都市伝説クイズです ルール

ルール

知っていれば、死なずに済んだのに…。

制作年 1998年
制作国 アメリカ
監督 ジェイミー・ブランクス
脚本 シルヴィオ・ホータ
上映時間 101分
出演
アリシア・ウィット
ジャレッド・レト
レベッカ・ゲイハート

だいたいのあらすじ

えらく音痴な若い女性(ナターシャ・グレグソン・ワグナー )がボニー・タイラーを熱唱しながら夜の路上をドライブしていたのですが、ガス欠になったのでスタンドに立ち寄りました。
無事に給油を終えたものの、スタンドの不気味な店員が「使っているカードに問題がある」と彼女を車から降ろそうとします。
彼女は店員についてガレージに入ったものの、ドアに鍵を懸けたりする店員の不穏な行動に不安になり、店員に痴漢撃退スプレーを噴射してから窓を破って逃げ出しました。
店員は必死に「行くなー」と追い縋って来たのですが、彼女は車を出し、少し走った所で後部座席に潜んでいた殺人鬼に斧で首を斬られてしまいました。
実は店員は後部座席の男に気付いて彼女を引き留めようとしていたのでした。
これは私でも知ってる有名なやつですね。

ペンドルトン大学の学生で新聞部のポール(ジャレッド・レト)は廃墟であるスタンレー寮で教授が寮生を虐殺したという噂を聞き、単なる都市伝説と片付けていました。
ナタリー(アリシア・ウィット)の友人ブレンダ(レベッカ・ゲイハート)は噂話に興味津々のようで、早速スタンレー寮の前で血まみれメアリーを呼んだりしていました。
二人は心理学を学んでいるのですが、翌日の講義ではウェクスラー教授(ロバート・イングランド)が都市伝説とは教訓や戒めの意味を含むものが多くほとんどが出鱈目だと断じていました。
ウェクスラーは弾けるキャンディーとソーダを飲むと内臓が破裂するという都市伝説を受講生に実験させ、偽りであると示していました。

実は冒頭の事件は実際のもので、被害者はペンドルトン大学の学生でした。
ポールは「学内に異常殺人鬼」と煽る見出しの新聞を発行したのですが、アダムス学長(ジョン・ネヴィル)は警備員に命じて新聞を回収させていました。
ナタリーは「人が死んでるのに最低な奴!」とポールを心底軽蔑するようになります。
被害者はミッシェルという名の学生だったのですが、可哀想にあのスタンド店員マクダネル(ブラッド・ドゥーリフ)は重要参考人としてマークされ、行方を食らましていました。

実はナタリーはミッシェルと過去に親友だったのですが、最近は疎遠になっていたようです。
それを知ったディモン(ジョシュア・ジャクソン)は落ち込んでいたナタリーを見てチャンスとばかりにドライブに誘って言い寄ったのですが、玉砕に終わりました。
ディモンは仕方なく外におしっこをしに行ったのですが、殺人鬼に襲われてしまいました。
殺人鬼は続けて車に迫ってきたので、ナタリーは急いで車を出したのですが、車の後部に結ばれたロープは車の上でぶら下げられたディモンの首に掛けられており、彼はそのまま首が絞まって死亡しました。

ナタリーは急いで車から出てダッシュで寮に戻り、警備員のリーズ(ロレッタ・デヴァイン)を連れて現場に戻ってきたのですが、現場には何の痕跡も残っておらず、リーズからは薬物使用を疑われてしまう始末でした。
その後、ナタリーは友人たちに相談したのですが、パーカー(マイケル・ローゼンバウム)はディモンが死亡した状況が都市伝説に似ていることから「「あいつに担がれたんだ」と決めつけ、その彼女で大学放送局のDJをしているサーシャ(タラ・リード)もウケていました。
しかしナタリーそれを聞いて「もしかして犯人は都市伝説を模して殺人を犯しているのでは」と気づきました。

パーカーは「あいつはスキー場にでも行ってるよ」と笑い飛ばし、ナタリーは念のため電話して確認するとディモンらしき一団が確かに山小屋を予約しているようでした。
ナタリーはそれでも都市伝説説のことが気になり、図書室で都市伝説をまとめた専門書を借りたのですが、偶然にも彼女の前に借りたのはディモンでした。
また、サーシャによれば夜に無灯火で運転して最初にハイビームで煽ってきた相手の車の背後に回って煽った末に殺すという殺人鬼の都市伝説っぽい話があるそうです。

