短編系はいいですね 怪談新耳袋 百物語

怪談新耳袋 百物語

たくさんひどい目に遭う話

制作年 2010年
制作国 日本
原作 木原浩勝/中山市朗
上映時間 50分

だいたいのあらすじ

第101話「スリッパ」

監督 大九明子
脚本 大九明子
出演
桜庭ななみ
松山メアリ

マミ(桜庭ななみ)は友人のカコ(松山メアリ)の家に無理矢理泊まりに行ったのですが、どうもカコは家には居たくないようです。
その後マミはトイレを借りたのですが、なぜか入り口には自分のスリッパ以外にもう一つスリッパが置かれていました。
追加されてたのはババ臭いデザインのものでした。
その後も洗面所から出るとスリッパが追加されており、カコが置いているのではないと知ったマミは怖くなってカコの部屋に逃げ帰り、先に横になりました。
しかし枕もとにまたあのスリッパが置かれていたので、マミはカコに「悪戯すんな」とブチ切れて窓からスリッパを投げ捨ててしまいます。
マミの怒りは収まらず、そのまま帰ろうとしたのですが、部屋のドアの前にはまたあのスリッパがあり、それを履く白い足も見えました。

マミはそのまま家を飛び出そうとしたのですが、スリッパはしつこく追いかけてきて玄関の所で実体化しそうになっていました。
カコはそれをマミに見せないようにし、「私のこと嫌いにならないで」とマミを送り出しました。
マミは急いで家を飛び出したのですが、何者かに足首を掴まれて倒れました。

影の見せ方が上手い気がしてなかなか怖いです。
やっぱりこのシリーズは短いのがいいですね。マミ可愛いです。

第102話「寺に預けられた理由」

監督 内藤瑛亮
脚本 内藤瑛亮
出演
宮武祭
宮武美桜
高月彩良

JK(宮武美桜)が同級生(高月彩良)に小学生の時に起きたことを打ち明けていました。
このJKは小学生の時(宮武祭)に家の中で物凄い勢いで掴み合いをしてお互いの髪の毛を抜いている女性二人の姿を目撃したのですが、ママにはそれは見えないようでした。
ママにその件を打ち明けた所、ママは青ざめて少女をお寺に預け、高校生になるまで預けていたそうです。
同級生が「お寺で何があったの?」と尋ねるとJKは「それは聞かないで」と返答しました。

これは怖いというより乱闘シーンのインパクトが強過ぎでそっちに目を取られます。
どうも乱闘していたのが幽霊だったみたいですね。

第103話「ついてくるもの」

監督 篠崎誠
脚本 篠崎誠
出演
松山メアリ
笠松環

JKのユミ(松山メアリ)が鳥居をくぐって夜の住宅地を歩いていたのですが、そこにママ(笠松環)から電話がありました。
どうやらユミの叔母が倒れたらしく、ママは今日お見舞いに駆け付けたようです。
それはそうとしてユミは背後から行進のような足音を聞いており、ふと振り返ると背後には日の丸の鉢巻を巻いたゾンビのようなものが迫っていました。
ダッシュで逃げたユミは自宅に飛び込んで布団を被ったのですが、今夜はこの家に彼女一人きりなのでした。

ママに電話したものの留守電になってしまい、通りには相変わらず行進の音がし、あのゾンビもうろついているようです。
その時電話が鳴ったので必死に助けを求めたユミでしたが、電話は謎のノイズだけで応答せず、投げ捨てた携帯はベッドの下から伸びた包帯を巻いた手に回収されてしまいました。
逃げ出そうとしたものの、ユミはいつの間にか家に侵入したゾンビの群れに囲まれてしまい、「目が欲しい~、腕が欲しい~」などと迫られます。
脳みそ食わせろじゃなかったみたいです。
半狂乱になって振り払っていると電気が点いて心配したママが帰宅しました。

ゾンビは消えたものの、ユミの手首足首と首にはミミズ腫れのようなものができており、周囲からは再びゾンビが「もっと欲しい」と現れたのでユミは絶叫しました。
あんまり怖くなかったですが、ユミ熱演してます。

