようです。

エンドロールで終了です。

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