秘密をばらされます TRICK 母之泉編第二話

TRICK 母之泉編第二話 壁抜け

トリック暴きに巻き込まれる話

制作年 2000年
制作国 日本
演出 堤幸彦
脚本 蒔田光治
上映時間 46分
出演
仲間由紀恵
阿部寛
菅井きん

だいたいのあらすじ

前回です。

TVドラマTRICK 母之泉編第一話のネタバレ紹介と感想です。

霧島(菅井きん)のトリックを暴こうとした奈緒子(仲間由紀恵)でしたが、信者達の前で「私は貧乳で困っています」と読み上げられてしまい、それは奈緒子の書いた内容と完全に一致していました。
結局、霧島のトリックは暴けず、上田(阿部寛)はあと二日で死ぬと怯えてシクシク泣き、美和子(伊藤裕子)はやっぱりビッグマザーは本物!とゴクゴク水を呑むのでした。
奈緒子には「大切な人が不幸になる」と言われた件だけが気にかかっていました。

その頃、長野で書道教室を開いている里美(野際陽子)は医師の瀬田(遠藤直哉)から奈緒子との仲を取り持って欲しいと依頼され、適当に受け流していました。
里美には予知能力があるようで、天気を当てていました。

その後、施設内でアルコールを発見した奈緒子達は霧島が封筒をアルコールで濡らして文字を読み取ったのではないかと推理しました。
二人は美和子に知らせに行ったのですが、彼女は過去に霧島が庭の池に息子の絵画があると的中させていたので、ビッグマザーの力はそれだけではないと返答します。
上田は「ここの神は何もしてくれなあい。あなたの過去の行いで息子が死んだというならば、あなたに罰が下るべきだし、あなたは今でも周囲の人を悲しませている」と説得し、美和子は心を動かされたのですが、「ここを出ると呪いを受け、あなたたちに迷惑が掛かるから」と断りました。

奈緒子はじゃあ息子さんにあなたを恨んでいるか聞いてみたらいいと美和子に息子への手紙を書かせ、それを封筒に入れて手かざしし、「長嶋茂雄」と唱えました。
そして美和子が封筒を開けると中には「ママぼくはしあわせだから、ママもしあわせになってね」という手紙が入っていました。
それは封筒が二重になっているという手品だったのですが、奈緒子はネタバラシして「奇跡は造り出せる。あなたは騙されている」と告げました。
それでも美和子は一緒に行くと言わないので、奈緒子は腹パンして彼女をKOし、上田が担いで逃げようとしていたのですが、津村(山崎一)に見つかってしまいました。

上田は通信教育で会得した空手で津村と手下を倒し、次郎号の後部座席に美和子を押し込んで三人はとんずらしました。
ということで追い掛けて来る津村達とカーチェイスになったのですが、上田はシューマッハにも運転を教えた事があるそうで運転で彼に叶う人はいないそうです。
美和子もようやく戻る気になったのですが、次郎号はガス欠してしまい、上田達は近辺の山の中に逃げ込みました。
付近に一軒の民家を発見した一行は助けを求め、中に招き入れられました。

家の主は青木正吾(河原さぶ)という猟師で、捜索しに来た津村に猟銃を突き付けて「誰も来てない」と追い払ってくれました。
青木の息子は母之泉の信者で、周囲の説得で脱退して家に戻って来たのですが、間もなく謎の病に冒されて死亡したそうで、青木は母之泉に怨みを持っていました。
奈緒子達は一晩青木の家に泊めてもらうことになりました。
美和子は教団から逃げ切っても呪いからは逃れられない!と怯えるのですが、上田は「僕も呪われてますけど、呪いなど恐れたことはありません」と軽く嘘を挟んで彼女を励ますのでした。
ということで美和子は凄いいびきをかきながら眠りに着き、青木は家の近辺を警戒します。

