ウイルス蔓延します ザ・スタンド第一話

ザ・スタンド 第一話「疫病」

世界が滅亡してひどい目に遭う話

制作年 1994年
制作国 アメリカ
監督 ミック・ギャリス
脚本 スティーヴン・キング
原作 スティーヴン・キング
上映時間 89分
出演
ゲイリー・シニーズ
モリー・リングウォルド
ジェイミー・シェリダン

だいたいのあらすじ

ある晴れた日に軍の研究施設からウイルスが漏えいし、門衛のキャンピオン(レイ・マッキノン)は妻のサリーと赤ちゃんを連れ、閉鎖前の基地から脱出していましたが、基地内の職員は彼を除いて全員死亡したようでした。
極めて致死率、即効性の高いウイルスであるらしく、職員は日常的な行動を行っている際にいきなり死亡したような様子でした。

テキサス州アーネット 6月17日
スチュー・レッドマン(ゲイリー・シニーズ)がいつものように地元連中とGSでビールを呑んでいると、キャンピオンの乗る車が突っ込んで来て給油機に激突して停止しました。
スチュ―は急いで飛び出し、キャンピオンを助け起こしたのですが、キャンピオンは感染したようで「遅かった…ブルー計画」等と呟いていました。
また、彼は「バックミラーに男が見える。悪の権化だ」等と言い残して死亡しました。
尚、サリーと娘はスチュ―達が発見した際には既に死亡していました。
キャンピオン達は随分長生きしてますね。

カリフォルニアのブルー基地の将軍によればこのウイルスは風邪の強化菌なのですが、発症すると5分で死に至るそうです。
部下のレン(ロバート・ノット)からはキャンピオンの死亡を知らされ、アーネットに炭疽菌を撒いて閉鎖する手続きを取っていました。
一夜明けたアーネットでは風邪のような症状が住民の間に蔓延しており、警察署は軍に占拠されて、町の閉鎖が始まっていました。
軍は平和な町に到着すると住民をトラックに無理やり乗せて連行しており、スチュ―もトラックに乗せられました。
昨夜キャンピオンと接触したスチュ―達は別の基地に運ばれ、そこから飛行機で何処かに運ばれるということでした。

ニューヨーク市 クイーンズ 6月19日
歌手のラリー・アンダーウッド(アダム・ストーク)は母のアリスの家を訪ね、「ようやくヒット曲が産まれた」と報告していました。
しかし実はラリーはロスで4万ドルという借金をこしらえて逃げて来たのでした。
同じ頃、スチュー達はバーモントの防疫センターに運ばれ、そこで実験動物のように扱われており、仲間達は次々に死亡していました。
しかしスチュ―だけはなぜか発症せずにピンピンしていました。

メーン州 オグンクイット 6月20日
フラン・ゴールドスミス(モリー・リングウォルド)は自宅のラジオで豚の感染症が人間に感染してテキサスの町が閉鎖されたというニュースを聞いていました。
彼女にひたすら片思いをしているハロルド(コリン・ネメック)は詩集を置いて帰り、父のピーター(ケン・ジェンキンス)は庭いじりをしながら7年前に亡くした妻を偲んでいました。
ピーターは風邪でもひいたのかやたらと咳き込んでいました。
その頃、スチュ―は頑丈な潜水艦のようなドアの部屋に監禁され、カエルのような防護服を着た看護師から検査されるのにウンザリしており、「俺がなぜ発症しないのか分かる奴連れて来い」と医師に怒鳴りつけていました。

アーカンソー州 ジョーヨー 6月20日の夜
ニック・アンドロス(ロブ・ロウ)は路上でレイ・ブース(パトリック・キルパトリック)達に絡まれてKOされて路上にポイされていました。
彼は危うく車に轢かれそうになっていたのですが、倒れている際に不思議な夢を見ました。
ニックは聾唖者なのですが、夢の中では聞いたり話したりすることが出来、トウモロコシ畑を歩いていた彼は農家のポーチでマザー・アビゲイル(ルビー・ディー)という人物と出会いました。
彼女はネブラスカ州のヘミングフォードに住んでいるらしく、「みんなで会いにおいで」と誘われたのですが、直後に嵐が来て、アビゲイルが「奴だ!」と黒い案山子を指差した所でニックは目覚めました。

ニックが気が付いた時には留置場に寝かされており、親切な医師が彼を警察署に運んでくれたと知りました。
彼は保安官の唇を読み、メモで三人組に襲われた件を説明しました。
保安官はレイの仕業だと判断し、医師と一緒にニックの面倒を見てくれることになりました。
一方、アメリカ全土では風邪のような症状が流行しており、「強力風邪」なるものの噂が流れていたのですが、将軍は「そんなものはない」ときっぱりと否定していました。

バーモント防疫センター 6月21日
スチュ―はディーツという医師から「モルモットを君の部屋に置いたんだが無事だった」と説明され、どうも感染していないようだと知らされました。
しかしスチュ―が感染していない理由は不明だそうで、検査を強制されるそうです。
モルモットのケースをそのまま持ち運びしていてちょっと雑ですね。

