例の森に入ったんですが… ブレアウィッチ2

ブレアウィッチ2

あの”森”には何かがいる

制作年 2000年
制作国 アメリカ
監督 ジョー・バーリンジャー
脚本 ディック・ビーブ/ジョー・バーリンジャー/ニール・スティーヴンス/エドゥアルド・サンチェス
上映時間 90分
出演
ジェフリー・ドノヴァン
キム・ディレクター
エリカ・リーセン

だいたいのあらすじ

前作です。

映画ブレア・ウィッチ・プロジェクトのネタバレ紹介と感想です。

これはパーキッツヴィルで起こった事件を再現したものだそうです。

1999年の夏、バーキッツヴィルには前作の反響で観光客が多数訪れるようになっていました。
地元住民の間には歓迎派と迷惑派が居たのですが、住人の一人で1年間精神病院に入院していたジェフ(ジェフリー・ドノヴァン)はブレア・ウィッチのツアーで一儲けしようと目論みました。

1999年11月にジェフは「ブレア・ウィッチ・ハント」というツアーを立ち上げ、キム(キム・ディレクター)、エリカ(エリカ・リーセン)、スティーブン(スティーヴン・パーカー・ターナー)とトリステン(トリステン・スカイラー)の4名が集まって来ました。
スティーブンとトリステンのカップルはブレア・ウィッチの本を執筆しようとしており、エリカは自称魔女で、ゴスロリのキムは自称霊能力だそうです。
ということで2日のツアーが始まり、まずは子供7人を殺害したラスティン・パ―の廃墟に向かいます。

廃墟の中心にはなぜか木が生えており、ジェフは「前には無かった」と言い張るのですが、皆は「うまいね」と相手にしませんでした。
エリカは早速地面に謎の粉を撒いて呪文を唱えるというイタい事を始め、「エリーと一体になりたいわー」等とのたまっていました。
エリーはブレアの魔女です。
ジェフは「超常現象を映したい」と意気込み、廃墟の周辺に沢山カメラを仕込みます。
また、キムの霊感はもしかすると自称では無かったのかもしれず、トリステンの妊娠6ヶ月等を言い当てていました。

やがて夜になったのでテントを張ってマリファナを吸いながらどうでもいい事を話していたのですが、他のツアーがやって来て揉め事になります。
スティーブンが機転を利かせて、「コフィン・ロックの方が怖いよ」的な事に皆で話を合わせ、相手ツアー客の関心を引き、上手いことコフィン・ロックに追い払いました。
その後、いい大人が焚火の周りで飲酒、マリファナ、ダンスとバカ騒ぎする展開が続くのですが、キムは何者かが殺人鬼にナイフでめった刺しにされている幻影を見ました。
また、トリステンは胎児を川に流して捨てるという夢を見ました。

翌朝、ジェフ達がだらしなく目覚めるとカメラが全て消えており、周囲にはシュレッダー後の紙屑のような紙吹雪が舞っていました。
これはスティーブが書いていた原稿だそうで、紙に書いた物がオリジナルだったそうです。
しかしキムは「ヘザーのテープが発見された場所にテープがある」と言い、果たして廃墟の隅の土中からテープが発見されました。
ジェフはキムの事を疑い、皆はテープが無事だったことからジェフに疑いの目を向けます。
その時、トリステンが股間から激しく出血したので、一行はそれどころではないと病院へ向かいました。

トリステンは低体温症に罹って流産しており、ジェフは保安官に呼び出されてたっぷりと絞られました。
また、トリステンは病室の隅に少女の幻覚を見ました。
その後、トリステンの回復を待ち、ジェフの家だという廃工場に向かい、そこでテープを再生することにしました。
彼はここで木の枝を束ねたものや石、Tシャツやキャップをネットで売って儲けていました。
ひとまずジェフの寝室を提供し、トリステンを休ませることになりました。
なんでこの人達帰らないんでしょうか?私ならさっさと帰りますけど。
テープを確認してみると、廃墟にあった木が細くなっていたり、行ってもいないコフィン・ロックの映像が一瞬映ったりしていました。

やがて夜になり、スティーブンは家の前の橋で、トリステンが病室で見ていた不気味な少女が「魔女を連れ帰ったのね」と囁く幻覚を見ました。
また、同時刻にトリステンは輪になって踊る子供をナイフで刺殺している夢を見ていました。
スティーブンは明日に引き揚げることにしたのですが、エリカとHな事をしてお腹を引っ掻かれるという幻覚を見ました。
そしてテープに裸の女性が踊り狂っている様子が収録されていたので、拡大してみた所、エリカだと判明しました。
しかしエリカには全く記憶が無く、混乱してしまい、キムは気晴らしに彼女を買い物に誘いました。

エリカは皆の身体に切り傷があるのを古代文字で魔女の生贄の印などと嘆いていたので、仕方なくキムは一人で買い物に行きました。
この町の連中はそろいもそろって差別的で彼女を見るなり、「魔女」、「吸血鬼」と罵り、レジではビールも売って貰えないので、キムはお金を叩きつけてさっさと店を出ました。
割とキム善人なので可哀想です。
その帰り道にキムは道路に飛び出して来た7人の古めかしい服を着た子供を轢きそうになりました。
その後、ジェフの家に戻ったキムはジェフが電気椅子で処刑される幻覚を見ました。

翌朝、スティーブン達は出発しようとしていたのですが、車の前部が滅茶苦茶に壊れており、動けなくなってしまいました。
更にエリカがまるでその場から蒸発したように服だけを残して消えてしまいました。
彼女の実家にも電話してみたのですが、うちに娘はいないと言われてしまいます。
その後、ジェフがテープをチェックしていると別ツアーの連中がカメラに近付いている様子が収録されていました。
ジェフは連中がカメラを壊したのだという結論に至りました。