奈緒子はきっと教団は美和子に何か仕掛けてくるはずと言うのですが、上田は「美和子さんを囮にするのか!」と反対します。
奈緒子は「上田さんは美和子さんに下心があるでしょ。あなたは嘘を吐く時に黒目が大きくなります」と指摘し、証明すると言い、上田にトランプのカードを引かせました。
そして上田のカードを山に戻させてシャッフルさせ、カードを一枚ずつ見せ、上田の表情を見てカードを当てると奈緒子は宣言しました。
そして奈緒子は上田のカードを当て、「これからは私の言うことを聞くように。分かったな」と告げました。

矢部(生瀬勝久)と石原(前原一輝)は母之泉の捜査に来たのですが、石原がヘンな広島弁で「捜査するとわしらも命を狙われるかもしれん」と言うのであっさり帰ることにしました。
しかし信者の群れに囲まれてしまい、車は身動き取れなくなっていました。

感想

これはなかなか面白いです。
今回はいよいよ美和子を連れだすのに成功したのですが、事件が起こり…という回です。
トランプ手品のトリックも面白かったです。

いよいよ推理ドラマという感じになって来ました。
最後まで観たのですすが、私には解けませんでした。

これ奈緒子と上田のやり取りも面白いですが、矢部が一番面白いですね。
矢部出鱈目で凄くツボでウケます。
美和子のいびきが五月蠅いのもちょっとウケました。

ラストまでのあらすじ

その後、庭に出た美和子は空中浮遊をしている霧島を目撃し、「あなたは今晩死にます」と予言されてしまいました。
奈緒子は不安を訴える美和子の近くで番をすることにしました。
一方、矢部達は施設に連れ込まれ、津村に「ここを抜け出した者が不幸な死に方をしているそうですが」と切り出したのですが、津村は笑顔で「そうですが何か?」と返し、自分達は何もしておらず全ては神の思し召しであると言うのでした。

その後、上田はトランプの裏面の模様が上下対象でないことから、「俺に引かせたカードを逆さにして入れたんだろ」と先ほどのカード当てのトリックを見抜いたのですが、奈緒子は「上田さんがそう思いたいならご自由に」と返しました。
そこで「もう一度当てろ!」と要求し、眼鏡にカードが映っていたので当てられてしまいました。
その後、奈緒子は眠らないように障子越しに上田と話すのですが、上田が貧乳の事を蒸し返すので、「上田さんは大きすぎるのが悩みでは?」と言いました。
奈緒子は身長の話をしていたのですが、上田は巨根がコンプレックスだったようで、「デカくて何が悪い」と開き直っていました。

その後、奈緒子は突然眠り込んでしまったのですが、同じ頃、里美も剛三(岡田眞澄)が死亡した際の夢にうなされていました。
実は剛三は死ぬ間際に里美に「俺は間違ってた。この世には本当に霊能力者がいる」と言い残していました。
翌日、奈緒子が目覚めて美和子の様子を見たのですが、何と彼女は眠ったまま死亡していました。
その後、矢部達が捜査に来て上田と再会したのですが、矢部は奈緒子は美和子と同じ部屋にいたと聞き、「お前が犯人や」と手錠を架けました。

矢部は奈緒子が手品師だと聞いてますます怪しみ、「人騙しとんのやないかい!」と額をはたいて連行しようとします。
石原は「兄ぃ証拠がないけん」と止めるのですが、間もなく美和子は自殺だったという連絡が入り、奈緒子は放免されました。
美和子には毒物を呑んでおり、布団の下から毒物の瓶があり、割烹着のポッケに遺書があった事から警察は自殺と認定したそうです。
奈緒子は美和子が自殺する筈はない!と食い下がるのですが、矢部は相手にしませんでした。

そして青木の家には津村達が現れ、奈緒子に「お前たちの所為で美和子は死んだ」と告げて去りました。
憤る奈緒子は現場を再び見直し、何かを閃いたようでした。

エンドロールで終了です。

毒を呑ませたとなると青木が振る舞ってくれた雉汁か水くらいしかなさそうです。
恐らく奈緒子が急に眠り込んでしまった辺りに秘密がありそうなので、何かガスのようなものでしょうか?
外では青木が見張っていたので、中には誰も入れない筈です。
私にはこの謎解けませんでした。

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