ほんとにあった!呪いのビデオ39
ほんとにあった!呪いのビデオシリーズの39作目です。
どっかの森にしゃがんだ少女がこっち見てます。
制作年 | 2010年 |
制作国 | 日本 |
構成・演出 | 児玉和土 |
ナレーター | 中村義洋 |
上映時間 | 58分 |
収録作品
廃アパート探検
深夜の廃アパートを訪ねた際の映像だそうです。
このアパートは父が幼い娘を風呂に沈めて殺害するという事件が起きたそうです。
空き部屋をいくつか探索する内に同行していた彼女が「隣の部屋からなんか聞こえる」と言い出します。
隣の部屋を映してみて何も無かったのですが、浴室を映した帰り際に…
不気味です。ガラス戸に少女がこちらを睨んでます。
事前に「殺人事件が…」という盛った説明が無かったら楽しめたかも
放火
高校生が両親に見せようと姉のアパートを訪ねた際に携帯電話で撮影したものだそうです。
カメラが洗面所の鏡を映した際に電気が落ち、再び点灯すると妹の背後に…
不気味です。
焼け爛れたような女性の顔が背後に居るのが鏡越しに映ってます。
仏像
遠方の友人の家に遊びに行った際に、有名な仏像があると聞いて夜の寺で撮影したということです。
それは大きな観音像のようなもので、フラッシュを焚いてカメラで撮影していたところ…
全然分かりませんでした。
フラッシュを焚いた際に観音像の胸の辺りに顔のようなものが映ってます。
赤子
投稿者が赤ちゃんの時に父親が撮影したものだそうで、遺品整理の際に出て来たそうです。
産湯に浸かった後に布団に横になる赤ちゃんが映っているのですが…
不気味です。
急に左目が変な形に大きくなってます。
狂死のビデオテープ 蛮行
心霊博士と思われた浅野氏は死亡しており、その後彼の娘の話から小田氏の話を聞きました。
そしてテープと娘さんの身柄を交換という謎の脅迫があったので、スタッフはテープを持って指定の公園へと急行しました。
辺りが暗くなってきたのですが、誰も現れなかったので引き揚げようとしていた際に、唐突に物陰から小田氏らしき人物が飛び出て来てテープを奪って逃げました。
出オチみたいで面白いのですが、このシリーズだとつまらないのはなぜでしょう。
浅野氏の娘・恭子さんとも連絡が取れず、スタッフは途方に暮れました。
仕方なく小田氏のアパートで張り込みをする日々でしたが、小田氏がスタッフに襲い掛かって来た映像には彼の背後に何か霧のようなものが現れていました。
その後、スタッフの下に山本氏から浅野氏の遺族の連絡先が分かったと連絡がありました。
浅野氏の妻のレイコさんは電話の取材にのみ応じてくれたのですが、浅野氏の行動については「やりかねない」と認めて丁寧に謝罪がありました。
レイコさんが言うには浅野氏には恭子という娘はおらず、息子しか居りませんでした。
但し、テープの件で脅迫を受けていたのは事実で「久杉」という女性からテープを渡せと言われていたそうです。
映像を確認してもらうと恭子さんを名乗っていた人物は久杉さんでした。
小田氏のアパートの住人から確認すると、小田さんの部屋に住んでいるのは女性の大家であり、特徴は久杉さんにそっくりでした。
写真を確認して貰ったところ、久杉さんが大家さんで小田さんはその弟であると判明しました。
整理すると久杉(姉)が久杉(弟)を使ってテープを強奪させたようです。
実は浅野氏が授業中にしていたオカルト話に登場した人物の姓も「久杉」であったようです。
久杉(姉は)テープを使って何かの復讐をしようとしているようなのですが、浅野氏のテープを見たスタッフは全員無事なので、久杉(姉)が求めるテープは今回のテープには含まれていないような気がするという方向に話は片付きました。
後日、レイコさんからTVの裏で発見されたテープが送られて来たそうです。
今回公開されるのはその映像だそうで、スタッフでは編集の大杉氏のみがこの映像を観たということです。
映像では「かごめかごめ」を歌いながら血液らしきものを指に浸けて丸を書き殴っている様子が映されます。
その後、押入れが勝手に開閉する様子が映り、画面が赤くなって…
その後、スタッフルームのドアには「いずれみんな呪い殺す」という書き込みがありました。
そして大杉氏が行方不明になったそうです。
つまらないです。
押入れの上段に女性の姿が覗き、顔がアップになりました。
こんなYoutuberが作りそうな映像で引っ張るって何なんでしょう。
行方不明ネタももういいから!って感じです。
残された動画
投稿者の林さんは「自分で映した覚えの無い動画が携帯電話に入っていた」と訴えてスタッフに映像を持ち込みました。
その映像には結婚式の様子が収められており、何だか古い感じだったということです。
映像には神式の結婚式を行っている様子が映っており、神主が祝詞を読み上げています。
カメラが丸い鏡を映した際に女性の後姿が…
不気味です。
鏡の前には誰もいない筈なのに女性の後頭部が映り、やがてこちらを睨むように振り返っています。
シリーズ監視カメラ 留守番モニター
父と離れて暮らす娘が高齢の父の安否を確認するために設置したWebカメラの映像だそうです。
ある日、父が食事を終えてお茶を持ってダイニングから出ようとすると…
スローで無いと分かりませんでした。
テーブルの下に女性の顔のようなものが映っています。あまり怖い感じではないです。
感想
イマイチです。
投降動画は二本くらい面白いのありましたが、心霊博士でガッカリしました。
またやってる!的な愛着が湧かないのはつまらないからだと思います。
どうせフェイクなんだから少しずつフェイクを匂わせるようなネタを入れていけばいいのになあと感じました。
多分、いつも一本調子で作ってる感じがするのがこのシリーズの取材ものがつまらない理由な気がします。
演出がまずいんでしょうね。