河童とかウケます コワすぎ! FILE-03

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説

河童を捕まえに行ってひどい目に遭う話

制作年 2012年
制作国 日本
監督 白石晃士
脚本 白石晃士
上映時間 73分
出演
大迫茂生
久保山智夏
白石晃士

だいたいのあらすじ

前回です。

OVコワすぎ!FILE-02のネタバレ紹介と感想です。

冒頭に今までのダイジェストがあります。

昏睡状態だった工藤(大迫茂生)は意識が戻り、リハビリ中ということで市川(久保山智夏)と田代(白石晃士)の二人がシリーズの取材を続行するそうです。
市川段々垢抜けてます。
ということで今回の投稿映像の紹介が始まりました。
映像はカップルが池で釣りをする様子が収録されており、彼女・有里がトイレに行きたいと言い出すのですが、何と彼氏は「その辺でしろ」と指示しました。
あろうことか彼氏はその様子を盗撮しようとしていたのですが、突然有里が悲鳴を上げたので駆けつけると、そこには無残な動物の死骸と胡瓜が転がっていました。

彼氏は「河童じゃね」とか言い出し、二人は撤収準備をするために池に戻りました。
胡瓜=河童というセンスがウケます。
すると池の中を何かが泳いでいたので、彼氏は「河童じゃね」とか言っていたのですが、突然それが襲って来たらしく二人はダッシュで逃げていました。

河童というのは日本古来のお馴染の妖怪で田畑を荒らしたり、人の尻小玉を抜くことで有名ですが、時には人を喰らうそうです。
市川達は投稿者である健太(籾木芳仁)と有里(河村はるか)のカップルと共に池を訪れ、撮影した際の様子を説明して貰うことにしました。
池は何だか生臭いのですが、健太曰く自殺の名所だったり河童の伝説があったりしたそうです。
動物の死骸と胡瓜は消えていたのですが、なぜかその近くに生えている草を不自然に木の枝に四角く結んだような物がありました。
健太は河童から離れらず、この草は河童の仕業では?と言い出すのですが、市川は河童には知性が無いと考えていたので、健太の意見には否定的でした。

更に付近を散策していると市川は人間のものとは思えない36㎝程度の裸足の足跡を発見したのですが、足跡の指は三本でした。
その流れで付近の畑を調査しようという話になり、早速胡瓜畑を発見したのですが、畑の胡瓜は食い荒らされていました。
付近の家に住む畑の持ち主の農家を訪ねて市川が取材の趣旨を説明し、足跡等の写真を見せたのですが、「畑は狸等に荒らされた。河童等いるわけもない」ということで、終いには「勝手に映すな!帰れ帰れ!」と追い帰されてしまいました。
その直後に病院を脱走した工藤から会社にいるという連絡があったので、市川と田代はカップルと解散して急いで帰社しました。

工藤は松葉杖を突いていましたが意外に元気で、病院に戻った方がいいという市川の意見は聞かず、「俺は昨夜、黒い影をネットで捕獲する正夢を見た。あれは河童に違いない!」と話を進め、取材に復帰することになりました。
松葉杖が武器にも使えるとかしょーもないことを言ってます。
それはそうとしてあの池の近辺での河童伝説というのは、遥か昔に治水のために池を小さくしたところ、河童が人を襲って食べるようになったので、住民は片っ端から河童をバラバラにして殺し、目玉をくり抜いて池に捨てたそうです。
それからあの池では子供が泳ぐと必ず溺死するようになったので、現在では立入禁止になっているということでした。
解説の最中におどろおどろしい漫画が流れてます。

その後、工藤達はあの農家を訪ねて話を聞いたのですが、男は河童等知らんと言い張るものの「あいつら」と河童を呼んでおり、どうやら河童について知っているようでした。
工藤が更に追及するとその男・鈴木(石川ゆうや)はようやく6年前に小学生の娘・チエが池の近辺で獣に襲われて行方不明という話をしました。
その後、鈴木は警察から犯人だと疑われ、彼の妻も息子を連れて家を出て行き、近所の人からも色眼鏡で見られているそうです。
河童のせいで悲惨な人生ですね。

鈴木は「絶対に河童を捕まえてぶっ殺す」と息巻いており、工藤が協力を申し出ると「こっちは命を懸けている。お前らと一緒にするな!」と工藤達を追い帰しました。
仕方なく工藤は去り際に「俺だって命懸けだ」と今までのコワすぎ!のDVDを渡して本気度を判断してもらうことにしました。
逆効果の気がしますが…

その夜、健太と有里は釣りの吸い込み仕掛けの先に胡瓜を付けた物を池に投げ入れ、掛かった所をバットで殴って捕獲しようとしており、その様子を一部始終撮影していました。
有里楽しそうでウケます。
二人は「ヤバい!河童捕まえたら工藤さんを越える」とか取材を受けた時のリハーサル等をしてワイワイと盛り上がっていました。
やがて仕掛けは凄い力で引っ張られ、有里が池に落ちそうになったので二人はヒーコラ引き揚げました。
二人はその道中でも何かに襲われたのですが、カメラには河童と思われる妖怪の姿がボンヤリと映っていました。

早速、健太達は工藤の所にテープを持ち込みました。
有里は逃げる際に右足首を掴まれたのですが、その時の感触はヌメヌメしており、未だに脚が自由にならない違和感を感じるそうです。
彼女は近頃、意識が飛ぶことがあるそうで、取材中にもトランス状態のように陥ってうめき声を上げ、口から緑色の謎の液体を吐いていました。
「こっちに来い~」等と呻く有里を見て工藤はササっとあの髪束を取り出し、彼女の首に掛けてビンタしたのですが、当然健太はキレ、工藤を殴るのでした。
珍しく工藤低姿勢で「違うんです」等と敬語で弁解してます。