直後に保安官からジェフに電話があり、TVを点けろと指示されたので確認すると、ニュースでは別ツアーの5名がコフィン・ロックで内臓を抜かれて星形に並べられて殺害!という内容が流れていました。
保安官は完全にジェフ達を犯人扱いしており、「もう直ぐ迎えに行くから待ってろ!」と告げるのでした。
その直後に窓から首の無いフクロウの死骸が投げ入れられました。

感想

これはイマイチです。
お話はブレア・ウイッチのツアーをしてたら大変!という内容です。
はっきり言ってつまらないのですが、前作よりましな気がします。
他にもツアーとかやってる人達は居た筈なのになぜジェフ達がこうなったのか意味不明です。
もうその時点で話が終わってしまい、この映画は設定で既に破綻している気がします。
また、彼らに起こった事象も何が何だか良く分からず、魔女なのか何なのかも不明です。

人物設定も意味がないような気がして、ジェフが精神病院に入っていた件は本編には関係無い気がします。
エリカが自称魔女である必要も全くなく、実家に連絡取れないとかも関係ない気が…
スティーブンとトリステンの本の件も全く必要ない気がします。
唯一、霊感が本当にありそうだったキムも意味が無いという。
登場人物設定はそういう訳でダメだと思いますが、今回は軽くウザいエリカを除いてウザい人が少なかったです。
前作のヘザーは見ているだけで不快で辛かったので、今回はましになりました。

唯一分かったのが、エリーが死ぬ直前に酷いことがあったということで、これが7人殺しに繋がりそうなのですが、この作品自体が無かった事にされてるので、これも無しになった模様です。
なんか全裸でサバトごっこしているのは観ていて恥ずかしくなったので、皆さん頑張ったんだなあと思いました。

エリカの人はクライモリとかテキサス・チェーンソーで見た記憶がありますね。
ジェフはどっかで見たことあるなあと思っていたら、バーン・ノーティスの人でしたね!
そういえばこの人はチェンジリング(アンジーの方)にも出ていたような…

これは地雷とまでは言わないですが、観なくていい気がしました。

ラストまでのあらすじ

その後も皆は幻覚に襲われていたのですが、スティーブンは家の前で上半身裸のエリカを発見し、駆け寄ったのですが、彼女は意味不明な事を言って消えます。
そして、橋が落ちてしまい、何とかしがみ付いたスティーブンはトリステンに助けを求めたのですが、ガン無視されます。
ジェフとキムが駆け付けてスティーブンを引き上げました。

尚、トリステンは様子がおかしくなっており、ブレアの森で起こったことを語っていました。
それによれば村の子供が縛り首になったエリーを木の棒で刺して生死を確認し、流れる血で手を洗い、彼女の身体に押し付けたのだそうです。
そして村の子供はエリーが生きていたので、更に高い木に吊るしたということでした。
キムはトリステンを病院に連れて行こうと、ジェフの指示で電話帳のある引き出しを漁っていたのですが、そこには全員の素行調査のようなファイルがあったので、また揉め事になります。

ジェフにはファイルの件は全く身に覚えが無かったのですが、キムとスティーブンは激しく彼を責めます。
その直後に保安官が来て「「さっさと出て来い」とドアを叩きながら怒鳴りつけており、カメラで確認すると不思議な事に橋が元に戻っていました。
しかしジェフが玄関のドアを開けるとやはり橋は落ちており、向かいからは犬が三匹吠えたてているだけでした。
ジェフは戸棚から取り出した銃を手に犬を射殺しようとしたのですが、犬は消えており、銃を戸棚に戻そうとするとエリカの遺体が首を吊られた状態でぶら下がっていました。
キムとスティーブンもそれを確認し、犯人探しの罵り合いが始まってしまいました。

そこにトリステンが現れ、「全て逆回転なのよ」と意味不明な事をのたまいます。
そこでテープを逆再生した所、ジェフ達は黒服を着たトリステンを中心に皆が全裸になり、乱交パーテイーを始めていました。
原稿をビリビリに破いていたのはスティーブン自身で、トリステンはフクロウの頭を切って生き血を啜っていました。
逆回転だけで見える映像とか訳わかりません。
皆はトリステンに詰め寄るのですが、彼女は魔女っぽいことを言ったり素に戻ったりと忙しく、自分の首にロープを巻きました。
そしてスティーブンと揉み合いになって突き飛ばされたトリステンは首を吊って死亡しました。

その瞬間、皆は自分達がコフィン・ロックで別ツアーのメンバーを虐殺した事を思い出しました。
ジェフの家の前の橋は壊れておらず、車も無事であり、これらは幻覚でした。
そして生き残った三名は殺人容疑で警察に逮捕され、血痕の残っていた車も証拠品として押収されました。
更にキムと揉めていた商店のレジの女性は喉を切られて殺害されており、キムが容疑者となりました。
また、押収されたテープに収録されていたのは、ジェフ達が別ツアーメンバーを虐殺する際の様子でした。

そしてジェフの家の監視カメラにはジェフがエリカをレイプしてから殺害する様子やスティーブンが泣きながら助けを求めるトリステンの首にロープを架け、突き飛ばしている様子が収録されていました。
彼等がやってないと自己弁護をしても動かぬ証拠があるので、聞き入れられる筈もありませんでした。

エンドロールで終了です。

幻術使いの話でした。

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