ナタリーのルームメイトのゴスロリ女トッシュ(ダニエル・ハリス)は部屋に男を連れ込むわ、チャットで回線を占有して男漁りをするわで迷惑な女でした。
今夜もチャットで意気投合した男を呼び出そうとし、「どこにいるの」と聞いてから洗面所でメイク直しをしました。
トッシュが戻ってPCを確認すると男は「ここにいる」と返答しており、直後に彼女は口を押さえられて押し倒されました。
ナタリーが直後に戻ってきたのですが、トッシュの呻き声を聞いて「またやってんのか…。今日は激しいな」と呆れ、前に電気を点けて逆ギレされたので、暗闇のまま自分のベッドに向かい、そのままヘッドフォンで耳を塞いで寝てしまいました。

トッシュは黒手袋の男に絞殺された挙句に手首を切り裂かれており、翌朝ナタリーは遺体を発見して悲鳴を上げたのですが、壁には血文字で「電気を点けないで命拾いしたな」と書かれていました。
こういう都市伝説もありましたね。
アダムスとリーズはナタリーから殺人だと話を聞いたものの、トッシュが躁鬱病だったことから「自殺!」と断定しました。
また、ポールはナタリーとミッシェルが友人だったと知ってナタリーに接近し、記事にしないことを条件に話を聞くことにしました。
ポールは都市伝説を模した殺人が行われているというナタリーの説を否定したのですが、折しももうじきスタンレー寮の虐殺から25周年記念を向かえることになっており、ナタリーはこれが関係しているのでは?と推論しました。

ポールは半信半疑という感じでしたが、当時の事情を知っていそうな用務員(ジュリアン・リッチングス)にスタンレー寮のことを質問すると、彼は顔色を変えて口をつぐみ、ウェクスラーに聞けと告げました。
二人はウェクスラーの執務室に不法侵入し、凶器らしき斧を発見したのですが、戻ってきたウェクスラーに見つかり、アダムスの学長室に連行されました。
そういうわけでナタリーはアダムスに「対人危険行為を行って保護観察処分」という過去をツッコまれ、ポールは記者をクビになってしまいました。
実はナタリーが行った対人危険行為とは2年前にミッシェルと一緒にハイビーム殺人鬼の真似をして前の車を煽っている間に前の車の運転手がスリップして死亡したというものでした。

ナタリーはその事実をブレンダだけに打ち明け、運転していたミッシェルと止められなかった自分を許せなかったので疎遠になったと吐露しました。
一方、記者を辞めさせられたポールはデスクを整理していたのですが、用務員がこっそりとスタンレー寮の事件の新聞記事を差し入れていました。
記事を読んだポールは事件の唯一の生き残りがウェクスラーであると知り、愕然とするのでした。
その頃、アダムスは駐車場で車の下に潜んでいた殺人鬼に襲われてアキレス腱を斬られた挙句に必死で逃げようと這いずっている所を自分の車に轢かれてスパイクベルトに押し付けられて死亡していました。

その頃、ナタリーはブレンダに誘われて25周年パーティーに出席し、バカ騒ぎしている学生を見て来たことを後悔していました。
ポールは会場に現れたナタリーを発見し、新聞記事を見せて「この時期になるとウェクスラーは不安定になり、殺人を犯すのだろう」と持論を展開し、勢いでナタリーとキスしてしまいます。
実はブレンダはポールを狙っていたので、それを見て猛烈に機嫌が悪くなり、「親友に裏切られるなんて!」とショックを受けました。
ポールは会場の皆に「パーティーはお開きにすべき」と忠告したのですが、誰も聞く耳持ちませんでした。

感想

これは普通です。
ティーン向けみたいで色々とアレですが、都市伝説を模した殺人鬼が出て大変!という内容です。
はっきり言ってくだらないのですが、意外な面白さです。
展開がなかなか忙しくてテンポもよく普通に楽しめた気がしました。
ゆるいスプラッターあり、軽く謎解きあり、カーチェイスなんかもある欲張りセット系の映画です。

その一方で殺人鬼の正体とか無理があるのでミステリーとか期待してる人は座布団投げると思います。
スプラッターとしても凡庸で、刺激を求める人にも中途半端な気が。
ただ都市伝説を扱っているものの中では割と面白い方だと思います。
演出も悪くない感じで、冒頭のスタンドの都市伝説シーンで興味を惹かれました。
スピード感溢れる感じのシーンが多かったのもよかった気がして、こういうの上手いのかもしれませんね。
そういえばこの監督はストライク・バックがありますね。

