騒いでる系です ホーンテッド・プリズン

ホーンテッド・プリズン

刑務所の廃墟に行ったらひどい目に遭う話

制作年 2012年
制作国 アメリカ
監督 ジャレッド・コーン
脚本 ジェフ・ミード
上映時間 86分
出演
カトリーナ・ボウデン
ランディ・ウェイン
エリン・マリー・ホーガン

だいたいのあらすじ

1956年9月14日
グッドチャイルド刑務所で遺族や被害者の見守る中、クラウスという大量殺人鬼の電気椅子による処刑が執行されました。
彼は処刑直前にレビ記の「目には目を」の一節を謝罪替わりに口述し、ウィルクス所長を殺害して自分の目を親指でくり抜いて傍聴席に投げていました。

現在
ジェリー(カトリーナ・ボウデン)達はジョニー(ランディ・ウェイン)の車に乗り込み総勢7名のキャンプを楽しもうと移動していました。
お約束としてジョニーが全員の携帯を没収して車のダッシュボードに施錠して保管していました。
道中でお墓を通ったのですが、ジェリーによれば墓を通る際には息を止めないと地獄を追い出された凶悪な亡霊に憑依されるのだそうで、皆は仕方なく彼女に従いました。
しかしカイル(セス・カッセル)だけは葉っぱを吸っていたので従わず、どうやらクラウスの霊が憑依してしまったようです。

付近でトイレタイムとなったのですが、皆は丘の上にグッドチャイルド刑務所の廃墟を発見し、ジョニーとナターシャ(エリン・マリー・ホーガン)がHしに向かったので、皆はカイルだけ残して後を追います。
カイルは赤目になり、通りがかった保安官をパイプで刺し、パトカーのバッテリーを警官の股間に接続してガソリンをかけ、エンジン駆動させて焼殺するという手の込んだことをしていました。
一方、他の皆は刑務所内に侵入して散策していました。
ジョニー達は遺体安置所でHし、ジェリー達は電気椅子を眺めていました。

ジェリーはトニー(ブラッド・スローター)を挑発して電気椅子に座らせ、嫌がるサマンサ(リサ・ヤンガー)を言いくるめて二人でトニーを椅子に拘束します。
興が乗ったジェリーは通電用の帽子をトニーに被せたりしていたのですが、直後に物凄い落雷があって建物全体が揺れ、拘束が解けなくなってしまい、トニーは絶叫しました。
ジョニー達は悲鳴を聞いてHを中断して捜しに飛び出し、電気椅子部屋に飛び込んでジョニーがトニーの拘束を解きました。
皆は車に戻ることにしたのですが、その頃カイルは皆の携帯を取り出して付近の林に投げ込んでいました。

若干態度が悪くなったカイルの事は気にせず、皆は車に乗り込み、キャンプ場へと到着しました。
カイルに憑依していた霊はトニーに移動し、カイルは寝込んでしまいました。
トニーはバッグが落ちたので墓地までサマンサと取りに戻り、墓地の前で彼女の頭を車のハンドルに叩きつけてKOしていました。
ジョニー達はカイルを起こし、トニー達がなかなか戻らないので皆で見に行くことにしました。
その頃、トニーはサマンサをトップレス状態で木に縛り付け、車のバッテリーで感電させて車で引っ張って腰から真っ二つに裂いて殺害していました。
こんな風には千切れないと思います。

ジョニー達が墓地に到着した頃には夜になっており、トニーはクラクションを鳴らしてジョニー達を誘導します。
そして彼等はサマンサの惨劇を目撃し、携帯が無くなっていることも発覚しました。
トニーは農業用フォークを手に皆に迫ったのですが、物陰から出て来たおじさん(スティーヴ・ハンクス)がショットガンで彼を射殺しました。
急展開に混乱する一行におじさんは「ついてこい」と指示し、皆は従うことにしました。

感想

これはつまらないです。
お話は死刑囚が霊になって憑依するというものなのですが、無理あり過ぎです。
展開もダラダラしていて盛り上がりません。
内容も殆ど無い感じで、これと言った感想も無いです。

これは観なくていいと思いました。

ラストまでのあらすじ

おじさんは自分の山荘で皆に状況を説明してくれました。
彼の名はマックブライドといい、グッドチャイルド刑務所の守衛だったそうで、クラウスが処刑された後に刑務所は火災で全焼したそうです。
それから毎年、クラウスの命日になるとクラウスの霊が墓地を彷徨い、誰かに憑依するということでした。
やはりカイルに憑依してからトニーに憑依したのだと発覚しましたが、霊が暴れるのは一晩だけで、今夜を乗り切れば良いようです。

マックブライドは様子がおかしかったジェリーに「お前がクラウスだ!」といきなり発砲したのですが、彼女は外に脱走しました。
彼は「助かりたかったら言うこと聞け」とジョニーだけを連れて皆を置いて外に出て行きました。
居残ったカイル達の所には赤目になったジェリーが戻って来てハンドミキサーでヒース(ジョーダン・プラット・タッチャー)の両目を抉り、カイルとサマンサは家の外に飛び出しました。
一方、マックブライドは墓地に行くとジョニーにウィルクスの霊を憑依させました。

マックブライドの所にカイル達が逃げて来たので、彼は二人にジョニーにウィルクスを憑依させたことを説明し「信用しろ」と告げました。
皆の前にジェリーが現れたのでジョニーと直接対決と思いきや彼女はゲリラ作戦に出て、まずカイルの目に木の枝を刺して殺害してから身を隠しました。
今度はマックブライドに襲い掛かったのですが、ジョニーに阻止されてタコ殴りにされます。
形勢不利と見たクラウスの霊はジェリーとサマンサに交互に憑依して翻弄するのですが、移動中にジョニーの身体から出たウィルクスの霊に捕まり、霊体対決となりました。

ジョニー達はマックブライドの指示で車に飛び乗ってとんずらしました。
マックブライドは二人の霊を吸収し、何だか良く分からない内に霊体は爆発して夜明けが来ました。
しかしクラウスはジョニーに憑依したようで、助手席のサマンサの目にドライバーを刺して殺害し、後部座席のジェリーに振り返るのでした。

エンドロールで終了です。

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