完結回です TRICK 母之泉編第三話

TRICK 母之泉編第三話 母の死

教団のトリックを暴く話

制作年 2000年
制作国 日本
演出 堤幸彦
脚本 蒔田光治
上映時間 46分
出演
仲間由紀恵
阿部寛
菅井きん

だいたいのあらすじ

前回です。

TVドラマTRICK 母之泉編第二話のネタバレ紹介と感想です。

現場をもう一度見ていた奈緒子(仲間由紀恵)は自分と美和子(伊藤裕子)だけが急に眠気に襲われた事を思い出しました。
そして寝る前に青木(河原さぶ)が振る舞った雉汁を上田(阿部寛)だけが食べていないことを思い出し、家の中をチェックすると霧島(菅井きん)のポスターがありました。
奈緒子はおもむろに青木に近付き、「気を落とさないことだ」と励ます青木をいきなり殴り倒しました。
矢部(生瀬勝久)は何しとんじゃ!と止め、石原(前原一輝)も唖然とします。

奈緒子は「あなたは教団とグルだったんですね!」と詰め寄ったのですが、青木はバカバカしいと一笑に付しながらも「仮にグルだったとして、部屋に入ることはできなかったはず」と反論しました。
しかし奈緒子は「部屋に入る方法はあった」と主張し、現場を訪れていた津村(山崎一)と手下に「お前らがやったことはお見通しだ!」と宣言しました。
実は美和子は深夜に水を呑みに外に出ていたそうで、美和子が水を呑む前に水道にい毒を混ぜ、死亡した美和子の布団に遺書と薬瓶を青木が置いたというのが奈緒子の推理でした。
この方法だと毒は全て流れてしまうので証拠は検出されないので、実証は不可能でした。

矢部はめんどくさいので自殺と片付けようとしたのですが、津村は「うちの教団に来て立証してください」的な挑戦的な事を言い出し、奈緒子はそれを受けて立ちました。
母之泉に到着した奈緒子と上田を霧島は「あなたたちは美和子を死に追いやり、その責任を他者に押し付けている」と糾弾し、奈緒子の指を賭けて教団がインチキだと言うのならそれを証明しろと挑戦してきました。
霧島は奈緒子に二ケタの数字を書けと指示し、それを自分が当てられたら右手の人差し指を寄越せと要求してきました。

霧島は奈緒子が書いた数字を見事に当ててしまい、信者たちが奈緒子の指を取ろうと迫って来たので、上田が信者を空手で倒し、二人は逃走して建物の床下に隠れました。
しかし、あっさりと見つかってしまい捕らえられてしまいました。
一方、石原(前原一輝)は奈緒子達を何とかしないと警察としてえマズいと言うのですが、矢部は動こうとはしないのでした。
上田は津村に「奈緒子は自分が無理矢理連れて来たので見逃してやれ、、取るなら自分の命にしろ」と津村
に訴えたのですが、あっさり受け入れられたので、シクシクと泣きました。

奈緒子は上田が泣いているので慰めるのですが、最後だと思った上田は奈緒子に「俺はそれほど巨根じゃない」とコンプレックスを否定するのでした。
その後、奈緒子は縛られる際に手の甲を上に向けていたのでロープを緩めて脱出することが出来、上田のロープも解いてやりました。
その後、奈緒子達は霧島が数字当てをした場所に戻ってトリックを調べていたのですが、上田はある点に気付きました。

この部屋の壁には教団の目標や教えを書いた習字がぶら下がっていたのですが、そこには「100人」のような数字が書かれていました。
霧島は事前に奈緒子にこの部屋を良く調べるように指示していたので、奈緒子は無意識の内に習字には無い7と4を選んだのではないかというのが上田の推理でした。
しかしそんな確実性の薄い手段を霧島は選ぶだろうか?と奈緒子はやや懐疑的でした。
上田は霧島に会ってこのトリック暴きを突き付けてやる!と息巻き、もし自分が戻らなかったら警察に連絡するよう奈緒子に指示したのですが、彼女は「私だけ逃げます」と一歩も譲りませんでした。

感想

これは普通です。
推理ドラマなのかと思って観ていたのですが、そっちはメインではないようです。
ネタを挟みながら、剛三の死にまつわる謎を今後解き明かすという内容がメインのようです。