登場人物はブレンダが一番良かったと思います。
この人前半は平凡な感じの可愛い人なんですが…
サーシャの人はセクシー系でよくB級映画に出てますね。

ラストまでのあらすじ

実はリーズはディモンが失踪したのではないかと考え、警備を強化していたのですが、ウェクスラーの執務室を見回っている際に血溜りに足を取られて転んでいました。
その頃、バカ騒ぎをしていたパーカーは殺人鬼から「お前は今夜くたばる」と電話をもらい、「脅迫電話が自分の家の二階から架かってきたってやつか!」と茶化していたのですが、相手は「違う。レンジで犬を乾かした老婆の都市伝説だ」と返答しました。
パーカーはキッチンに走り、犬がレンジでチンされていたのを確認したのでトイレでゲーゲー吐きました。
そこに殺人鬼が現れて彼をKOして便器に縛り付け、大量の洗剤を無理やり飲ませて殺害してしまいました。

リーズは警察に通報したのですが、タイミング悪いことに今夜は嵐が迫っており、殆どの警察官が外に出ているので向かうのが難しいと返答されました。
仕方なくリーズは私が殺人鬼を捕まえると息まいていました。
その頃、殺人鬼はサーシャのラジオブースに侵入してミキサー係を殺害した挙句に斧を振り回して暴れ、サーシャは悲鳴を上げて逃げだしていました。
ラジオを聞いていたナタリーはサーシャの悲鳴を聞いて助けに向かうべきだと主張したのですが、他の皆は「やらせだろう」と相手にせず、仕方なく一人でラジオ局に駆け付けました。

サーシャは頑張って殺人鬼から逃げ回っていたのですが、ナタリーが到着して窓を見上げた時には殺人鬼に斧で斬殺されており、ナタリーはその一部始終を見せつけられました。
殺人鬼は窓の下のナタリーに手を振っており、ナタリーは「あわわ」ととんずらしてポールとブレンダと合流しました。
三人は車で逃げ出し、道中でマクダネルのスタンドに立ち寄り、ポールが通宝しに走りました。
すると携帯の着信音がどこからともなく聞こえてきたのでナタリーとブレンダが音の出元であるトランクを開けるとそこにはウェクスラーの死体がありました。

ということでナタリー達はダッシュでその場を逃げ出して大学に向かったのですが、林を抜けている最中にブレンダとははぐれてしまいました。
ナタリーは道路に飛び出し、偶然通りかかった用務員の車に飛び乗りました。
しかし用務員は犯人が着ていたコートを持っているなど怪しさ満点で、ナタリーは車から飛び降りようとしたのですが、助手席のドアは壊れていて中からは開きませんでした。
用務員は対向車線に無灯火の車を発見したのでハイビームで知らせたのですが、その車は直ぐにUターンしてハイビームを点灯しながら追いかけてきました。
ナタリーはその車の運転手が殺人鬼だと悟り用務員に逃げるよう指示したのですが、殺人鬼は猛烈な勢いでタックルをかまし、用務員の車は路肩に弾き飛ばされてしまいました。

ナタリーは気を失っている用務員を後目に車から降りて逃げ出し、大学に着くや緊急電話でリーズに呼び掛けたのですが、応答ありませんでした。
その時、スタンレー寮からブレンダの助けを求める声が響いたので、ナタリーはすぐさま寮に飛び込みました。
そしてアダムスとディモンの遺体を発見して悲鳴を上げていたのですが、突然背後から現れたブレンダにKOされてしまいました。
その後、意識を取り戻したナタリーにブレンダは「私はお前らが悪戯で殺害した男の婚約者だった」と告白し、拘束したナタリーから腎臓を摘出してやる!と手術道具を手に迫るのでした。
そしてブレンダはメスを出鱈目にナタリーの腹に当て、切り裂き始めたのですが、そこにリーズが銃を手に飛び込んできました。

リーズはナタリーの手の拘束を解いたものの隙を見て襲い掛かってきたブレンダに斬り付けられて拳銃を落とします。
揉み合いの末ブレンダが拳銃を拾ってリーズの腹を撃ち、ナタリーに銃口を向けたのですが、そこにポールが駆け付けました。
ポールはブレンダの味方になった振りをして拳銃を奪おうとしたのですが、ブレンダに見抜かれ、ナタリーは撃たれそうになります。
その時、瀕死のリーズがブレンダの肩に発砲し、ナタリーはブレンダが落とした銃を拾い上げてブレンダを撃ちました。
ブレンダは窓から落下し、ポールとナタリーは車で警察と救急を呼びに走りました。

しかし後部座席には斧を持ったブレンダが乗り込んでおり、狂気の表情でナタリーに斧を振るいます。
ポールは急ブレーキをかけてブレンダを車外に放り出し、勢い余った彼女はそのまま橋の下に落下しました。

その後、この事件は都市伝説として扱われており、ブレンダは増水した川に流されて生死不明とされていました。
暖炉の周りで大学生が集まってその話をしていたのですが、聞き手にはブレンダが混じっており、その話は事実と違う!とダメ出しし、真相を語り始めました。

エンドロールで終了です。

ブレンダ生きてたみたいです。イカレた感じになってます。

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