仕方なく工藤が健太にやられている間に市川が全力で有里をビンタして正気に戻しました。
その直後に有里から外した髪束がピクピク動き出したので工藤がペンを刺して押え、健太は工藤と和解してお礼を言いました。

感想

これはくだらないです。
今回は河童を捕まえに行こう!という内容で、いきなり陰陽師が出て来りしてウケます。
段々とシリーズが繋がって来たようで、後半に夕子が出てくるのですが、彼女の正体はまだ謎です。
工藤の暴走とそれを止める市川という流れを楽しむシリーズですが、今回は工藤の暴走は病み上がりの所為か抑え気味です。
鈴木にDVD渡すのはちょっとウケました。

河童は超高速で移動するので、何が何やら分かりませんでした。
一般的な妖怪としての河童の姿をしているようですが、若干スポーティーなスタイルをしてるようです。
色々と問題を起こすようですが、どうやら触れられると呪われるようです。
河童ってちょっと可愛いイメージもあったりしますが、この作品の河童はひたすらヤバいです。
工藤は髪束が気に入ってるようで、今回も多用してました。

健太と有里のカップルが田舎のカップルという感じでいい味出してます。
恐らく茨城辺りではないかと思われる雰囲気です。
鈴木はいつも土をネコ車に乗せては戻すという謎の作業を繰り返していました。
おそらく堆肥を混ぜる様子を再現したのだと思われますが、他にやることないのかよという感じでした。

ラストまでのあらすじ

工藤達は再びあの池を訪れ、大量の胡瓜を餌にしてネットで河童を捕獲しようとしていました。
そこで自分達を丘の上で見下ろしている鈴木の姿を認めたので、工藤は「DVD見たー?」と声を掛けますが、鈴木はスルーして引き揚げました。
やがて夜になり、辺りは闇に包まれるのですが、さっぱり河童が現れないので例によって市川が「網はこれで良かったのか?バレバレではないのか?」とか「胡瓜より肉が良かったのでは?」と作戦にいちゃもんをつけ始め、「主食は胡瓜!」とか工藤とどうでもいい議論になります

その時、水面で水音が響き、その後工藤達の付近で何かが走るような物音が聞こえました。
珍しくスリルあります。
そして河童らしきものが超高速で現れ、市川を引き摺って拉致し、工藤をタックルで吹き飛ばしました。
市川は鈴木がスコップで河童を殴りつけた事で救われ、鈴木は工藤達に協力することになりました。

ここで鈴木の凄い過去が明かされたのですが、河童が陰陽師の式神の可能性があると知った鈴木は陰陽師に弟子入りし、河童退治の呪術を身に着けてこの血に戻って来たそうです。
しかし鈴木の呪術の完成には命懸けの人間が二人必要で、協力者は誰も居ませんでした。
工藤のDVDを見て感銘を受けた鈴木は自分と工藤の二人で呪術を完成できると考えたそうです。
池の周りにある不自然に結ばれた草は鈴木の呪術の一環だったようです。

翌日、いきなり服装まで陰陽師になった鈴木は池の周りに藁人形のような物を置いて自分の血を垂らして結界を張り、河童軍団が池の一箇所からしか出入りできないようにしました。
鈴木は河童を皆殺しにしようと考えているようで、生け捕りにしてお金儲けをしようとしている工藤とは河童を捕まえるまでの共同作業となりました。
尚、工藤は「これ使えるぞ」と髪束をコンビニ袋から取り出したのですが、鈴木は「俺の呪術がおかしくなるだろ!」とマジギレし、仕方なく工藤は髪束を仕舞っていました。

その後、工藤と鈴木は身の上話を始めたのですが、工藤の両親を殺害した通り魔の顔には大きな傷があったそうです。

そしていよいよ河童退治が始まりました。
夜の池のほとりに糸で出来た五芒星を作り、その中に上半身に呪文を書いた工藤が入ります。
五芒星の中では工藤の力が倍増するそうで、鈴木が呪文を唱えて工藤が河童と闘うという段取りになりました。
とうとう河童が姿を現したのですが、工藤は何度も河童のタックルを喰らって倒れます。
立ち上がった工藤の手には髪束があり、突っ込んで来た河童を髪束パンチでKOしました。

そして河童に網をかけたのですが、池に逃げられてしまい、謎の地震が発生したので工藤は市川と田代を連れてとんずらしました。
鈴木は「ふざけんな!お前命懸けじゃねえのかよ」と工藤を怒鳴りつけ、自ら日本刀を手に河童を迎え討ちます。
そして池を映した田代のカメラは鈴木に迫る複数の河童の姿を映し出したのですが、池からは巨大な真野夕子(はる
うらら)が浮上していました。
やがて鈴木も逃げて来たのですが、彼は錯乱しており、その後精神病院に入院したそうです。

その後、健太から退院した鈴木と有里が一緒に暮らしていると聞かされた工藤達は健太を伴い、鈴木の家を訪ねることにしました。
有里はすっかり農家の恰好をしており、なんと妊娠していました。
そして鈴木達は工藤達の呼び掛けをガン無視して家に入って行ったのですが、玄関には動物の死骸が転がり、一瞬こちらを見た鈴木の顔と手は河童のようでした。

エンドロールで終了です。

相変わらず出鱈目な終わり方ですが、巨大夕子は一体何だったんのでしょう?
健太泣いてます。
特典はいつものコワすぎ通信です。

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