NY 6月22日
ラリーはシングルとアルバムが売れて借金返済のメドが立ったので、ロスに戻ろうと彼女に電話したのですが、ロスでは沢山風邪で死者が出ているそうなので止めました。
彼は帰り際にゲーセンでラットマン(リック・アヴィレス)とかいう不気味な男にぶつかってしまい、ゴメンネと謝ると「ラットマンは許すぜ」とJOJOのようなリアクションを返されていました。
こういう事が起こると必ず終末論おじさんが出てくるのですが、案の定NYでも鐘を叩いて騒いでいるおじさんが居たのですが、彼はなぜか通りに居たラリーをわざわざ捕まえて「顔の無い男が現れるぞー」と告げて去りました。
変人ばっかりです。

アリゾナ州 バラック 6月23日
おっさん二人組がビールを呑みながら蛇行運転をしていたのですが、こいつらは強盗だったようで銃を手に通りのショップに立ち寄っていました。
「金を出せ!」と店に飛び込んだのですが、店員の激しい抵抗に遭い、相棒は撃たれ、あっと言う間に警察もやって来ました。
強盗のおっさんロイド(ミゲル・フェラー)は通りでホールドアップされたのですが、電柱の上にしゃがみ込む不思議な男を見ました。
次に見た時には男は消えており、ロイドはそのまま現行犯逮捕で連行されました。

軍では今回の感染事件に軍が関与していると証拠に握ったTV局の人間を殺傷する等して強行な証拠隠滅を行っていました。

感想

これは普通です。
軍の開発していたウイルスが漏れてしまい、人がバタバタ死んでいきます。
その一方で「悪の男」がどうしたこうしたと騒いでる人達がいるという内容です。
話自体はまだアビゲイルとかデニム上下のおっさんだとか不明点を残して次回へという感じです。
原作は読んでないのですが、ネットの評価だと面白いみたいです。

全体的に安いですが、終末映像がなかなか素敵でNYの街並みは見どころがあったと思います。
登場人物に華が無い気がするのが残念ポイントでしょうか?
群像劇のようですが、まだ細かい性格設定が良く分からないので、まだ入り切れない感じです。
スチュ―=弱いけどイキり、ニック=責任感が強い、ラリー=計画性ない、フラン=パパ大好き位しかわかりません。
一番の謎は終末論おじさんで、あの人ちょいちょい出て来ていきなり死んでましたが、何なんでしょう?

ラストまでのあらすじ

アーカンソー州 ジョーヨー 6月23日
ブース一味は逮捕されて留置場に拘留され、保安官助手になったニックに悪態を吐いていました。
保安官夫婦は死亡しており、医師はニックに一緒に山小屋に避難しないか?と誘いました。
ニックはブース一味を釈放したのですが、一人は重症で動けなかったので面倒を診ることにし、医師は去りました。

ニューヨーク市 クイーンズ 6月24日
ラリーは軍の隔離作戦で市から出られなくなり、町は荒れ果てて通りの車は燃えていました。
市街地では略奪が横行してあちこちで火の手が上がっており、無法地帯と化していました。
そんな中、アリスが発症し「悪の男に気を付けろ」と言い残して亡くなりました。

一方、軍では自身に「有罪」という紙を貼って、将軍が拳銃自殺をしていました。

アーカンソー州 ジョーヨー 6月25日
面倒を診ていた悪党は死亡してしまい、ニックは自転車で町を離れようとしていました。
道中で運転中に死亡したと思われる医師の遺体を発見して彼はショックを受けます。
そこに銃を持ったブースが襲い掛かって来たので、揉み合いになった弾みでニックはブースを射殺してしまいました。

メーン州 オグンクイット 6月26日
ピーターは感染してしまったようでベッドで寝込んでおり、フランが看病していました。
ラジオを聞きたいと言うので点けてみるとレイ・フラワーズ(キャシー・ベイツ)という毒舌おばさんがいつもの番組を流していました。
番組では視聴者からの電話を受け付けていたのですが、どこの地域でも共通している事は風邪による大量死が発生しており、軍が遺体を集めて燃やしているという点でした。
間もなく防護服で身を包んだ軍が局に雪崩れ込み、放送中止を拒否するフラワーズは射殺され、その様子が流れました。

ニューヨーク市 6月27日
町中では相変わらず終末論おじさんが鐘を鳴らして「死の世界が来る」と歩き回っており、町中は荒廃して人の気配がありませんでした。

アリゾナ州 マリコ―パ郡 6月27日
デニムの上下というダサい服を着たおっさんが道端で指先一つの不思議な技で鹿をダウンさせていました。
また、おっさんの目は赤くピカーンと光り、NYに居る終末論おじさんに心臓発作を起こさせていました。
一方、スチュ―も夢の中でニックが見たトウモロコシ畑に迷い込んでアビゲイルと出会い、「あいつらはお前を殺そうとしている」と警告を受けていました。
バーモントの防疫センターでは全員が死亡したようで、ヤケクソになった生き残りの医師はスチュ―を殺害しようとしたのですが、返り討ちにされました。
スチュ―めっちゃ弱いです。病人相手にやられまくりでした。

スチュ―は銃を手に死体の山だった防疫センターから脱出し、当てもなく旅に出ることにしました。