第104話「扉の向こう」

監督 篠崎誠
脚本 篠崎誠
出演
桜庭ななみ
宮武祭

JK(桜庭ななみ)はママが亡くなってから妹(宮武祭)とパパの三人暮らしなのですが、パパが出張に出てしまったので、今夜は二人でお留守番となりました。
その後、妹がチャイムに出てしまったのでJKもそれを追いかけ、玄関を開けたのですが誰もいませんでした。
その後は何もなく就寝タイムになったのですが、深夜2時に妹から「トイレ怖いから付き合って」と起こされるJKでした。
仕方なく、トイレのドアの前で待つJKでしたが、ドアチェーンをかけ忘れており、何者かが家に押し入ろうとし始めました。
JKは必死でドアを押さえ、妹をトイレに避難させましたが、間もなく倒されてしまい侵入者の魔の手は妹に伸びようとしていました。

と思ったらそれは夢で、隣で寝ていた妹も同じ夢を見たと言います。
JKは時計を見て2時になろうとしているのに気づき、急いで玄関に走ってドアチェーンを架けました。
直後にドアが開いたのですが、ドアチェーンのお陰で侵入は免れ、ドアの向こうの男は「なんだよ。夢と違うじゃないか」と呟いて去りました。

犯罪怖い系です。二人とも無事で良かったです。

第105話「赤塗り」

監督 継田淳
脚本 藤平絢人
出演
宮武美桜
高月彩良

あかり(宮武美桜)は友人(高月彩良)のマンションに遊びに行ったのですが、ロビーから電話すると友人は「階段で来て」とやたらと訴えていました。
訪問先が5階だったこともあり、あかりはガン無視してエレベーターに乗り込んだのですが、なぜかエレベーターは4階で停止してしまいました。
あかりがおかしいな?と5階のボタンを連打しているとドアの向こうから真っ黒で赤いマニキュアを塗った手が伸びてきて閉じるボタンを押しました。
エレベーターは強制的に1階に戻り、恐る恐るあかりが外に出ようとするとまたまたあの黒い手が伸び、勝手に4階ボタンを押してドアを閉めました。
今のところは怖いというより面倒臭い感じですが、目の前で起きたらやっぱ怖いかも。

やっぱりエレベーターは4階で停止し、再び腕が伸びてきて無限ループに陥りそうだったので、あかりは勇敢にも折りたたみ傘で手を殴りつけました。
爪が何本か剥がれたものの手は怯まず、1階を押してドアを閉めるというルーチンワークを始めます。
あかりは傘をドアの隙間に挟んで動かないようにし、野獣のような声に追われながら階段へと走り、そのまま友人宅に駆け込もうとしました。
友人はあかりを見て家に入れようとはせず、「エレベーターはダメって言ったのに…」と彼女を責めました。
あかりの爪はなぜか赤いマニュキュアが塗られていました。
意味わからない系です。恐らく住人は無限ループ知ってるようです。
最初に教えてよって思いました。

第106話「帰宅」

監督 三宅隆太
脚本 三宅隆太
出演
桜庭ななみ
成嶋瞳子

ある日、虐めが原因でずっと不登校だったJKのエリ(桜庭ななみ)は悪夢を見て目覚め、ソファで横になって寝ているママ(成嶋瞳子)に「学校行くことにする」と話しかけました。
しかしママは死んだように無反応でそのまま寝ており、エリは「疲れてるのかな…」と諦めました。
その時、バスルームでガタンという音がしたので、開けてみると何と自分が首を吊っていました。
エリは急いでママを揺り起こし、ママはエリに気付いて飛び起きたのですが、エリは消えていました。
ママは大喜びしてパパに電話し、「エリが帰ってきたから早く帰ってきて」と電話したのですが、パパは「エリは5年前に首を吊って死んだだろ。いい加減にしろ」的なことを告げていました。

どうやらママはエリが自殺した現実を受け入れられずに部屋をそのままにして待っているようでした。
実はエリは自殺したので無間地獄に落ち、毎朝この悪夢で起きてはママに声を掛け、自分の死体を見つけるというループを繰り返していたのでした。
かなC系です。解説つきなので分かりやすかったです。
短いのに纏まっている印象でした。

