最終話です よげん第六話

よげん 第六話「悪魔のカード」

人質を助けようとしてひどい目に遭う話

制作年 2006年
制作国 フランス
監督 ニコラ・キュシュ
脚本 ジョエル・ウサン
上映時間 49分
出演
フレデリック・ディファンタール
エルザ・キコイン
エドゥアルド・モントート

だいたいのあらすじ

前回です。

TVドラマよげん第五話のネタバレ紹介と感想です。

ダビッド(フレデリック・ディファンタール)は珍しくタロット占いをして貰ったのですが、占い師は本物だったようでアレクシャンの件等を言い当てました。
何か知っていたら教えてくれとダビッドが食い下がると占い師は「自分の事は内緒にする」という条件で悪魔のカードの裏に電話番号をメモして、電話してお金を渡すように指示しました。
一方、コリーヌは「夫が幻覚を見ては家を出て行く。何かの宗教に騙されているのでは?」と弁護士に相談していました。
弁護士は「それなら相当証拠を集めて立件しないと」とアドバイスしていました。

その夜、ダビッドは銀行強盗に人質女性の一人が警備員に誤射されてしまうという予知夢を見たのですが、悪魔のカードをコリーヌに奪われていました。
翌日早速クリスティーニ(ジャン=ルイ・フォルキア)に強盗の件を相談して銀行を特定し、警察に協力してもらうことになります。
一方、コリーヌはこっそり悪魔のカードに書かれていた電話番号に電話し、今夜10時に指定の番地で電話の相手と会う約束をしました。
コリーヌは帰宅したダビッドに妹を慰めに行くからと嘘を吐いて外出しました。

ダビッドはナターシャを寝かしつけた後に悪魔のカードが無くなっていることに気付きました。
彼は家の中を調べてカードを見つけ、コリーヌがカードの電話番号にコンタクトを取ったのでは?と勘付きました。
その頃、コリーヌは指定の住所の屋敷に侵入し、神父のような男と会ったのですが、男はコリーヌがお金もカードも持っていないと知るとコリーヌに呪いの兆候があるような事を言って「恐ろしい」と逃げ出してしまいました。
その夜はコリーヌは戻らず、ダビッドは彼女の妹の家に電話して「来ていない」と告げられました。

仕方なくダビッドはクリスティーニにコリーヌの監視を頼み、自分は銀行へ向かって撃たれる女性が銀行に入るのを阻止しようとしました。
通りで女性の姿を認めたダビッドは声を掛け、警備員を装って「今日は強盗が来るから銀行に入らないで」と依頼しました。
女性は大人しく従ったのですが、実は彼女は強盗一味で早速「今日は止めた方がいい」と車で待機していた強盗に知らせました。

帰宅したダビッドはカードの相手から電話を貰い、「妻を助けたかったらカードを貰った場所へ行け」と指示されました。
ダビッドはフランク(エドゥアルド・モントート)にナターシャお迎え依頼をして車に飛び乗りました。
道中で黒犬を見た彼は車を停めて犬を追うのですが、その場所はダビッドがトレーラーハウスに突っ込んだ現場であり、犬は何かを掘っていました。
ダビッドは犬が掘っていた辺りを調べ、指輪をゲットしました。

クリスティーニは銀行強盗が場所を変えて強盗を実行したので警察から責められたのですが、実は予知能力を持つ男の言うことを信じたと説明して何とか苦境を乗り切りました。
占い師の小屋に到着したダビッドは5万ユーロ払えと要求され、コリーヌが呪いを解く作業に巻き込まれたと知ります。
彼女が言うには24時間以内に再びコンタクトを取って相手の男に5万ユーロを払わないとコリーヌの命が危ないそうです。
その頃、あの神父のような男は身体に切り傷が勝手に出来て苦しむコリーヌの面倒を見ていました。

帰宅したダビッドはフランクに詫びを言い、お金の件を相談しました。
ナターシャを寝かしつけたダビッドは訪ねて来たクリスティーニに強盗のビデオを見せられました。
ビデオを見たダビッドが「この女が夢の女」と話したのでクリスティーニは直ぐにダビッドが共犯者に情報をリークしたと悟りました。
今回の件で懲りたクリスティーニは「もう降りる」と言い出して手を引いてしまいました。

感想

これは普通です。
最終話ということで呪いを解こうと頑張るのですが、ちょっと忙しかった気がします。
個人的には前後編にしてじっくりとやった方が良かった気が…
若干スッキリしない感じになってますので、もしかすると打ち切り?
お話自体は割と面白かったのですが。

結局、ロマ族の呪いも何が何だかという感じで、全てがとばっちりだったと判明します。
オアナが何してたのか?少女オアナはなんだったのか?等の謎は全て解かれません。
マチューもどっかに消えて昼ドラ展開も無くなりました。

全話見て思ったのが、ダビッドはよく会社クビにならないなーと感心しました。
こんな長期休暇取るとか言い出したら私すぐクビになりそう。

ラストまでのあらすじ

そしてダビッドはあの銀行強盗の男女が隠したお金の件で口論になり、女が刺されるという予知夢を見ました。
ダビッドはクリスティーニに連絡し「今度こそは間違いない」と夢で見た住所を告げ、警察は無事に強盗を逮捕しました。
夢でお金の隠し場所を見ていたダビッドは警察が引き揚げた後にお金を奪い、5万ユーロの準備をしました。
そしてカードの電話に架けたのですが通じず落胆していると、折り返し住所を書いたFAXが送られてきました。

ダビッドは住所に向かってお金を神父に差し出しました。
屋敷の中に響く謎の声によれば実はアレクシャンにはマテオという宿敵が居り、マテオはダビッドの呪いを解こうと頑張っていました。
アレクシャンはその介入に激しく抵抗しており、その所為でコリーヌはリーガンのように傷ついてしまうのだそうです。
ホラーよりになりました。
実は黒犬はマテオの変身で、マテオはダビッドを利用して仇敵であるアレクシャンに一矢報いたのでした。

謎の声は拾った指輪をはめれば呪いは解けると教えてくれましたが、指輪は1度しか使えず一人にしか使えないそうです。
その説明を聞いたダビッドは迷わずコリーヌの指に指輪をセットしました。
コリーヌの傷は見る見る消え、帰宅したのですが、彼女はダビッドに一切口を利かずに指輪を外して投げて寄越しました。
家に入るとクリスティーニからお金の件を追及されたのですが、ダビッドは「家財を担保にした」と誤魔化しました。

ダビッドとコリーヌの心の溝は今回の件でますます開いてしまったようで、彼は「近づかないで」とハッキリ言われてしまいました。
そしてダビッドは再び庭に黒犬の姿を見てしまい、アレクシャンの視線も感じました。

ハッピーエンドでは無かったようです。

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