トリックの部分も今回はやや薄くて残念です。
スリリングな展開も全くないので、殆どネタがメインなのかもしれません。
変な教団やキャラクターを出して楽しませるという趣向のようです。
相変わらず矢部は面白かったです。

奈緒子の追っかけをしているおじさん(瀬戸陽一朗)は何処でも現れるようで、今回もちょいちょい出て来てました。

ラストまでのあらすじ

信者に股間を蹴られて悶絶した上田はそのまま霧島の所に連行されたのですが、道中で鏡を見て奈緒子が自分の嘘を暴いた秘密は「嘘を吐くと鼻が動く」という点だったと突き止めました。
しかし上田が連行されたのは風呂場で、信者から鉄パイプで殴られて上田はKOされました。

その後、奈緒子が動き出すと青木に再会しました。
青木は霧島の力は本物だと告げ、奈緒子が上田を殺すだろうと予言したのですが、直後に吹き矢のような物で射殺されてしまいました。
憤った奈緒子は信者に囲まれて奈緒子を待ち受けていた霧島に対面し、なぜ青木を殺した!と詰め寄るのですが、霧島は「裏切り者だからだ」と開き直りました。
そして奈緒子の前に前方で空中浮遊している上田を見せ、奈緒子が「そんなものはガラスに映った上田を見せているトリックだ」と指摘すると猟銃を渡して「トリックだと言うなら撃ってみろ」と煽りました。

その頃、奈緒子の危機を予知したのか祠で倒れていた里美(野際陽子)は家に運ばれて瀬田(遠藤直哉)に看病されていました。

上田は「これはマジックじゃない!だから撃つな!」と奈緒子に叫ぶのですが、嘘の証として鼻を動かして合図していました。
奈緒子は考えた末にとうとう引金を弾いてしまったのですが、上田の映っていたガラスが割れただけでした。
取り乱す津村を尻目に奈緒子は大きな幕をまくり上げ、裏で黒子に支えられて空中浮遊している上田の姿を信者に見せ、「奇跡等ない」と暴き立てました。
津村は吹き矢で奈緒子を射殺しようとしたのですが、霧島はそれを押し留めます。

霧島は「終りにしよう」と宣言し、今まで津村達の私利私欲のために動いて来たと糾弾し、津村は津村で「俺は今まで霧島のインチキに騙されてきた」と内輪揉めを始めたのですが、霧島は服毒していました。
奈緒子が霧島に駆け寄ると「私の読唇術は本物で、世の中にはそういう不思議な力を持った人がいる」と告白しました。
霧島は過去に何もかも失って自殺にも失敗したことがあったそうなのですが、その際にその力を得たのだそうです。
元はこの力を人のために役立てようとしていたのですが、霧島の能力に目を付けた津村が近づき、地主だった青木からこの土地を譲り受けて教団が出来たということでした。

霧島は最後に「幼いあなたは湖の側におり、水辺には両親が居る」と剛三(岡田眞澄)が死亡した際の様子を言い当て、剛三が超能力者に挑戦して殺害されたこと、奈緒子も同じく挑戦して死亡する事を予言してから息絶えました。
しかし霧島が死亡しても信者たちはそこを動こうとせず、一心に霧島に手を合わせていました。

間もなく母之泉には警察の手入れが行われて共犯者は連行されたのですが、津村は未だに手を合わせて泣いている信者達を奈緒子と上田にに示し「これからあいつらは夢も希望も無い人生を送る事になる。本当にあいつらを救ったのはどっちだ」と問い掛け、「母之泉は永遠だ。すぐに戻って来る」と信者に叫びました。
上田は最後の霧島の台詞も負け惜しみだと考えていたのですが、奈緒子には本物の霊能力者がいるのかどうか?と分からなくなってしまいました。

その後、ガソリンが無かったので奈緒子は上田に背負われて帰宅しました。
上田は空中浮遊していた際に合図を送った件を手柄のように話すのですが、奈緒子は「腕時計をしている手が逆だった」という理由で判断しており、上田の合図は関係無かったとあしらいます。
気を悪くした上田は「インチキ霊能力者とも君のクソ手品ともお別れだ!」と去り、去り際に「バーカ」と叫んで引き揚げました。

奈緒子はその後も霧島が最後に言ったことを回想していました。

特典はカットシーン等色々入ってます。

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