第107話「庭の木」

監督 大畑創
脚本 大畑創
出演
高月彩良

ヒトミ(高月彩良)はママ(おぞねせいこ)と新居に越してきたのですが、業者の案内もできずイマイチ戦力外でした。
1階の掃除を頼まれたヒトミは庭の大きな木を眺めて「いい枝っぷり」と渋いことを呟いていました。
何を思ったかヒトミは業者からロープと脚立を借りると枝にロープを掛け、おもむろに首吊り自殺を始めました。
幸いなことにロープの結び目が緩かったのでヒトミは下に落ち、何事もなかったように掃除に戻ったのですが、木を見たママもおなじように「いい枝っぷり」と呟くとフラフラと木に近づきました。
その時、電話が鳴ったのでママは我に返って電話に出ましたが、掃除をしていたヒトミは荷造りロープと電話台を発見し、それを手に再び木に近づいていました。
既に木には引っ越し作業員二名の首吊り死体がぶら下がっており、ヒトミはそれに倣って首吊りの準備を始めるのでした。

家がヤバかった系です。この木は人を自殺に誘う何かがあるみたいです。
これも纏まってる印象です。

第108話「隣の女」

監督 継田淳
脚本 継田淳
出演
松山メアリ
宮武美桜

アパート暮らしをしているJK(松山メアリ)が友人(宮武美桜)を家に連れてきて騒いでいたのですが、隣の部屋からはいつも電動ドライバーのような音が聞こえていました。
どうやら隣の部屋には真っ黒なコートと仮面や帽子で全身を覆い隠した長身の女性とそれにお着きのように従う道具箱を持った初老の女性が住んでいるようです。
ある日、帰宅したJKは隣の黒女がカギ穴に上手く鍵を刺せず、ぶすぶすと同じ動作を繰り返しているのを目撃し、キモくなって挨拶もせずに通り過ぎました。
そしていつものように大音量で音楽を聴いていたのですが、JKは先ほど黒コート女の手が金属と木材でできているのを目撃していました。
その直後に、黒コート女と初老女の二人組がJKの家にドアチェーンを切って乱入し、初老女はドリルを手にJKに迫り、アパートには悲鳴が響きました。
これ前にも似たようなの見た気がしますが、もしかしてシリーズだったのでしょうか?

感想

これは普通です。
やっぱりこのシリーズは短い方が面白いと思います。
個人的に怖かったのが「扉の向こう」と「庭の木」でしょうか。
赤塗りもちょっと怖いけど意味不明です。

ラストまでのあらすじ

第109話「空き家」

監督 朝倉加葉子
脚本 朝倉加葉子
出演
宮武美桜
松山メアリ
高月彩良

JKのアイ(宮武美桜)は友人のミドリ(高月彩良)と帰宅途中に幼馴染のお姉さんエミ(松山メアリ)と出会いました。
アイはエミ大好きだったのですが、彼女はお化け屋敷巡りという変な趣味を持っており、その日アイ達はエミに巻き込まれて空き家に侵入する羽目になってしまいました。
玄関ドアのカギは壊れていたのであっさりと入れたのですが、エミとミドリは意気投合し、なんとなく単独行動することになったアイは二階の押し入れで不気味な鬘を発見しました。
アイはその鬘を撮影しようとしたのですが、鬘はふすまの下に隠れてしまいました。
怖くなって逃げ出したアイでしたが、彼女が下に降りた直後にふすまがバーンと跳ね上がっていました。

怖くはないのですが、ふすまを覗く際の隙間演出がよろしいかと思いました。

第110話「市松人形」

監督 三宅隆太
脚本 三宅隆太
出演
高月彩良
西野まり

とあるJK(高月彩良)が大好きな叔母(西野まり)の家に遊びに行ったのですが、実は彼女はこの家の玄関に置かれた市松人形がとても苦手でした。
その深夜3時頃にJKは廊下をパタパタと走り回る音で目覚めたのですが、叔母は「静かにしなきゃダメ」と誰かに話しかけていました。
翌日、JKは昨夜のことが気になり、「誰と話してたの?」と思い切って聞いたのですが、優しかった叔母は急に「そろそろ帰れば」と冷たくなりました。
どうやら玄関に置いてある市松人形は歩くようで、付近に無数の小さな足跡がついており、今も足音が家の中に響いていました。

美人で優しく家庭的な叔母がずっと独身でいるのはこれが理由だったようです。
特典はメイキングと殴りこみの東日本編のFILE001が入ってました。